のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

インフルA型

2011-01-29 15:26:57 | 娘の事・謎
受験期間中とて、昨日は部活がなしになり早めに帰ってきたのんびり娘。
「気持ち悪いから迎えに来て。」
と、いつになくはっきり要望したので、面倒だけど駅まで車でお迎えしました。

数日前から、時々咳き込むのも気になっていたので、
出がけに体温計と保険証を持って・・。

お腹はすいているというので、途中のコンビニで
チキンなどを買い与え、飲食しながら(行儀悪いですね・・)、
車の中で計らせると38,8度!

元気そうなので、そこまで高いと思わなかったのですが、
結構高くて慌てて内科に行きました。

が・・・。
熱が出てから、まだ時間があまりたっていないので、インフル検査は出来ず、
でも、気になっていた胸の音は聞いてもらって、
特に雑音ないそうで、ちょこっと安心。

高熱が出てるのに、のどに赤みがないなど、
先生の見立てではインフルエンザの疑い濃厚ということで、
翌日(今日です)午前中にもう一度受診ということになりました。

が・・・・。
今日は、どうしても休めないお仕事(パート先生の方じゃないです)がある日。
普通の状態なら一人で来させてもいいけれど、
インフルなら熱も出るだろうしどうしよう・・・って思って、
結局、
朝、出がけに病院までママの車で送る。
受診は一人でして、帰りはタクシーを呼んで、乗って帰る。
ということにしました。
で、地図を描いたり(運転手さんに見せるためです)、
手紙を書いたり(こちらはお医者さんや看護婦さん用)、
しっかり準備をして朝をむかえました。

ところが、起きてきたのんびり娘
「自転車で行くからいい。」
ですって。
確かに、夜の間もあまり苦しそうじゃなかったし、
朝御飯も普通どおりペロッと食べてたし、
熱はあることはあるんですけど、結構元気なんですね。
「帰り、歩いてくるのやだ。タクシーもめんどくさい。」
というので、そうさせることにしました。

病院あての手紙には、

「年齢の割に、言葉の理解が少し弱い面があります。
図解や実演はしっかり理解し記憶しますので、
薬の使い方など、説明時にご配慮いただけると助かります。
また、思春期のインフルエンザ薬使用には
親の見守りが必要と聞いたことがあります。
その場合には、私が帰宅してから(3時ごろ戻ります)使わせますので、
そのようにお話しいただけますでしょうか。」

といった内容を書いておきました。

すると、
家庭で吸入するタイプの薬ではなく、
病院で吸入すればよいタイプのものを
「その方が楽でしょ」
と使っていただいたらしく、
家には、飲み薬と貼り薬(気管を広げて呼吸を楽にするテープ)だけを
持ち帰ってきていました。

今回、初めて利用したクリニックだったのですが、
わかりやすく説明していただけたらしく、
次は何時に薬を飲んだらいいか等、本人、
しっかり理解して説明してくれました。感謝です。




洋服のお買いもの

2011-01-25 07:44:33 | 娘の事・謎
妹ちゃんは、小学生だから、基本「私服」。
2,3年ごろから、自分の着る服にはそれなりのこだわりを持ってきた。
鬼母は、今時のおしゃれママではないから、
子供服には、あくまでもコストと丈夫さを要求するけど、
そいった条件の中でも、妹ちゃんは結構上手に自分の好みを主張する。

のんびり娘はと言えば、目の前にある服はなんだか何でもよく見えるようで、
「どこに着るのか。」「どんな物と組み合わせるのか」
といったプランが今一つ。

似合うといわれれば、
お土産物屋で売っていた菅笠まで、
「買いたい!」という。
(買いません。もったいないから。)
しばらく後になっても、
「私、あれ似合っていたから、買いたかったなぁ・・」
というのよ。(釣り吉三平にでもなる気か!!!!)

お友達とのお出かけなど、ここぞという時のコーディネートは、
妹ちゃんのアドバイスの元、鬼母が行う。
1度着た組み合わせは記憶するから、そのあと何度も自分で着るので、
お出かけ用ではあんまりおかしなことにはなりませんが、
どうかすると季節とずれるので、ここは注意してます。

自立に向けて、自分で洋服を選ぶ力も少しずつ伸ばしていきたいもの。
先日、近くのショッピングセンターに妹ちゃんのお買い物に行くついでに
のんびり娘のお洋服も見てきました。

鬼母の目は、「OFF」の値札を見逃しません。
特に「70%」だの「50%」だのは目に飛び込んできます。

そうしたコーナーから、のんびり娘によさそうなものを探しますが、
こういう時、結構頼りになるのが妹ちゃん。
素早く、「これは?」って探してくれます。

そして、試着。
これも体験ですからね・・。

店員さんに許可を得て、
フィッテングルームで着替えること。
似合うかに合わないか、自分で判断すること。
値段が、予算をオーバーしていないか考えること。

こうしたことを、これからも何度か経験させて、
そうして、自分のスタイルを見つけてもらえたらいいな。

ちなみに・・
のんびり娘、結構スタイルはいいのです。
顔が小さくて細身なので(胸はなさすぎですが・・)、
自分に合った洋服を選ぶことができさえすれば、
見た目合格点を出せるのです。
頭が小さいので、帽子の類もよく似合います。

ただ・・・
帽子の試着後、自分の髪形が乱れているのを気にしない・・。
洋服に関しては、着替えた後もだらしない恰好はしていなかったけれど、
頭や顔は、自分で見られない分、意識が行きにくいようです。
この辺り、彼女の「客観視の困難」とつながっているように思います。








姿勢

2011-01-24 16:58:18 | 娘の事・謎
のんびり娘が家にいるときの格好はひどいもんです。
癖っ毛で、朝は爆発しているのに、ブラシをいれないライオンヘアー。
部屋着だからと、組み合わせも何もあったもんじゃないテロテロのトレーナーとズボン。
その格好で、背中を丸めてすり足でゆっくり進む姿は・・・ゾンビかい!!

社会生活見た目が大事。
というか、私の娘ともあろうものがこの格好は情けない!!
って思う、自意識過剰気味の鬼母ですので、
もちろん何度も注意はします。
でも、これがなかなか直らないの。

でも、昨日、お出かけしようとして気がついた。
お出かけ用の服に着替え、髪を結んで、ブーツをはいて、
車に向かって歩いていく後ろ姿は、背筋も伸びてシャキッ!!。

いつの間にか、内と外の使い分けができるようになってたのね。

それにしてもなぁ…あのゾンビ姿は誰にも見せたくないわ。


漢検のお勉強記録2(妹ちゃん受験編)

2011-01-24 00:34:32 | 母の作戦、考え
2順目でさっそく120点台を出した妹ちゃん。
気分良くなって安心したのか、その次の日は夜遅くに初めて
途中眠気に勝てなくなりやり残し。
その翌日も、同じような状態を鬼母のスパルタで乗り切りましたが
思ったほど気持ちが乗ってきません。
成績的には40店から50点積み上げられているのですが、
本人に満足感が少ないようです。

そこで、彼女の解答用紙を改めてみてみました。

前半部分は、すでに70から80パーセント出来ていますが、
後半部分が殆ど埋まっていない。
こういう状況が続いていて、後半のモチベーションが上がらないようです。

こういうときはちょっと作戦を変えてみましょう。

躓きのもとになっている
「同訓異字」を、電子辞書で事前勉強する時間をとることにしました。
「同訓異字」に出てくる問題は、妹ちゃんの生活になじみのない言葉が多いらしく
『たぶんこんな形』というところまで、なかなか持ってこれないようです。
それを、辞書で見ていくことで、頭の中に刷りこんでしまおうという作戦です。

「同訓異字」は、実は出てくる漢字が少ないです。
使われている文字もそんなに難しくはありません。
頭に入れれば効率よく点がとれるでしょう。

今日の午後、1時間ほどねっ転がりながらやっていましたが、
それだけでもう大分自信をつけたようです。
明日も、少しやってもらって、それからまた過去問テストに
戻ります。

同訓異字ができるようになれば、その次の
誤字探しの勘も更に働くことになるでしょう。
送り仮名の問題は、最初からそこそこできますから、
残りは50点分にカウントされる「書き」の部分が課題となります。

でも、他の分野の勉強をすることで、この
「書き」も少しずつ埋められるようになってきています。
これを続けて、今回は140点をクリアさせ、
残りの「書き」は次回までに刷り込んで
2回目の受験で合格を目指す。

それが、いま私の描いている青写真です。

国語に自信?

2011-01-24 00:01:31 | 高校生のお勉強
国語苦手ののんびり娘。
でも、最近自分から問題集をやるようになっています。

使っているのは、学校が定期的にやる業者のテストのための問題集
(Vステップ)
これ、本当はテストの前に取り組んでおかなきゃいけないんですけど、
常に宿題や補習課題に追われるのんびり娘は、
こういった「成績に直結しない」ものをやっている暇がなくて
何回分かが丸々溜まっていたのです。

その問題集の中の国語の問題が、ちょうど見開き2ページぐらいの分量で、
難度としてちょうどよかったので、一度のんびり娘に勧めたら、
自分一人でそこそこ取り組めたのが嬉しかったんでしょうね。
休みの日などに、ちょこちょこやるようになりました。

鬼母は、来月5日に迫った、妹ちゃんの漢検のお勉強に付き合ってますから、
のんびり娘は一人で黙々と取り組んでいるのですけど、
同じコタツでやってますので、時々
「ママ、これどういう意味?」と質問が飛んできても、
ちょっと首をのばせば対応可能。
今のところの「ちょうどいい距離」です。

で、見てますと、やっぱり大分読み取れるようになってきてます。
入れても入れても笊のように抜けていた漢字も言葉も
ちょこちょこ埋まってきている感じです。

出来れば嬉しい。わかれば嬉しい。
一人で取り組めれば、それがまた自信になる。

全ての教科の中で、一番苦戦していた国語で自信がついてくれば
それはとっても嬉しいなって思います。


妹ちゃんの記録(受験編)

2011-01-18 22:30:57 | 母の作戦、考え
漢検2級を目指して勉強中の妹ちゃん。

この子は実にわかりやすくて、
自分ができないところは「なかったこと」に、
出来るところは「ほめて、ほめて!」という子。

やればできるのだけれど、「できる」ところまでは持っていかないと、
すぐに手を抜くのですわ。

それで、彼女が逃げられないように並走。

幸い、後先考えない妹ちゃんは、2級受験のことを自分で吹聴し、
クラスメイトに
「ぜーーったい無理!」
と、冷たい視線を向けられて、
(その時点で6級さえ持ってないんですもの当たり前ね)
引くに引けない状況を作ってました。
なので、少々の無理強いにも耐えられます。


私と脳の構造が似ているようなので、まず私が勉強してみて
効率よく覚えられる方法をさせていくことにします。


いくつかの種類に分かれる問題のうち、一番面倒だと思ったのは
「4字熟語」です。
3級辺りまでの4字熟語は、私も妹ちゃんも(書けるかどうかは別にして)
結構よく知ってます。
でも、2級の4字熟語はあまりなじみのないものが並んでいるのです。

4字熟語は妹ちゃんの好きな「意味」があるものなので、
難しいとはいえ喰いつくだろうと思いました。
人の知らない難しい言葉を知っているというのは、
自慢したがりの妹ちゃんにはもの凄く楽しいことですので、
たいした苦にはなりません。
そして、習得してしまえば、苦手にしている「書き」の部分の漢字
のいくつかは自然に覚えていることになります。
また、「熟語の構成」部分の知識として役立てることができます。
それに、数が限られているので手を出しやすいのです。

それでも、「漢字練習帳」に書き込む様なやり方だと
「勉強」らしすぎて、妹ちゃんには不向き。
そこで、「電子辞書」を活用しました。
いまどきの電子辞書、漢検の問題も出来るようになってるんです。
しかも、付属のペンで書き込めば辞書が読み取ってくれるという機能付き。

ゲームのように、テンポ良く勧めることができるので、これは良かったです。

ある程度4字熟語が入ったところで、次の難関、
「類義語」と「対義語」のお勉強です。
こちらはノートに1ページずつ、毎日書かせました。
知らない言葉がいっぱい出てきますから、とにかく「言葉」として知る必要があったんです。

類義語と対義語の勉強では、妹ちゃんの言語感覚の鋭さがあだになりそうな場面もありました。
「厳密にいえば、反対じゃないじゃん。」みたいな組み合わせが漢検には結構でてきます。
そうしたアバウトさを呑み込んでいくことも、繰り返しの学習の中で覚えてもらわなければなりません。
ノートに類義語と対義語をセットで書くことで、その辺りを徐々に掴んでもらいました。
この辺りの作業を、冬休み中にやっておりました。

冬休み明けからは、過去問を解き始めます。
最初のうちは正解できるところが少ないのでモチベーションが上がりません。
その間は私も隣で同じことをし、時々ヒントを出したり、妹ちゃんの
「この字どういう意味?」
という質問に答えたり、或いは一緒に調べたり。

「今は、頭の中に『たぶんこんなの』って浮かべることが大事だから、
書けなくたって、点数が悪くたって大丈夫。」
そう励まさないと、すぐに根気が切れちゃう妹ちゃんですが、
並走したことで、最初の大変な段階は超えました。

この段階で気がついたこと。
読みのスピードが速いです。思っていた以上に処理スピードが速いので
毎日のテストが苦になるほど長くならずに済みます。
部首、熟語の構成などは、知識ではなく感覚で解いているようですが
最初からかなりの正解率です。安定してます。


そして今日から2順目。

1回目に78点だった得点が123点まで上がり、すっかりいい気になっている妹ちゃんです。
この状態に持っていければ、彼女のプラス思考が勝手に動き出します。

「今日やったの、学校に持っていって復習するね。」

自分の得意なことはとことん自慢したいやつなのです。
そこに付け込んで、ここで一気に段階を進めていこうと思います。

大事なことは、毎日必ず取り組ませること。
2月6日の本番まで、気を抜かないでやっていけば、140点台は何とかなるのではないかと考えています。
140点まで行けば、次のテストで160ぎりぎり合格は手の届く範囲になります。
そこで駄目でも、3回目のチャンスには更に積み上げて何とかすることができるでしょう。
のんびり娘と違って、こと「言語」に関する限り、1度入ったものが出ていくということは
殆ど考えなくていい妹ちゃんなのです。


ちなみに、妹ちゃんの一歩先を歩いている鬼母は、今175から180くらいの点数で安定してきました。

親の権威もありますので、妹ちゃんの3,40点上を狙っているのですが、どこまで上げられるでしょうかね。楽しみです。

小学校英語

2011-01-18 07:48:42 | 母の作戦、考え
ちょうど今、テレビで英語に関する「中1ギャップというのをやっていました。
小学校では、英語が「遊び」のような形で入るのに対し、
中学校では単語を覚えなきゃいけない。そのことで小学校では
英語嫌いさんが7パーセント程度なのに対して、中学の終わりには40パーセントを超える
と紹介されてます。

でも・・・。
以前、説明会を見に行った中高一貫校でこんなことも聞きました。

「中1の最初の段階で、うちでは子供たちの実態に応じてクラス分けをします。
英語は中学で習うのに、なんでクラス分け?と思われるでしょうが、
この時のクラス分けは「英語好き」な子たちと「英語嫌い」な子を分けるんです。
で、「英語嫌い」な子を「英語好き」にしてから、本格的な学習が始まる・・・と。
中学で英語を勉強するのに、なぜ「英語嫌い」がいるかっていうことですが、
小学校でやっている英語学習の体験から、
「英語って、テンション高くないと駄目!」
と、苦手意識を持っている子も多いんですよ。」

そういえば、小学校英語って確かに、歌ったり踊ったり、
やったらテンション高いですよね。
小6ともなると、あのハイテンションが恥ずかしく感じる子供たちもいるんだろうなって
なんだか面白く思ったのを覚えています。

我が家はドラゴン桜風?

2011-01-18 00:11:35 | 母の作戦、考え
のんびり娘の時もそうだったけれど、妹ちゃんの受験でも、
鬼母は、「作戦」重視です。
まずは、「行きたい学校」「受けたい学校」があるかどうか。
そして、あるのなら、そこに焦点を絞って勉強させます。

受験するのはたった1校。

のんびり娘の時は、冬休みの間毎日鬼母手製の模擬試験(スタイルは受験校のそれにぴったり合わせ、予想問題を毎日日替わりで出しました)をしてました。
妹ちゃんが受験を考えるようになった今回も、やはり1校だけに狙いは絞ります。

知識の詰め込みが最も似合わない女「妹ちゃん」に通常の私立受験は無理だと見ました。
選ばず受ければどこかは受かるでしょうが、それはケチな鬼母の気持ちにかないません。
で、公立中高一貫校を受験する方向で考えました。
通学可能な学校は、実は、のんびり娘の時からリサーチ済みで、
学校公開日を狙って2校見に行きました。

すると、そのうち1校に「特別受験」というのがあることがわかりました。
英検でも漢検でも数検でも2級以上を持っている子にだけ受験資格がある枠で、
小学校の成績と面接のみで合否を判定するらしいです。
「国語が得意な子・・・」という説明を聞いたとき、妹ちゃんの目がキラリと光りました。
鬼母の目は、その段階では光りませんでしたが、
翌日本屋で漢検2級の問題集を立ち読みし、「これならいけるかも・・」と考え始めました。

妹ちゃん、コツコツが嫌いですから、「書き順」滅茶苦茶なんです。
で、今さら教えてもたぶん覚えないし、覚えることに意味を見いだせないと思うんですね。
でも、2級の試験にはこの「書き順」が出てこないんですよ。
「言葉」なら、妹ちゃんは強い。試しに読ませてみても、読みなら8割から9割はクリアするのです。
「書き」は全然ダメだけれど、私自身の経験から、読めれば何とか持っていけるって
そんな風に思ったんですね。

2級合格の可能性があるならば、その学校への合格も「絵に描いた餅」ではなくなるかも。
もちろん、2級を持っていれば受かるってもんでもないんですけど、それでも一般枠で
試験を受けるよりは有利だろうし、一般枠に動いたとしても「漢検2級」はプラスに
働く可能性大。

もともと、小学校の皆と同じ区立の中学校に行きたい
だけだった妹ちゃんが受験する羽目になったのは、
「成績」で足切りしていると思われるその区の求めるレベルに
妹ちゃんの成績が足りてないんじゃないかと思ったからで、
その内申書(とは言わないらしいですが・・)に「漢検2級」と書いてあれば、
「成績」重視のその区の教育委員会も拾ってくれる可能性が高くなるのではないか、
と、そんな計算も働きました。


皆が受験勉強で塾にこもる時間を増やしていくこの時期、
妹ちゃんは、鬼母と一緒に漢検の勉強にいそしんでいます。
問題集1順目の現在は、まだ80点から95点ぐらいしかとれません。
でも、彼女の持っている力をうまく引き出せれば、
2月の試験では120から140までとらせることは可能だと思っています。
そこから次の試験までに更に積み上げ、うまくすれば160点ぎりぎり合格。
そこで失敗しても、3回目には押しこめるのではないかと・・・。

今の時点では、ここに書いたことすべて
「とらぬ狸の皮算用」なんですけど、
無駄な労力を嫌う、省エネタイプの妹ちゃんと鬼母には、
ぴったりの作戦なので、起死回生をかけチャレンジしてみます。

姉妹で漢字のお勉強。

2011-01-17 22:17:26 | 母の作戦、考え
今日はそういう日でした。

妹ちゃんに、少々難しいレベルの漢字検定を受けさせる予定で、
このところ、毎日、過去問を一緒に解いています。

一緒に勉強すると、脳の癖が良くわかるのですが、
やっぱり、妹ちゃんは私によく似ています。

「あてずっぽう」
と本人は表現しますが、
周囲の言葉から意味を類推し、その意味と音に当てはまる字を頭に浮かばせて埋めていく。
形は、まずは「なんとなくこんな感じ」で入っていき、
繰り返し見るうちに、それが徐々に細部まで明確になっていく。
細部を覚えるときにも「意味」を使っています。
「こっちは、収穫するから「穫」なんだ。獲得は捕まえる感じがするから、けものへんなんだね。」
っていう風に。


一方、のんびり娘。
こちらも、随分と漢字の(特に読みの)力をつけてきました。
今日、冬休みに出された国語のワークプリントをおさらいしたのですが、
読めない言葉はかなり減りました。

同音異義の字を選ぶような問題も、全問正解しました。
 1  コウ堂に集まる。 3 予習とフク習 
 2  社会のコウ造   4 フク雑な問題

といったような問題がずらずらあって、選択肢から字を選ぶタイプです。

見事全問正解ではありましたが、彼女が選びながら発したのは、
「えーとね、これはこっちの形。」
というような言葉です。

講堂というのは、人が話をする場だから「言」が入っているとか、
そういった「意味」を意識した覚え方は彼女の脳の好むところではないようです。

そして、今日のお勉強中に2回、
まったく同じ漢字を、さっきするっと読めたのに、次の行でいきなり読めなくなるということがありました。
1回目があまりにもスムーズに読めていただけに、次の行で「なんだっけ???」になってしまう様子を見ると
本当に「謎多き脳だわね」って思います。

あとで何かの役に立つかもしれないので記録しておきますが、
最初は「正直」という漢字の読みでした。
前の問題の続きで、実にさりげなく「しょうじき」って読んだ後、
ほんの1分、他のこと(前の問題の直し)をしたら、
「あれ、何て読むんだっけ?」
・・・・・
「さっきよんだじゃない。」
といっても、
「えっ、私読んだっけ??」
しばらく経ってから、改めて「しょうじき」という読みを思い出してくれました。

2個目は、「限られる」という漢字。
読解問題での選択肢に使われていました。
4択のうち、3番目の選択肢が「限られた・・・」という言葉で始まっていました。
これは、何の迷いもなくするっと読み、
4番目の選択肢で出てきた「・・・と限られた・・・」で詰まりました。

今回もさっき自分が読んだ文字だということをすっかり忘れているようでした。

文頭にあるのと、途中にあるのとで、文字の印象が違うのか???

等と想像はしてみましたけれど、最初のケースではまるきり同じもので起っているので
それも当てはまらないような…謎です。


娘二人、同じ『漢字の勉強』でも、それぞれの脳のつか方が
思いっきり違います。
面白いけど、毎日二人分はやっぱり面倒ですわ。




 

漫画

2011-01-17 05:39:04 | 母の作戦、考え
漫画だって、読んでくれれば力になる。

言葉の弱いのんびり娘に関しては、そう思っています。

だから、「漫画禁止」なんて思ってはいません。

ただ、のんびり娘が選んで買ってくる漫画が「言語獲得」の助けになるとは思えないので、
少々焦ってしまうのですね。
一部、よいなぁと思うものもあるのですけど、何せ「絵」だけで選んでくるので、
危ないものや呆れる位情報量が少なく性衝動をあおるようなものが結構混ざってくるのです。


おせっかいは重々承知で、過干渉も重々承知で、
あえて、こちらが選んだ漫画を古本屋で買ってきました。

ちなみに、パパの趣味で、「鋼の錬金術師」など、一部の少年?漫画は我が家にも
もとから少量あります。
パパの実家には、パパとその兄弟がコレクションしたかなりな量の漫画もありますので、
遊びに行けば色々と

そこへ、私がセレクトしたのは、
まず「ごくせん」。
テレビで、のんびり娘にもなじみがあるし、
言葉づかいはともかく、中身には筋が一本通っていて
何より、笑えるから。
そして、のんびり娘の(というか、女の子は皆かな)好きなイケ面キャラが出てるから。

それから、ちょっとおためしで買ってみたのが、
「赤ちゃんと僕」。
保母さんになりたいというのんびり娘の役に立つかと思って
一巻買って見ました。
育児系の話じゃなかったけど、ほのぼのしていい感じの漫画です。

後は、実家から、
萩尾望都の漫画を3,4冊。
これは、のんびり娘には少々難しかったようで、
妹ちゃんの方が繰り返し読んでます。

やっぱりね、「難しすぎる」のは良くないねぇ。
のんびり娘がリラックスして読めて、それでいて彼女のボキャブラリーを
ほんの少し広げてくれるもの。

ちょうどいいものを見つけていくのが難しいわ。