38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

雨上がりの、五日市。

2008年05月05日 | 農と暮らしの日記
春のレタス畑の現在。
数日おきにでも、何度でも載せたくなるのは、生育がそれだけ著しいから。手前はロメインレタス(コスレタス)。これも数日前には「やっとそれらしい姿になり始めてきたなぁ」とのんびり眺めていたのが、もう今朝は「まずい、まずい、野菜セットは他のレタス類でいっぱいだし、どこに売ろうか……」と困り顔になってしまうほどの仕上がりぶり。



予報通り雨が降り始めた月曜の朝。子どもの日。
朝:5時すぎから収穫、ごはん。
午前:雨はあがり、8時すぎ出発、毎月恒例の商店街・五日市へ。
昼:正午すぎに撤収、市街で買い物をしてから帰宅、ごはん。
午後:明日出荷ぶんの絹さや、スナックエンドウの収穫。
夕方:松山にいる兄一家が畑の見学、援農のあと、市街の実家に集合。
夜:帰省中の妹と甥も含め、5人の「従姉妹兄弟」たち5月5日の祝宴。



五日市は終わってみればまずまずの人出だった。
本来なら祝日に重なる5月の五日市は「大盛況」のはずだが(昨年は「ゆうき生協」の協力を得て野菜以外もたくさん並べました)、今日は朝から雨が降ったが、開店頃にはあがったものの天気は不安定。結局はプラスマイナスで、祝日でもなし、雨の心配もなし、というふだんの平日並みの人出だったように思う。

ただ、帰省中または休暇中らしき子ども連れの若い家族の姿はいつもより多め。
この辺りの層にアピールしたい藤田家族ではあるが、いつものことながら、全体としてどうもこの層には「のれんに腕押し」の感が強い。子どもも小さく、食に対する意識は高いのではと思われるが、それだけでうちの野菜に関心を持ってくださるというわけではない。



月曜だが、五日市出店のため野菜セットは昨日出荷済み。
最近のスーパー地産地消コーナーは、小松菜、サンチュ、リーフレタス、玉レタス、絹さや、スナックエンドウ。



唐突ながら、「西条弁」でこんな使い方があるような……。
ふと思い出したというか、わりとお年を召した方がこんなふうな言葉遣いをしているように思ったので。「言わんだろー」という声が多かったら僕の勘違いです。次のような感じ。

「はや」(副詞)の使い方。
わかりやすいのは、「はや食べたん?」「はや出来たん!」。標準語の「もう」で、西条でも「もう食べたん?」と使うことは多い。その「はや」を、たとえばこんなふうに言っている人がいる気がしたので(具体的な地名で書いてみるので土地勘がないとピンと来ないかもしれませんが、ニュアンスは伝わるかも…)。

(例1:家が加茂町の人=うちの実家ですが)
「サニーマートだったら歩いて行こか思うけど、駅じゃいうたら“はや”ちょっとたいそなねぇ」。
「ほうじゃねぇ。大屋やかいへは、もうなんぼにもよう歩かん」
「ほりゃ無理じゃ、あなんとこまで歩きよったら、ことじゃ」

(例2:小学生の子どものことで親同士の会話)
「うちの子ら、なぁんも自分でようせんけん、困ったもんじゃ」
「そななん、どこも一緒よ。うちも、風呂の掃除しとけいうたて、シャワーでちょっと流しとくくらいするけどの、スポンジで中ささっと洗うとけいうたら、“はや”ようせんいうて、どっか遊びにいきよるがね」

……使いません? 思い違いかな。どうだろ。
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1 コメント

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草抜き (あに)
2008-05-07 22:57:46
ほんのつかの間の農作業。

結構気持ちよかったです。

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