のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

教育委員会って・・・。

2010-11-29 15:31:58 | 母の作戦、考え
表題の機関に関して、言いたいことを色々抱えている方は、
このブログをのぞきにきてくださる方の中に、結構いらっしゃるのではないかと思う。


今回書きたくてたまらなくて、でも逡巡していたのは
妹ちゃんが現在通っている学校のエリアの教育委員会について。
今でも、ちょっと逡巡するので、この記事は公開にするかどうか後でまた悩んでみます。


先日、妹ちゃんの個人面談で学校に行った折、他のお母さんたちから聞いた話。

越境でその学校に通っている妹ちゃんが、「足切り」の憂き目を見なければ、
皆と一緒に入学するはずの中学校で、社会的に大きなニュースになるようなことを起こした
3年生がいた。
その余波はかなり大きく、同級生の進学状況(推薦入学など)にも影響が出ているのだとか。
たまたま、そのお子さんは、他の地区からの「越境」だったため、
すでにかなり厳しくなっている「越境入学者」の中学入学が、更に厳しい状況になるのでは
にかという。

これだけを聞いたら、ある意味「当たり前」だ思われるでしょ。

でもね、この話、ちょっとおかしいのです。

事件を起こした3年生。
私の子供たちのように小学校入学時から越境で入学していて、
そのまま中学に同級生たちと進んだことは違う。
途中からの転入生なのです。

これが、おかしいのです。

のんびり娘の頃、中学が統合され、数が少なくなったことで、
それまで「来てもらわないと学校がなりたたない」と、積極的に区域外の子供を入れてきた(勧誘もしてました)その地区の教区委員会は、「優秀な子供しかいらない」と大きく舵をとり、
区域外(越境)の子供に関しては、成績や行動で「足切り」をするようになっています。
(発達障害系のお子さんに関しても「いらない」発言があったりしました)


小学校6年間を仲間として一緒に過ごしてきた仲間が、紙切れ一枚で切られてしまう現実は、
越境している側の親子にはもちろん、友達である区内の親子にとっても決して気持ちの良いものではありません。
学校側(先生たち)や小学校の地域の方々も、この現状をなんとかしたいと働きかけを続けて下さっていますが、教育委員会は「個々の事情を聞いていたらきりがありません」とにべもないそう。
誰が許可され、誰が許可されないかは、まさに教育委員会のさじ加減ひとつなのです。

そんな状況を知っている人間からすると、その教育委員会が、
「越境で転校生を受け入れる」
などということをおいそれとするわけがないと思えたのです。


で、情報通のお母さんに
「どうして、そんな形の転校ができたわけ?」
と聞いてみました。
するとね、
「その子は、もといた学校を問題起こして辞めさせられたらしいんだけど、
親が「長」のつくような仕事をしてるんだって。」

母親間の「井戸端情報」だから、「事実」ではないかもしれません。
ネットで調べたら、「親が国家公務員」という記事もありましたが、これも確かな情報かどうか
調べようもありません。
ですが、あの教育委員会(教育委員長)ならやりかねないって思いました。



「越境」ってどういうことかわかりにくい方のためにちょっと説明しますね。

地元の地区の学校に入るのが公立の場合普通ですが、何らかの事情があって
それぞれの教育委員会の許可が下りれば、別の地区の学校に通うことは可能です。

例えば、親の仕事先が別の地区にあり、帰宅後長時間子供が一人で過ごすことになり危険
などとの理由で、勤務先の地区の学校に越境することができる場合があります。

首都圏では、中心地は夜間人口が少なく子供も減っているため、
こうした越境入学者に来てもらいたい(来てくれないと実質学校行事が成り立たない)という事情もあり、
一方で、郊外は子供が多い割に予算が少なかったりするので出す許可も出やすいなどという事情もあり、
越境通学者は結構多いです。
妹ちゃんの通う小学校も半分以上が越境者です。
交通網の発達している都会ならではのことかもしれませんけど、
そんな状況があります。


大概は、上述のように
「親の勤務先がある」
という理由で越境をしますが、
越境人気校(昔からの名門とか、そういった理由で希望者が多い学校)では、
入学時に住民票を移して入学させるという手を使う方もいます。

区域外の子供は、あくまでも「区域」の子供を入れたうえで余っている枠を
埋めるように受け入れるわけですから、「親の職場」といった理由では、
入れない可能性もあるわけですね。
ですが、住民票を移してしまえば、その地域の住民なわけですから、必ず
入学できるわけです。

東京都の有名公立校の場合、その近くにそのためかい??って思えるような
マンションが売りに出されていたりすることもあります。
別に「邸宅」のあるようなお金持ちさんは、そういうマンションを買ったり
借りたりして住民票を移すようです。
そうでない方の中には、お友達や知り合いのおうちに居候させてもらっていることにして、
実際には居住していないのに、住民票だけとるという方法を使うこともあるようです。



今回問題を起こした生徒の場合ですが、
入学時に申請したのではなくて、途中「転校」で受け入れているということ。
住居は東京外であり、かなり距離もあるということ。
現在、その地区の教育委員会が「越境者」に対して非常に厳しい姿勢をとっていること。
(自分のところの小学校で6年間育てた子供に対しても、紙切れ一枚でスパッと切ってます)

などから、非常に不自然なものを感じます。

自分のところで6年間育ててきた子供たちに関しては
「個々の事情を聞いていたらきりがないですから。」
「申請は受け付けますが、許可できない場合の理由については一切聞かないと約束していただきます。」
というようなことを言っておいて、
この少年に関しては、「親の職業的地位」から「個々の事情」を組んで受け入れたのだとしたら、
その責めは教育委員会そのものにあるにもかかわらず、
「越境者」への風当たりを強くして、責めを他にそらそうとする非常に卑怯な姿勢だと思いますし、
そういった大人の気構えが、少年をゆがめている部分もあるように思います。



















休みですが・・・・・。

2010-11-29 15:18:59 | 母の作戦、考え
土曜に、勤務先の学校行事で出勤したので、今日は代休。
子供たちがいない日のお休みって、久しぶりで、とてもくつろげます。

ただ、のんびり娘の高校、後2週間と少しで中間テスト(二期制なので・・)です。

今テストされたら、どの教科も0から10点という状況なので、
これについては、鬼母は非常に焦っております。

昨日は「化学」の計算方法と、数学の二次不等式の解き方を徹底的に刷りこみました。
これらは、「パターン化」出来る学習だから良いのですが、
日本史だの生物だの英語だの、パターン化仕切れないものを刷りこんでいかなくてはいけません。

難解言語では、テストと同じ形式にしないと、何を問われているのかさえ分からなくなってしまうのんびり娘のために、今、日本史の問題集から予想テスト問題をPCでつくっています。

語群から、当てはまる言葉を選んで入れる方式の問題をたくさん出される先生なので、
その形式で、出そうな問題(歴史の柱になる部分)を作っていきますが、
なにせ、「指」と「肩」の状態がかなり悪いので、なかなかはかどりません。

でも、やっておかないときっと後悔しますからね。
もうひと踏ん張り。

と、自分にはっぱをかけるために、ここに書きに来ました。
子供たちの帰宅までに、もう少し進めておきます。

化学のお勉強中です。

2010-11-28 13:41:01 | 高校生のお勉強
アボガドロ定数とか、モルとか、そういうところに入ってます。
「えー!むつかしそー!!」
って思うでしょ。

でも、今結構気持ちよく進んでいます。
それは、小学校の終わりごろから繰り返し刷り込んできた「田の字」計算のおかげ。

基準になる、1モルは6、0×10の23乗
さえ叩き込めば、
単位を合わせた田の字の箱の中に放り込んで・・・
というマニュアル化で対応できます。


私の中では「化学」って、ちょっと数学と似ていて、
たくさん知識を詰め込まなくても、なんとか「楽」っていうイメージがあります。
でも、世の中的ではそうではなくて、
来年以降の選択科目で、「生物」か「化学」のどちらを選択するかでは、
私も本人も先生も多いに揺れました。

ふつーの女子高生なら「生物」ですよね。
でも、「生物」には「言葉」がいっぱい出てくるのです。
「消化」と、「消化器」と「消化管」と「消化器系」との違いを理解するのが
殆ど不可能に近いような娘だから、覚えても覚えてもきりがないの。

そこへいくと「化学」は、数字や記号で、問題もパターン化出来るものが多いのよ。

狙っている大学の過去問を見ても、のんびり娘には(ふつーの女子高生は違うと思うけど・・)
化学の方が、問題文を理解するのが簡単なようで、私は「化学」をとるべきではないかと思ったのですが、担当の先生との相性とか、授業での単位を落とすわけにはいかないという事情から、
「生物」になりました。
でも、もしかすると受験では使うかもしれないので
(2教科受験ですが、「国語」や「社会」など「日本語力」が大きく作用する科目は選べませんのよ)
家で引き続き見てかなきゃいけない科目かと思っています。


文化祭にいったわ。

2010-11-21 16:24:52 | 娘の事・謎
30代には想像もしなかったけど、毎日、肩や指の痛みを抱えて
「まぁ、年だから・・・」
って生活してます。
これが、腰や膝に来たら・・・
と思うので、毎日ヒアルロン酸だの、コンドロイチンだの
サプリメントのお世話になってます。


さて、そんな中、相変わらず鬼母が気合を入れるのが
のんびり娘の交友関係スキルアップ!

今日は、小学校時代のお友達と一緒に、別の高校の文化祭に行きました。

実は、部活の試合日だったんですけど、
私が顧問に電話かけて、「家の用事」ということで休ませてます。
そこまでする親はいないと思いますけど、
のんびり娘の交友関係を広げる数少ないチャンスは
絶対のがしたくないのです。

私服で行くというので、そのコーディネート。
伸ばしかけで収まりの悪い髪の毛のセット。
それから、友達とのメールでのやりとり等、
本当に、「手取り足取り」です。

自分でも笑っちゃう。

でも、彼女が世の中に出ていって、
一番大事なものって、結局「人と人とのつながり」
だと思うから。
そして、そういうことでさえ、機会がたくさん与えられないと
なかなか学んでいけない子だから。

今、手を出せるときにサポートする。
洋服の選び方だって、友達へのメールの打ち方だって、
こうして何度も繰り返して覚えていけばいい。

小学校の仲間たちは、とってもいい感じに「普通」なので、
その中で、遊び方を学んでくれればいい。

と、打っているうちに戻ってきました。
楽しかったって。

今、呼んでくれたお友達にお礼のメールを打ってます。
このお友達は男の子。ぶっきらぼうだけど、人望のある子なので、
将来の人脈にも期待してます(勝手に)。
一緒に行ったのは、ものすごぉく優しくて気配りのできる
女の子と、ちょっとおタッキーな男の子。
進学した高校はみんな違います。
タイプもすごく違います。
それでもね、1年から6年までを一緒に過ごした
仲間は気が楽だよね。


妹ちゃんの進学先

2010-11-18 17:14:05 | 母の作戦、考え
悩んでます。迷ってます。

「ふつー」に、小学校のお友達と、そのまま中学までいって欲しいだけなのに、
「区域外」ということで足切りの対象になってしまう妹ちゃん。

学校での行動が「品行方正、学業優秀」であるならば
「足切り」もされないのでしょうけど、
ご存知のように、逸話満載の妹ちゃんで・・・。

頭は悪くないんですけどね、授業態度や提出物の期限切れなどで
通知表はかなり悪い方だと思うんですよ。
地区の教育委員会の方針で、ハードルが上がれば
切られて少しもおかしくないのです。

「では、住居地区の学区の「ふつー」の中学に上がればいいではないか・・。」
ということになるのですが、
その中学は、かつてかなり荒れたことがあり、
今はそれ程のことはないのですけど、「後遺症」でしょうか、
学区域の小学校の対象児童のうち、半数は「受験」や「学校選択制」をつかって、
その学校以外のところにいってしまうんですね。
結果、ある意味「偏った」構成の学校になってしまっているわけで・・・
先生たちはそこはかとなく「体育会系」。
そのカラーが、妹ちゃんに合わないんだなぁ。

「学校選択制」は妹ちゃんも使えるのだけど、何せ「籤運」に恵まれない子なのに、
我が家から通学可能な学校は、いずれも人気校で抽選必至。
これも、どうなるかわからない。


妹ちゃんはさ、面白いやつで、今もどんどん本を読んでいて、そうして
いるのまにか「理解力」「読解力」をつけていて、
それは今後きっと彼女の武器になると思っているけど、
1年後の受験に役立つようにするには、成熟を待たずに
無理やり何かをしなきゃいけない。
それが、正直嫌なんだと思う・・私が。

でも、地元の学校で、彼女の「知識欲=面白がり」
が満たされるかというと、そうでもないなぁと、
中を知っている(子供たち、送り出してますので・・)だけにそう思う。


「知識欲」はあっても、「お勉強嫌い」の妹ちゃんを、
今更「私立受験」ルートに乗せるのも難しいし、
彼女の言語力を生かして、都立中高一貫校にチャレンジさせてみるのも
一つの手かもしれないとは思いつつ、
それもねぇ、倍率をみれば、かなり頑張らないと難しそうだし・・。
鬼母が全精力を注げればいいけれど、我が家で優先されるべきは、やはり
「のんびり娘自立への道をつける」なわけで、まぁどうなりますことやらですね。









肩が痛い・・。

2010-11-18 17:08:14 | 母の作戦、考え
コメントのお返事もせずにすみません。

50肩は治ったはずなのですが、このところ、学芸会の小道具準備などをお手伝いで
(何時間も続けて同じ作業をしてます)、またもや肩が怪しくなってしまいました。

右手人差し指第一関節の変形も、こうした作業のせいか更に悪化して、
痛みや曲がりがかなりひどくなってしまいました。

コメントしてくださる皆さんのところにはちょくちょくおじゃまして
記事を拝見しているのですが、打つのがしんどくてなかなか書けずにいます。
書きたいこと、伺いたいこといっぱいあるのですが・・・。


仲間外れといじめ

2010-11-08 23:14:47 | 母の作戦、考え
小学校6年生が亡くなったニュース。
「いじめがあった」「いじめはない」
で、揺れる学校側を見ながら思った。

直接的な危害を加えない「仲間外れ」を、
「いじめ」つまり「加害」と考えない先生って居るんじゃぁないかなって。

私がこの件に関連する情報の中で、初めに「あれっ」って思ったのは、
校外学習とか、運動会とかといったイベント時ではない、
普段の給食で「好きな子同士」が許されていること。
これは、日本の一般的な小学校ではあまり聞かなように思う。
それに、こうした「好きな子同士(亡くなった子は一人だった)」を
止めて班に戻すよう指導しても、翌日には元に戻ったという内容から、
この教室には「先生の指導」が行きとどかない
状況があったのではないかとも思った。

そして、こういう記事が出ている中で、

「いじめはなかった、本人の誤解があった(後日訂正)」という内容の
会見をした校長先生の言動に??を感じた。

ちょっと考えてみて欲しい。
例えば、職場であってもいい。
周りの人間が楽しそうにお喋りしながら食事をする中で
毎日毎日ぽつりと一人食べる自分を。
給食時がそうであるなら、休み時間も同じような状況があったと想像するのは難しくない。
毎日学校に行き、誰ともしゃべらずに帰ってくるとしたら、
それはどんな気持ちだろうか。

直接的な喧嘩だの罵倒だの、意地悪だのなら、
戦ったり言いつけたりすることもできるけれど、
「相手にされない」
ということは、戦いようがないという意味で、
より深刻なダメージを与えるということを、
子供たちの周囲にいる人にはわかっておいて欲しいと思う。

「別にいじめたんじゃなくて、好きな人同士で集まったら、そうなっただけ。」
クラスメイトはそういったかもしれない。
私自身はそこに誰かしらの意図を感じるけれど、
もしも、本当に他意のない行動であったとしても同じこと。
「私たちはあなたが嫌いです。」
「私たちはあなたを必要としません。」
「ここはあなたの居場所ではありません。」
と突きつけられること。
それだけではないな。
私の場合は自分の中のプライドが傷ついていくのを感じた。
ただ、「嫌いだ」とつきつけられるのではない。
それを衆人環視の中で見せつけるようにされてしまうことが辛い。
例えば、通りかかる先生に、他のクラスの子供たちに、
「あの子は嫌われてるんだ」
と、あからさまにされることが、人としてのプライドをより深く傷つけるのだ。


一人ぼっちで給食を食べていた女の子は、
毎日毎日教室の中でいいようのない疎外感を感じ、
自分自身を肯定するのが難しくなり、
そうしていつの間にか心は潰れていってしまったのではないか。

「自殺」ってね、そうかんたんにできることじゃないんだよ。
生物の本能として、心が普通の状態なら、そう簡単には死ねはしない。
でも心の健康が損なわれると、些細な出来事も大きく心をえぐるようになって、
踏みとどまれなくなってしまうんだと思うのね。

いじめを認めた校長は、「因果関係」があったかどうかを問題にするけど、
自殺の直接の動機が何であれ、自らを殺そうという誘惑を跳ね返せない心にしたのは
毎日一人で食べる給食だったと、私は思うよ。
それはね、私自身が子供時代に経験し、のんびり娘にも経験させてしまったことだから、痛いような気持ちで感じてしまうよ。


作文中

2010-11-08 22:24:59 | 娘の事・謎
立て続けに、書いているのにはわけがあります。
現在、のんびり娘は、先日の「校外学習」の感想文を書いているところです。
今はもう、「聞きだし」はしていません。
こうした「体験もの」の場合、彼女が自分でブツブツと話しだします。

書けない漢字があったり(でも、漢字で書くのだということは判断付きます)、
ぴったりくる言葉が出てこなかったり、文章がまとまらなくなったり・・
そうした時にすぐに聞いてくるので、そばを離れるわけにはいきません。
以前のように横にぴったり付く必要もありませんけどね。

彼女が喋ったことを、その場で記憶して整理の手助けはしなきゃいけないので、
仕事(家事)はできないんですけど、目と指は空いてますから、
こうしてパソコンは打てるんですね。

そうこうしているうちに、のんびり娘の作文は終わりました。
やっぱり時間はかかりますけど、内容は以前に比べて格段に
中身のあるものになってきました。
そして、書きながら、文を整えるための頭を使っているのもわかります。
「言葉を紡ぐ」
それがこれほど大変な子もいないでしょうが、
それでも着実に進化はしています。


この記事は、ほとんど「実況中継」状況で打っているのですが、
作文を終えたのんびり娘、いきなり電子ピアノを弾き始めました。
久しぶりに彼女のピアノ聞いたなぁ。

千と千尋のテーマ「いつも何度でも」やタイタニックのテーマ、
そして、ハリーポッター「ヘドウィッグのテーマ」といった曲を
静かな優しいタッチで弾いてます。

もう何年も「発表会」には出ていないけど、
家では全然練習せずに、1週間に1度、30分のレッスン時間に
ピアノに触るだけなのだけど、
それでも、こうしてピアノを楽しむ力はつくのだなぁと、
月々1万円の投資を惜しまず続けてきた自分をちょっと褒めてあげたくなります。
(けちなのよ、私。)


新聞読み。

2010-11-08 21:51:37 | 高校生のお勉強
のんびり娘の学校では、一週間に1回、新聞記事を利用した宿題が出ます。
社説とか、記事とかを使ったワークシートで、書いてあることを要約したり、
記事に関した質問に答えるようなっているものです。

ノーベル化学賞のこと。文化財の落書きのこと。はやぶさのこと。
そして今日は、科学技術関連予算削減のこと。
学校で強制されなければ、のんびり娘が読むことのなさそうな
こうした記事を、「宿題」だから声に出して読み、
「宿題」だから鬼母の解説を受けながら、
ワークシートを埋めていく。

いい宿題だなぁって思います。
「文字」「文章」に触れるといういみでも、「一般常識」を身につけていくという意味でも。

時間はかかるし、成績には直接関係ないのだけれど、
大事にしたい宿題だと思って取り組んでいます。
ついでに、妹ちゃんにも読ませて、「中学受験(するのか?できるのか??)」
の準備にもしようかと考えてます。

退塾

2010-11-07 23:11:55 | 母の作戦、考え
夏休みの体験から始めた、のんびり娘の塾通い。
結局止めることになりました。

懸念はしてたんですけどね、のんびり娘に教えられるだけの
力のある講師が、ふつーの塾に存在するのかどうか・・・。

最初は、家でやるとバトルのもとになる
「訳」を一緒に進めてもらうということでお願いしたのですけど、
のんびり娘任せ、或いは、訳を口頭で伝えてのんびり娘に書きとらせるだけ、
というやり方になっているのが見えて(ノート見ればわかりますわよ。
のんびり娘のボキャブラリーにない言葉とか、当て字とか、
推理のヒントはたくさんありますもの)、定期テスト前にも
そんなことやっているので、しびれを切らしてこちらで「模擬試験」
を作って持たせましたの。

そんなこんなで定期テストあとに止めさせようかと思って電話。
「テストをみると、単語のスペルで点数を落としているので、
本来宿題にするところなんですけど、塾にいる時間を使って
単語を入れましょう。」
となり・・・。
その単語に関しても、模擬テストプリントはこちらで持たせたのですが、
なかなか覚えてこないのですわ。
で、結局宿題になってる・・・。
家庭での学習の一部を肩代わりさせる目的で塾に入れたのに
宿題が増えるんじゃぁしょうがないわ。


「訳」にしても、「単語」にしても、
のんびり娘に「訳すための手順」や「覚えるための方法」
を提示できないと(それも繰り返しね)、意味ないんですよね。
この塾(先生一人に生徒二人っていうスタイルなのですけど・・)では、
それは期待できないようです(アドバイスはしましたよん。教材も作ったしね)。

同じ時期、学校でとっている通年ゼミ(英語の基礎)の先生が、
非常にわかりやすく、テスト対策にもなるプリントを作って
のんびり娘に持たせてくれました。
生徒たちの状況を見て、より具体的に力の付く方向に
仕切り直しをしてくれたらしいです。

こういう「教え方」の違いは、「教わるプロ」であるのんびり娘にも
ちゃんと判るらしく、
「ゼミのプリントで勉強する方がいい。塾はあんま役に立たない気がする。」
と、いっぱしに判断つけてました。
鬼母もそう思いましたので、今月いっぱいで塾撤退です。


ところで、「覚えるための方法」なんですけど、
のんびり娘の場合(たぶん他の子でも同じかと思いますが)、
何十回と繰り返し書きとりをしても駄目なんですよね。
脳みそにちゃんとひっかけないと、ただの「作業」になってしまうの。
1度、書いたなら、後は毎回テスト形式で、
「これって、なんだっけ?」って、脳みそに意識させ、
答え合わせで、自分が間違えやすいポイントを掴んでいく。
これを、2度3度繰り返すことで、
「日本語と英語」「スペルのつながり」が脳に引っかかっていくんですね。

「効率的」という言葉が大好きな鬼母の娘なのに、
のんびり娘は「効率的」とは思えない「作業」がすき。
放っておくと、美しく何回も単語を書き並べていくのです。
今朝も、目を離しているすきに、そのやり方で
「単語勉強したよ」
と言って、小テスト対策を終えようとするので、
少々バトルにはなりましたけれど、強引にやり方を変えさせました。
「テストのようにやらなきゃ意味がない!」と。

結果を見ないうちに、私は仕事で出かける時間になってしまったのですが、
帰宅後、「ちゃんと覚えたよ」と、テスト形式で5問にチャレンジ。
見事全問正解してました。
気分を良くしたのんびり娘、残り5問のうちから、
自分が覚えられそうな2問程度に更にチャレンジ。
そう、「できる」が体験できると、「変更」も受け入れてくれるんですよね。

私としては、塾の先生に、こうした「覚え方のこつ」などを教えていただきたかった
のですけど、結局、バトルしながら家でやることになってしまいましたわ。