38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

里芋中耕、田んぼに水。

2009年06月11日 | 農と暮らしの日記
里芋の畑、今日、植えてから二度目の中耕をした。
一度目は約ひと月前でこんな感じ、その後ほとんど雨がなかったわけだが、水で育てるといわれる里芋も初期成育の段階は乾燥に強いのかもしれない。

今日の中耕の手順は次のとおり。
保温・保湿・抑草のために畝の上に敷いてあった稲藁を、いったん畝間や隣の畝にどけて畝の上の大きな草を手でとり、管理機のロータリを逆転・高速にして中耕と土寄せ。そのうえで稲藁を再び畝の上に戻して完了。ここまでのところ、草はうまく抑えることができていて、除草にはさほどの手間をとられていない。

次回は梅雨の間か、あるいは梅雨明けの頃。
追肥をしたうえでさらに中耕・土寄せして大きな畝にする。そのときも稲藁をいったんどけて作業し、再び戻す予定。手間がかかるが、保湿・抑草には効果があると思う。収穫まで稲藁はかけたままで、冬越しさせる畝では保温・霜よけにもなる。



雨あがりの木曜、朝から晴れ。強風。
朝:5時半から作業場の片付け。いつも通り7時前から家族4人で朝ごはん。
午前:収穫と畑の見回り。強風であちこちの寒冷紗が飛びかけているので固定強化。発芽が揃ったオクラに、ここにもネキリムシ発見。たっぷり降った雨で遅播きの葱苗が発芽を始めた。戻って野菜セット荷作り、宅配便のみ。
午後:冒頭の里芋の中耕・除草。薫は同時並行で先口の葱苗の除草など。

里芋の中耕・除草と並行して、稲作の田んぼに水入れ開始。
上の写真、左手が稲作用の田んぼ。先日、波板を入れたところです。隣の田んぼの方の話では、やはり地下水位が低く、ポンプアップは不安定らしい。すぐにポコポコと空気が入る。しかし、これまでの少雨で田んぼが乾いているので急に水を入れてもなかなか田んぼが浸からない、早めに水を入れ始めたほうがいいよとの助言を受け、ではでは早速と、蛇口を控えめに開けて、少しずつ水を入れ始める。

里芋のところをやりながら、水の出具合を見て、蛇口を緩めたり締めたり。
緩めても通常の何分の一かの水量だから、やはりなかなか水が広がっていかない。明日もまたどんどん水を入れ、折りを見てトラクタを持ってきて荒掻きを始める予定。



畑の作業は18時あがり。
戻って着替え、丹原(たんばら)へ。19時から青年農業者の会の役員会。6~8月の行事の計画などを話し合い、21時前に終了。終わったあと、田んぼを深水管理するための簡易な畦の作り方について、水稲を専門的にやっている会員たちに教えてもらう。お隣の田んぼと接している側は先日こんなふうに波板を入れたが、反対側、里芋の田んぼとの間を仕切る畦畔は泥で畦を高く盛り上げる方法にしようと思う。そのポイントをいろいろ聞いた、ありがたし……。入っててよかった青年農業者。焼き肉食べられるだけではない。

戻って22時。ひとりで晩ごはん。
外は貨物列車の音である。明日も晴天、しかも高温になる予報。



<本日の野菜セット>例
人参、小玉葱、新じゃが1~2種類、キャベツ、ズッキーニ、島にんにく、枝豆、などから。
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