麗しの青林檎 -Marine & Silk-

AN OLD & A NEW MAC A NEW LEGEND ~だって俺、MACだもん~

周回遅れで時代を経巡る男、遂にiPodを手にす!(第二回)

2012年07月02日 | iPod・iTunes・iPhone
 <iPod nano 編>

 さて、届いた iPod 群の中からまずは iPod nano(2nd)から行きましょう。実は、最も新しいものでありながら私の中では最も要らない子(酷い)。4Gしか容量が無いし、ピンクというのが私の美意識に合わない(ほら、このブログはそもそも青林檎を絶賛するモノですから、そりゃもちろん青色の mini とか nano とかだって落札視野に入れてたんですよ。でもまぁ縁があったのがこの三点セットであったと)。そんなわけで、これは無事に再生出来たら姉にでもあげるつもりでした。

 で、まぁまずは繋げ…うひ~~~、な、な、な、なんと!

 オマケで付いて来たアダプタ(Apple純正の四角い奴)に繋げるケーブルが、な、な、な、なんと、あろうことか ドックコネクタ - Firewire 400 ケーブルぅううううううう!

 私のMac miniには FIrewire800 ポートしかございませんので、400-800変換コネクタが必要になってきますが当然そんなものは持っておりません。ドックコネクタ - USB ケーブルをAmazonやヤフオクで物色しようか本気で考えました、0.5秒くらい。でも、「100円ショップで見た気がする」と思って検索してみたら、やはり売ってる模様。速攻行きましたよ、えぇ。

 ところが、行ってみたらありそうな場所に置いてない。全部携帯用のケーブル。諦めきれずに店内をウロウロしていたら別の場所で発見。いやぁ焦りました。とりあえず100円で手に入れば御の字です(予備にもう一つ買いました)。それにしても100均ってSDカードリーダーまで売ってるんですね。これには驚愕。

 で、家に帰って早速繋げてみました。うん、ちゃんと認識される。前の持ち主の名前がローマ字で入っていたので(空き容量からして曲は一切無かった模様)、一度初期化やらソフトウェアのアップデートやらを済ます。これは姉用にするつもりなので同期はしない設定にして、とりあえず数曲ドラッグ&ドロップでiTunesの曲を入れて、音が出るか確かめたり色々と弄って使い方を覚える(事前にAppleのサイトからマニュアルは落としてあったけど)。

 なんだ、何も問題ないじゃん、しかもシリコンケースに入っていたからかなりの美品(ただしシリコンケース自体が汚かったので一度外して洗いましたが)。ほ~らやっぱりジャンクなんかじゃなかったじゃん、へへへ、と思って、いったんケーブルを外してみた…

 あ、あれ?つかない…?

 事前の調査で、iPodは基本的にスリープ運用するものであり、何かボタンを押すとまた画面が点くというのはわかっています。しかしうんともすんとも言いません。何故じゃ

 充電中だからかな?完全に充電しないとダメなんかな?と思ってひとまず充電が終るまで待つことに。その間に今度は第二世代のiPodを弄ります。

 …で、二世代iPodの顛末は次回以降に譲りまして、ここは時間軸を無視して nano の続きをば。ご存知の方はお気づきでしょうが、この「ケーブルさえ接続されていれば何も問題は起こらないのに、たとえ満充電にしても、ケーブルを外してモバイル状態にすると一瞬でバッテリーが無くなる(もう一度ケーブルを刺すとまた林檎マークが現れる」というのは、 iPodを水没させた時に比較的よく起こる現象 のようです(当方調べ)。

 実際に水没したかどうかはともかくとして、バッテリーが死んでしまっているのはどうやら間違いない模様。「冷蔵庫に入れておくと治る」という都市伝説のような修復方法も一応試してみましたがやはりダメでした。

 結論:ハイ、やはりジャンクはジャンクでした。

 そこでココから先の予定というか対策を少々練ってみました。
 そもそもこれは姉に寄贈する予定のものです。姉はヘッドフォンとかイヤフォンが苦手で音楽を聴くときは必ずスピーカーから聴くヒトなので、モバイルが出来ないというのはこの際あまりデメリットではありません。もともと、家に転がってるスピーカーをこの nano に繋げて使わせようと思っていました。なので、先述のFirewire - ドックコネクタケーブルを繋げてアダプタをコンセントに挿して使えば一応問題は無いわけです。一応は。しかしなんだかカッコ悪いし、そんなものをプレゼントだと言ってあげるのもちょっと抵抗がある、と。それに何より、我が家のコンセント事情は既にかなり厳しいんです(涙)。光回線とか光電話だけでコンセント三つも使うし、当然タップに繋いでいますがもういっぱいいっぱいです。使わせる予定だったスピーカーはイヤホンジャックに繋げるだけのものと、アンプ内蔵(ボリューム付き)タイプと二種類あるにはあるんですが、ボリューム付きの方が見た目とかモロモロいいかなと思っていたのです。…んが、 コンセントを二つも使うんじゃ面倒くさがって姉は音楽なんか聞かない可能性がある と。出来ることならコンセントの使用は最小限にしたい。

 「そもそもさぁ、iPodってバッテリーに色々問題あるじゃん、爆発問題もあったし、そうでなくてもバッテリーがダメになって自分で分解して交換だとか、修理費用だけで新品交換してもらえただとか色々聞く。要するにiPodのバッテリーの持ちがイマイチだってのはみんなわかってるんでしょ? ってことはさ、なんか外付けのバッテリーみたいなもんがあればそんな分解とかしなくても長くiPod使えるんじゃね?っていうかそういう商品無いの?誰もそこに気がつかないの?」

 気がつかない訳ありません(笑)。探したらそこそこ見つかりました。ほとんどiPhone・iPod touch用にデザインされてるものですけども。でもこれを入手すれば一応モバイルは可能である、と。
 次に、「色々iPod用のスピーカーとか出てるけども、スピーカーにiPod側から電源を送るんじゃなくて、iPodに電源を供給しつつ音楽も聴けるようなのって無いの?」と。そういうのがあれば、バッテリーが死んだ後でもiPod活用出来るのに。
 …もちろんありました。結構探すのに手間取りましたが、ドックコネクタに挿して使うスタンド、スピーカーも接続可能、コンセントから電源供給。うん、これはいい。…と、私が見つけたのはエレコム製のもの(iPod Dock型スピーカー/充電機能付)でしたが、そもそもAppleから純正でそういうもの(Apple iPod Universal Dock / 現 Apple Universal Dock)が出てたんですね、後で知りました。あはははは(白目)。

 更にもう一つの解決策。ズバリバッテリー交換です。ただ、nano のバッテリー交換はハンダ付けの難易度が高く、先端が細い半田ごてが無いとかなり苦しそう。ハンダ付け自体は結構自信があったりするんですが、ヒトにあげる予定のものに無理をしてぶっ壊して結局あげられませんでした、というのもなんだかなぁ、だし、手に入るバッテリーも粗悪品だったりして危険な可能性がある。分解改造は大好きなのでやってみたいのはやまやまですが、ここはひとまず諦めました。

 こんなところで、nano についての検証考察はおしまい。第三回に続きます。


 (話なげ~~よ!とか思ってます? 次のはこんなもんじゃないですよ、そりゃもう大変でした…)


 余談:本日(7/1)、Apple iPod Universal Dock の中古品がYahoo!オークションにて720円で落札されてました。買っておけばよかったかなぁ…。


 注意! 言うまでもない事ですが、冷蔵庫に入れたりだのなんだの、修復に関する事は全て自己責任でやってくださいね!

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