虚像の42歳

Happy Birthday to Me～＆拳太郎＆織田信長～！

42歳になっちまいました、、、。



27の時、42歳の男性を好きになり　シャネルの「アンテウス」という香水をかぐたびに　その人を思い出します。

その頃のわたくしは服飾関係の仕事をしており、夜11時帰宅の門限を忠実に守るマジメなOLだったのですが　彗星のごとくあらわれたその人に一目惚れし、一転しました。

「ディアボロス」という映画があるのですが、主演のアルパチーノにとてもよく似た人で、天使のような悪魔な人でした。

わたくしは　よくオレ様にひっかかるのですが（笑）、「King of オレ様」と呼びたいくらいの御方で「恋」していたというより「まな板の上の鯉」状態。

女の子が言ってもらいたいドラマのようなロマンティックで甘い台詞は　その辺の日本男子が言おうものなら漫才になりますが、
その御方が言うと　なぜか自然で憎いくらいに決まっており、ホントはイタリア人なんじゃねーかと思うくらいムードがあって　わたくしは骨という骨を抜かれまくり。

初めてデートした日の夜　もうホワワ～～～～ン♡となってしまって、横になったものの　一睡もしないままホワーン状態で朝になってしまったんです。

そんな熱病にかかったかのような状態になったのは　今までで1度だけ。

15歳年上というのもそうですが　あらゆる経験をさせていただき、それまでのわたくしの恋愛観や考え方が大きく変わった出来事でした。

そんなことがあったので　ずっと「42歳」にこだわっていました。





今日の朝起きて思ったのは、「ああ、あの人と同じ年になったんだなぁ」ってこと。

自分がなってみたら　27歳の頃と何も変わらずそのまんまやん！って感じで脱力、、。（細胞の鮮度は低下）

42歳って　もっと大人で　もっとカッコイイはずなのにガーン、、、。

もともとの素材が違うといわれればそれまですが、42歳の夢の虚像を自分で壊したかな。（笑）


呑みに出かけて友達や知り合いと話すたびに　才能や実力を間のあたりにして「あ～アタシって　ほんとに消費者」と感じます。

わたくしには　何もない。

呑んで食って寝るだけの消費者。


それでも　さもない幸せを見つけながら生きていこう。


あ、今年の目標は「見た目マイナス7歳」で！