獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

パーキングランプ

2006年04月02日 | レガシィ2.0i(5MT)

   
 レガシィには、ステアリングコラム上に「パーキングランプ」のスイッチが付いている。この「パーキングランプ」というものだが、今やご存じない方も多いと思われるので、簡単に解説しよう。このスイッチをONにすると、スモールランプとテールランプが点灯するが、ナンバー灯・インパネの照明は点灯しないという仕掛けになっているのだ。20年くらい前の国産車にも大抵装着されていたモノで、私がかつて乗っていた「初代ホンダ・シティ」にも付いていた。で、外観上、パーキングランプ点灯は、ナンバー灯の点灯の有無を除けば、「スモールランプON」の状態とほとんど同じである。私は、コレをどういうシチュエーションで使えばいいのか理解できず、シティに乗っていた頃、このスイッチを一度も使ったことはなかった。また、いまやハザードの使用が一般的になってきたこともあり、パーキングランプは既に絶滅したモノと私は思っていた。
   
 ところが、何故かスバル車には未だに「パーキングランプ」が装着されている。私は、このことが非常に不思議だったのだが、最近あるブログを見つけて、ポン!と膝を打った。
 つまり、こういうことだったのだ。現在ほとんどの国産車に標準装備されている「ライト消し忘れ警告ブザー」がレガシィには装着されていない。これは、スバル車の場合、イグニッションキーが「ON」の位置に無い限り、ハザードを除くヘッドランプ等の灯火類は一切点灯しない仕掛けになっているので、「ヘッドライトの消し忘れ」は事実上有り得ないからなのだ。
 そこで、「スバル車はキーOFFでハザードランプ以外のライト関係の電源が全て落ちてしまうため、安全上・法規上の問題を考慮して、イグニッションキーがOFFの位置でも点灯するパーキングランプが装着されている」というのが正解であるようだ。
 こういう点にコストを惜しまない姿勢に、スバルの良心を感じるスバリストも、私を含め、きっと多いハズだ。
   
   
 で、ドイツ車には、今もパーキングランプが装備されているようである。ドイツにおいては、パーキングランプの使用が今も一般的なのかもしれないですネ。

コメント (2)
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