ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

脳卒中(脳出血、脳梗塞)、心筋梗塞、コレステロール:リアル臨床研究会(臨床実践塾)  連載(14)

2015-12-10 08:42:17 | 診断即治療と虹彩学

2015年11月17日の検査結果



2015年12月03日の検査結果


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12月15日に治療院を上本町駅の近くに移転します。
移転先の住所、電話番号は以下の通りです。
〒542-0062 大阪市中央区上本町西5-2-8 ハイツ上町台201
電話 06-6765-7622


肝機能・コレステロール・動脈硬化・脳血管障害について

見えにくいと思いますが、上の写真が2015年11月17日の検査結果で、したの写真が2015年12月03日の検査結果です。
注意して欲しいのは、以下の数値です

11月17日
総コレステロール  675
LDL-Cho      560
LDL計算値      594

12月03日
総コレステロール  468
LDL-Cho      376
LDL計算値     377

薬も使っていたのですが、この方は10年以上コレステロール値が高く、ご本人も「今まで薬を飲んでもわかるように、薬でこれだけ下がるとは考えられない」とメールを送ってきました。

では、何がコレステロール値を下げたのでしょうか。

実は、11月22日(日)に、特別な鍼をしたのです。
それは、肝・腎の機能をアップする鍼です。
その鍼をしている間、ご本人は、肝臓の辺りを触りながら、「ここら辺がいつも重たかったのに、鍼をしている間にかる~くなってきたのです。あんな感じは始めてでした」と話していました。

コレステロールは殆どが肝臓で作られます。
というより肝機能低下でコレステロールが高くなると考えたほうがいいようです。
食事から摂るコレステロールは全体の20%程度を言われます。

ですから、肝機能がアップされたら、コレステロール値が下がってくるのです。
それは、肝機能を整える漢方薬を使っても同じようなことが起ります。
ただし、上のような数値のように下がることはありません。

コレステロール値が高いというのは、血液中にどれだけコレステロールが含まれているかということです。
肝機能が悪ければコレステロールの調節機能もうまく働かないわけで、肝機能を改善することができれば、数値を下げることができるわけです。

コレステロール値は、禁酒をしてもすぐに下がるものではないので、肝機能を正常に戻すのにも大変な時間がかかることになります。
コレステロール値を下げるには、病院で通り一遍で言われるように、肝臓に負担のかからない食生活が要求されるわけです。

コレステロール値を下げるための食生活は、ほとんどの方が知っていると思いますので、ここでは省略しますが、シジミやアサリなどに豊富に含まれるタウリンは、肝臓の働きを助けますので、好んで食べるようにするといいと思います。

一方、脳卒中や心筋梗塞の原因として言われるのが、動脈硬化で、動脈硬化は高コレステロール値も大きな原因と言われています。
そこで、考えたのが、今回この方に施した特殊鍼ですが、この特殊鍼は肝・腎を整えることができるので、大きな期待がかけられています。

たとえば、慢性的な腰痛、肩こりに始まり、消化器系疾患、循環器系疾患、皮膚疾患、生殖器疾患、それらから来る二次的疾患。
数え上げれば切がありません。
ただ、東洋医学を勉強された方ならわかると思いますが、多くの疾患は、集約すれば肝・腎に絞られるので、肝・腎を整えることがいかに大事かということはわかると思います。

1回の治療に3~4時間かかる治療ですので、なかなか手が出せなかったのですが、新しい治療院に移転したら、月~木の間にそのような治療もするつもりです。

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