のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

お見合い会社3

2021-08-21 02:38:48 | 社会人として
「お見合い」が決まると、待ち合わせ場所付近までは私が連れていきます。
お見合いの作法は、お見合い会社の方から男女ともしっかりレクチャーされますので、
「個人情報をしつこく聞かれて困る」とか「支払いをどっちがするかでもめる」とかという面倒は基本ありません。
一人だけライン交換をしようとしたチャラいお金持ち系の方がいたそうですが、のんびり娘、ちゃんと断ったそうです。

お相手の方と会っている間、鬼母はお茶などしながら彼女から「終わった」の連絡が入るのを待っていました。
ちゃんと話せるのかな。どういう話をしてるのかな。等、色々気を回しましたけれど、意外とさばさば帰ってきました。
そして、思った以上に判断もしっかりしていました。
お見合いが終わった時点で「また会いたい」「もう会わない」と気持ちがちゃんと決まっているんですね。
事前に、「どんなにイケメンでどんなにいい人でどんなに話があっても、匂いがダメとかもあるからね」と、選択理由はすっごく個人的なものでいいという話をしてあったんですが、のんびり娘にとっては「話しやすいかどうか」というのが一番のポイントになっていたようです。
話すテンポが合う人は「もう少し会ってみたい」方に分類され、「自分のことばかりどんどん話す」人は「頭のいい人だと思うけど、私には合わないと思う」と「おしまい」を選択していました。
そのことを、お見合い会社に電話して担当者に伝えるというのも、コミュニケーションのいい練習になったと思います。

そうそう、「お見合い」に関しては、基本断らない方向でした。会ってみないとわからないからという本人の考えと、とにかく練習になるからという鬼母の思惑が一致していたからです。
お見合い会社がきちんとコントロールしているという安心感があったからできたことかもしれません。

結局6、7人とお見合いをして、半分位の方と「お試しデート」の段階に入るのですが、
この段階から、お見合い会社のライン的なツールを使って、直接連絡という形になります。
一方で、お見合い会社の人からも感想とか進行具合を聴いてきますので、それらに答えなければなりません。
最初は「なんて書いていいかわかんない」と、こうしたやり取りも面倒がる様子があったんですけど
徐々に慣れたようでした。どうにも「書きにくい」という時は、鬼母代筆でやり過ごしました。
鬼母はPCで、本人はスマホで主に情報確認をしています。


第2段階である「お試しデート」をしてみると、色々見えるものもありますわね。
待ち合わせ場所を、きっちり二人の中間地点に指定してくる人。次にどうするかの案をのんびり娘に聞いてばかり来る人。
基本的に、お見合いでOKを出した方は、あっている間も割合気楽いお話しできたようで「会っているのは嫌じゃない」という感想が多かったです。でも、「一緒にいる時はいいんだけど、帰ってくるとすぐ『次はいつにしましょう』って聞かれるのが嫌。」と、のんびり娘。
いや、お見合い会社に払うお金のことを考えたら、ダラダラしたくないのは当り前よ
と教えるんだけど、何せ「のんびり」ですからね、急かされる感じがダメだったみたいです。
若い人でしたので、たぶん、お見合い会社のマニュアル通りにやろうと頑張っていたんでしょう。

年齢が15歳位離れた年上の男性は、もともと結婚する気がなかったけど、周囲が家族を持ち始めて、それもいいかなって思い始めたタイプだったそう。だから、「お互い自由にしていればいいよね」という感じで、それもいいなって思ったという話もしていたなぁ。


デートの予定を入れなきゃいけないのを面倒がってはいたのですが、この間、彼女のストレスはかなり軽減できていたのではないかと思います。
彼女の望む「イケメン」にはなかなか当たらないけれど、彼女に会いたいと言ってくれる人がいて、出かける時には鬼母がせっせときれいにして出すわけですから、少しは自己肯定感の醸成に役立ったのではないかと思います。

鬼母的には、「ストレスフルな状況を打開したい」「男の人と一対一で話したり出かけたりする練習をしてほしい」の二つの目的がかなっているわけですので、こちらの精神もだいぶ安定しました。あとは、運よく先に進めるお相手さんが見つかれば万々歳。でもまぁ、そんなに欲をかいてもいけないかもと、そんな気分でいましたところ、今のお相手さんを引き当てたんですね。








最新の画像もっと見る

コメントを投稿