ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

虹彩の研究(中国の書籍)・・・(13)

2006-12-13 11:10:22 | 診断即治療と虹彩学
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虹彩学の研究をするのは、潜伏している病因を見つけて治療に生かすのが目的ですが、虹彩を分析していると、その人の体質までわかるようになり、その体質が本人の食生活と関係していることがわかる。




これは中国の書籍で、明代の医学者・王肯堂(1539~1613)という方が著した≪証治准縄≫という著書の復刻版です。
B5版で2050ページもあり、物差しで厚さを測ると(笑)9センチほどもある。



この本には、550年ほど前に、王肯堂が書き記した「目」の分析原理や診断のことが書かれている。

概要は、【瞳は黒いので陰、白眼は赤脈なので陽、故に陰陽合い連なり精は明なり。これ即ち目が具える陰陽なり。また曰く、五臓六腑の精気、皆上から注がれるのはこの目の精也。(中略)目の形は丸く、瞳の中と前に神があり、まるで日月の東南と、晩の西北の麗しきごとしなり、内には大絡が六つあり、心、肺、脾、肝、腎といい、命門はその一つを主る。(中略)皆脳に吊るされていて、下は臓腑に連なり、血気往来が滞りなく目から生じてくる。故に普通の病が起きるのを、形や色の絲絡にはっきりと現れるし、どの臓腑が病になっているかを観ることができる】というようなことが書かれています。

中国の眼科は、宋(紀元前1100年ごろ-紀元前286年)以後「目の五輪八廓」に分けられているので、この≪証治准縄≫でも五輪八廓で解説が進められるのですが、この本では38ページにも亘り、49の目の病気について細かく説明されている。

ただ、漢方用語が多いので、漢方用語辞典を傍らに置かないと読めないのが難点です。(>△<∥)

この本のほかにも、眼に関する書物は≪眼針≫≪中医望眼弁証≫≪中華眼針≫といろいろあるのですが、基本となっているのは、≪黄帝内経≫と≪証治准縄≫のようです。

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2 コメント

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はじめまして。 (ムラポン)
2007-04-20 11:30:27
はじめまして。
突然のコメント失礼します。
中年といわれる年代に差し掛かり、最近めっきり性欲がなくなってしまいました。
そこで、性に関することを色々と調べ始め、同じような悩みをもつ方達と情報交換を出来ればと思い、ブログを始めました。
よろしければぜひ見に来てください。
沢山の仲間と出会って、これからの人生を楽しく生きていけたらと思っています。
返信する
ムラボンさんへ (hallick)
2007-04-20 23:18:14
コメントありがとうございます。
先ほど、貴ブログを拝見させて頂きました。
ありがとうございました。

いろいろ調べて記事を書いているようで、頭が下がります。

今後ともよろしくお願い致します。
返信する

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