のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

つまる音、ねじれた音、それから伸ばす音。

2006-04-10 20:45:38 | 娘の事・謎
促音と拗音っていう用語、ご存知ですか?

前者は、「っ」が間に入って、つまる感じの音。
「ベッド」「キック」「でっかい」等の「っ」です。

後者は、1年生達には「ねじれる音」という紹介のされ方をします。
「きゃ、きゅ、きょ」や「しゃ、しゅ、しょ」「びゃ、びゅ、びょ」など、
そういえば、大げさに発音すると口がよじれるような、、。

のんびり娘は、この2種類の音がとても苦手です。
10分作文に一人で取り掛からせると、まず間違いなく、、これらの表記に数箇所の間違いが見つかります。
読むときも、小さな「っ」が入ってないのに、
「優しくて」を「優しくって」と読んでいたりして、
しかもそのことになかなか自分では気がついてくれません。

それから、「長音」(伸ばす音)も、引っかかります。
今日の日記の中で「コート」を「コオト」と書いてました。
「応援」と漢字で書いてあるときは、普通に「オーエン」と発音しますが、
ひらがなで「おうえん」と書いてあれば、まず間違いなく「おうえん」と、「お」を伸ばさず「う」をはっきりと発音してしまうんです。

「促音」「拗音」「長音」
共通するのは1文字が、一つの音ではなく、
2つの文字が組み合わされた時、それに対応した音を出さなければいけないという事。

そういう「傾向」は、私でもすぐにわかるのですが、
「どうしたら娘が克服できるのか」がわからない。
「きや、きや、きや」を早くいわせて「きゃ」を出させようとしても、何故か途中で「きょ」になったりしてしまうの。

さすが、「のんびり娘」、まだまだ「謎」は多いわ。

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5 コメント

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う~~ん (りっつ)
2006-04-10 22:13:38
「言葉」は本当に奥が深いですね。自然に吸収されていくのが、どこかで曲がっている・・というか、何かのきっかけですんなり入っていくといいですね。

娘は今「ら」行の練習をしています。ララララ~♪などで歌うとき、舌がうまく回らないのです。「られろられろ・ろれらろれら」もやっていますが、続けていくうちにかなりはっきり言える様になって来ました。が!何しろ娘の場合、会話の文章を頭の中で構成する作業が非常にスローなので、まだまだ道のりは長いです。
一緒ですぅ (ringo)
2006-04-11 15:20:36
うちも拗音練習中です。

「きゃ」「きゅ」「きょ」

と一文字ずつ書いたカードを作る予定です。

で、裏には、これらを使った単語をお子さんに入る量(+日常で語彙になっているもの、又はよく使うもの)だけ加えます。

(例えば表「きゅ」

    裏「きゅうしょく、きゅうきゅうしゃ」等)

表を読んだら、次に裏。

これを交互にやっていきます。

書きの場合も同様で、文字と単語を一セットにします。

難点は、ぢゃ、ぢゅ、ぢょとか、なかなか単語にないし、擬音もめったにつかいませんし・・

ですね。(^^;;



長音・促音も同じです。

これも拗音と同様のカードをつくるつもり・・

この案は随分前からひらめいているのですが・・

カード用の台紙もあるのですが・・・

作る時間が欲しい(T.T

遅くなってごめんなさい。 (sei)
2006-04-13 07:53:04
りっつさん、「会話の文章を頭の中で構成する作業」は、うちの娘もまだまだ遅いですよ。

いったい、どんな回路で「言葉」が脳の中を巡っているのか知りたくなりますね。

それでも、それぞれ着実に成長を続けての新学期。この1年もきっと、スローでも確実な歩みを見せてくれると思うんですよ。

お嬢さんの口の傷、早く治るといいですね。お大事に。
カード良さそうですね。 (sei)
2006-04-13 08:00:21
ringoさん、カード良さそうですね。

やっぱり、ひとつずつちゃんと刷り込んでおく事が大事なんだなぁって、今更ながら思います。

でも、なかなか時間が取れない。これも『のんびりちゃん』を育てている上での悩みですね。

うちは、『10分作文』を書かせる中で、問題点がどんどんクリアになっていきます。問題が明確になったら、次は対策。

幸い妹が1年生なので、妹にかこつけて『カード学習』取り入れていこうと思います。

アイディア頂きました。ありがとうございます。
Unknown (谷口 修/数学科)
2020-02-25 16:59:21
蛍光灯は「ケーコートー」と発音できても、傾向を「ケィコー」、警告を「ケィコク」と普通に発音する大人は、けっこういます。本当は「ケーコー」「ケーコク」ですよね。
今すぐ、どうにかして、どうこうするのではなく、長い成長段階の中で、徐々に正し発音を自然に身につけることが大事だと思います。正しい発音にこだわりすぎて、
朗読や発声が嫌いになっては本末転倒です。気づいて、変なことをいっているなぁと思ったら、発音のお手本を示してあげるくらいで十分だと思います。
(公立中学校勤務/数学科)

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