38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

3月、野菜セットは休みます。

2012年03月01日 | 農と暮らしの日記
トンネルのほうれん草は遅々とした生育。
一方でいつもどおり草は着々と生育。トンネルの中は草の管理が遅れがちになるから、このほうれん草や春どり大根などは一度ちょっと早いくらいの時機にかきまぜてやらないと。ただ、しばらくは傘マーク続き。トンネルを開けるのは、できればぽかぽか暖かい日にしたい。



木曜、曇り。夕方に小雨。
本来は宅配便のみの野菜セット出荷日。

だけれど。本日は出荷なし。
きわめて異例なことながら、今日からひと月、3月いっぱいは野菜セットを休ませていただくことになった。品不足のため。

セットのお客さんたちには先月からこんな手紙もお配りし、お詫びとお願いをしてきた。いわゆる「産消提携」の野菜セットは内容をお任せ頂く代わりに、休みなく安定した価格で提供するという仕組み。「農業では食えない」と言われるなか、うちのような新規参入の小規模な経営が成立しうるのはこうした後ろ盾があってこそだから、そこで「セットお休み」というのは本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

午前:温室の管理のあと、雛人形を出す
3月3日はもうあさってだけれど、うちでは一応、旧暦で「も」お祝いすることになっているので(今年は3/24だったかな)、のんびりと。それからしばらくは机しごと。

午後:温室内で大豆の選別。
最後まで残っていたのが地豆の茶豆(よごれ豆)で、脱穀で落としきれなかった枯れた莢や茎、土の小さな塊などを取り除いて段ボール箱に収納。これは後日、商品用のA品、自家消費用のB品、それ以外の屑豆とに分ける予定。雨の日の援農ででも。

夕方、バレーボールの真を送りがてら畑へ。
トンネルの上部に雨水がたまってへしゃげているところがあったので、排水して支柱を起こし直す。風が吹いて支柱が歪んだところに雨が降ったのだろうか。完全に壊れてしまう前に見つけてよかった。出荷がなくても、やはり畑の見回りは必要だ。



真たち小学校は遠足。
心配された天気は、昨晩てるてる坊主も作ったお陰かうまく雨雲の谷間となり、真たちは八堂山の市民の森へ。西条市歴史考古館では弥生人の火起こし体験もしてきたようだ。元気に帰ってきて、おやつの残りの「ベビースターラーメン・チキン玉入り」をちょっともらった。久しぶりに、すごい味だ。
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