38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

霜の朝、凍る畑。

2008年01月06日 | 農と暮らしの日記
成育中のほうれん草が凍った朝。
思いがけず強い霜が降り、そしてこの畑は東側がすぐに民家でコンクリートのブロック塀があるので、陽の射すのが遅い。隣にある小松菜もパリパリで収穫できず……。

冬の朝はこんなのも珍しくないのが、本来は?普通。
だから、午前中に出荷しなければならないものは前日のうちに収穫して夜なべでこさえる……というのが冬の段取りだったのだけれど、今年はとくに暖かくて、朝の収穫でもたいがい大丈夫だった。が、この写真は朝8時半頃に撮ったものだが、結局9時を過ぎても葉がパリパリのままで、日がもっと早くから当たる別の畑で、今日の小松菜はとった。



日曜日の朝。
今日もまだひとりで、とりあえず7時過ぎに市街に出荷に出て、戻って上記の収穫に行ったけれど葉ものが凍っていてしばらく収穫できず、しょうがないので解けてくるまで茄子の畝を片付ける。アブラムシ除けに張っていたキラキラしたテープを巻き取り、支柱も抜いて茄子の樹だけにしたところで、そろそろもう収穫しなければ間にあわないので、日が当たって解けてきた野菜から順にささっと収穫して戻る。

午前中に野菜セットを仕上げ。
今日はとりに来てくださる方だけなので、これで終了、家のまわりを少し片付け、昼ごはんは、蕪のまびき菜と大根のおかゆにした。きのう圧力鍋で炊いたごはんがお茶碗1杯ぶんあるかないかくらい鍋の底にくっつくように残っていて、それを「こそげとる」のは面倒だし、くっついたままとれなくて結構無駄になってしまいそうなので、ごはんがくっついた圧力鍋にそのまま水を入れ、出汁としていりこも放り込み、そこに“台所在庫”の蕪まびき菜と大根を適当に切って入れ、火をつける。

あつあつのおかゆを丼に入れ、葱をちらす。
これを「特製味噌だれ」(適当に混ぜたので中身は忘れた)で食べる。うまい! しかし、「茶碗1杯ぶんあるかないか」だったはずのごはんが、おかゆにするとなんでこんなに大量になるのか……。丼3杯しっかり食べて、やっと片づいた。ついでに圧力鍋も労せずきれいに片づいた。主不の知恵だね。明日は七草だけど、“二草”で済んだし。



午後、明朝出荷ぶんの収穫。
こさえて洗うところまでやって、市街の実家へ。薫、渚、真も大阪からバスで戻り、そこで合流する。正月が大阪だったので、いちおう西条でも簡単に新年会をやるわけだ。で、ここでも食い倒れ……。
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