美山たそがれメール

山村の四季情報や暮らしを発信します。

たそがれ世代のおばちゃんのブログです。

初雪

2019年11月30日 | 日記
昨日は寒かった。一日中ストーブを点けていた。
熱めのお風呂に入り床に就いたが眠れなかった。
朝起きてびっくりした。外を見ると茅屋根に雪を
被り向かいの山も白くなっていた。12月を前に冬に入った。
昼間も日差しはあったが寒かった。

9時過ぎに知人が蜂蜜を買いに来た。彼女は毎年人に頼まれた
と言って買いに来てくれる。家の蜂蜜はプロの養蜂家がうちの
山に巣箱を置いて採取されている。美味しいとの評判で道の駅の
「ふらっと美山」でもコンスタントに売れている。私はあまり蜂蜜が
好きでない。プリンに入れてはいるが。数年前にニュージーランドに
長期滞在していた時、ホームステイ先の朝食は毎朝パンに蜂蜜が塗ってあった。
マヌカの蜂蜜は薬の代わりにもなると向こうの人は重宝していた。

午後はパソコンのホームページなどしてもらっている人が来て色々
修正などしてもらった。私は毎日パソコンを使っているが、設定や
更新などいまいちわからないのだ。B&Bの宿泊料の変更などお願いした。




寒くなりました。

2019年11月29日 | 日記
今朝の気温0,5度で寒かった。日中は日差しがあるのに
風が冷たい。次男家族の滞在していた母屋を開け放し風を
入れる.天気の良い日でないと、これから氷雨や雪の日が
多くなると部屋も開けられない。12月の冬至から立春までは
本当に陽の照る日は少なくなる。従妹が買ってきてくれた
シンピジュームも飾る。

昨日国華園から届いたチューリップの球根100球植えた。
カサブランカと同じ畝に植えた。チューリップは咲く時期が
遅くなり、一気に花が開くので私はあまり好きでない。2月頃
に咲いたチューリップを生けると長持ちする。
白菜も大根も大きくなったが、ブロッコリー、カリフラワーが大きく
ならない。2週間ほど苗を植えるのが遅かった。キャベツは寒くなっても
大きくなるので心配ないが、カリフラワーは雪でも被ると凍ってしまう。
毎年作っていながらいつも同じ生育ではない。気候と苗の定植時期が
影響する。タキイで注文して植えたのだが寒冷地には遅かったのだ。



孫たち帰って、午後は寒くなる。

2019年11月28日 | 日記
明け方から風、雨が吹き荒れて変な天気になった。
夫は6時半過ぎに京都の東本願寺までお参りに行った。
報恩講の最終日で坂東節も披露されるらしい。」
次男家族は8時過ぎに起きた。朝食を食べさせて帰る
準備をする。車で来ているので荷物も多い。お米、野菜
など持って帰らせる。5日間母屋を使っていたので台所も
物で散乱していたが、あっという間に片付いた。8時半過ぎ
帰る準備もできて車に乗る。
「おばあちゃん、ありがとう、また来るね」
「さようなら。気を付けて。ただのお客さんでした」
次男の嫁は
「お母さん、上手に挨拶されますね。客商売が身についたね」
「そうよ。毎回こうしてお見送りするの」
彼らはあっという間に坂道を走り去った。山梨県の清里までは
距離があるので夜には着くだろう。彼らのいなくなった部屋は
しいんとして、昨日までの賑わいが消えていた。

ごごからあれらが降って来た。2時過ぎにやってきた生協の
お姉ちゃんは「あられ降ってましたね」と言った。
外気温は5度で寒くなった。今晩ももっと冷えるとのこと。

6時過ぎ「無事に着いたよ。おばあちゃんまた行くからね。バイバイ」と
孫は電話してきた。


小浜でお寿司、そして海岸で貝拾い

2019年11月27日 | 日記
清里から帰ってきている次男家族滞在4日目
今日は小浜でお寿司を食べ、海を知らない孫のために浜辺に行く。
小浜の回転すしは美味しかった。マグロ大好きな孫も納得。
山梨県では静岡からマグロが入るので日常的によく食べるらしい。
でも今日のマグロは特別に旨いと言っていた。私は煮穴子1本
とマグロ一皿と鰻一皿を食べた。夫と次男夫婦と私と孫の5人で
1万円ほどになった。次男夫婦は高いが満足だと言っていた。
小浜漁港周辺は防波堤で降りられないので高浜に向かい
途中の砂浜に降りた。6歳の孫は貝殻と石拾いに夢中だった。
波が打ち寄せても気にもしないで拾っていた。
「おばあちゃん、海の匂いがするね。」とも話した。
孫は石集めも好きで清里でも集めているようだ。
家に帰りバケツに入れて1個ずつ洗っていた。明日清里に持って帰る。

夕食はすき焼にした。5人いるとよく食べれた。野菜もお肉も焼き豆腐も
綺麗に平らげた。明日の朝食後帰って行く。
来てくれるのはうれしいが、明日からまた夫婦二人暮らしの生活だ。

忙しい一日

2019年11月26日 | 日記
次男家族の朝食の準備から始まった。夫は一人で食べている。
賑やかな朝食後、孫を連れて畑など回る。
椎茸の榾木から椎茸を取らせる。なかなかとりにくい椎茸を
引っ張って取った。畑では大根抜きも上手に
した。太い大根をよっこらしょと言いながら抜いた。
ブロッコリーも取った。この孫は何も嫌がらずにする。
彼らは魚掴みに川に行った。私は孫の抜いた太い大根で鰤大根を
煮た。ブロッコリーもゆがき唐揚げもした。彼らの昼食の準備だ。
川からなかなか帰って来ないので、私と夫は残り物で昼食にした。

電話があり6月に滞在していたドイツ人たちが来るという。今回は我が家に
止まらず隣村のコテージにしたという。日曜日に着いたそうだ。
12時半過ぎにやってきた。少し喋っただけで家の周囲を撮影しだした。
移動販売車の時にもついてきて撮影した。そのご孫と一緒の所も撮影した。
3時過ぎまでいた。

私達は3時過ぎから京都に向かった。目的は鞍馬電車の紅葉電車に乗ることだ。
暗くなる前に宝ヶ池の近くの喫茶店で軽食を取る。従妹がお米を取りに来た。
鞍馬駅に戻り鞍馬電車に乗る。途中の一駅間がライトアップされているとのことで
とりあえず修学院までの切符を買う。確かに紅葉のトンネルは綺麗だったが
もう終わりだった。外国人の観光客が必死にスマホなどで撮っていた。
修学院駅の帰りは紅葉列車のきららに乗った。この車両は窓も広く座席が横に
並んでいて紅葉のトンネルを通るとき、ゆっくり走り楽しめた。

花脊峠の頂上から京都の夜景を見て鹿に当たらないように注意深く走り
9時前に家に着いた。今日は超ハードスケジュールの一日となりました。

家族が増えて

2019年11月25日 | 日記
次男家族が昨日の夕方帰ってきた。孫は7歳になり
大きく成長していた。来春から小学生。

急に3人増えると食事もお風呂も大変だ。泊りは母屋で
するようにしているので、夜は静かになるが。
朝食も夫と2人なのでそれぞれが好きな時間にしている。
今朝は3人作らなければならない。昼食はカレーライスと
サラダにした。夕食は海老フライとトンカツ、胡瓜の酢のも、サラダまで
作った。さてあと3日間何をしようかと考える。同居してこれが毎日ならば
私も疲れてしまう。私は同居は無理だとつくづく思った。孫も依然と
比べて手間がかからないが、毎日だと嫌になるだろう?
同居している人が言った一言「同居するには忍耐と我慢がいりますよ」と

昨日の夕焼け、夜の星空。晴れると思っていたのに天気予報通り
昼前から天気は急変。強風が吹き荒れ雨も強くなってきた。
京都市の友人の電話では曇り空だとか。市内は混雑しているようだ。
これからの天気は大きな差がでてくる。山沿いはよく雨になるのだ。

明日は夕方から電車大好きの孫のために、鞍馬電車の紅葉電車に乗る。。

今日も苺届く

2019年11月25日 | 日記
今日は暖かで雨も降らずどんよりした天気だった。
夕方すごい夕焼けに驚いた。

6時前に山梨県清里に住む次男家族が帰って来た。
次男はホテルに勤めているので10月までは忙しく
休暇が取れなくて毎年11月下旬か2月に帰省していた。
しかし、来春孫が小学校に入るので最後になるらしい。
いつも林檎をたくさん買ってくるのだが私が食べられないと
断っていた。次男の嫁が「お母さん。苺好きだから長野で買って
きました」と一パック渡された。次男の話ではレタスで有名な
川上村で苺の水耕栽培を始め、店で売られているそうだ。
シャトレーゼの本社も清里の近くにあるので、ケーキなどのデコレーション
用の販売でもあるらしい。苺はこれから3月まで出回る。かっては
路地苺が主だったので4月下旬から5月中の春の果物だったのに今は
冬の果物になってしまった。農業も難しい時代になったものだ。
味は少し薄めだが苺の味と香りはしっかりしていた。

10時からBSのNHKで1時間半のドクメンタりー番組をみた。吉田都さんの
最後のラストダンスまでの記録になっていた。53歳までバレーを踊る彼女の
姿に感動した。私はドキュメンタリ番組は好きだ。


苺届く

2019年11月23日 | 日記
今日はいい天気でした。小春日和の紅葉狩りになったようです。
明日次男家族が帰ってくるので母屋の掃除と寝具の準備をする。

2時過ぎ京都の下鴨の従弟夫婦がやって来た。彼は数10年前から
透析をしている。砂糖の代わりに蜂蜜でつかっている。毎年蜂蜜を
取りに来る。透析だけでなくあちこち悪い所があるのでいつも
心配をしている。今日は思ったより顔色も良く安心した。
従弟のお嫁さんが苺を持ってきてくれた。クリスマスケーキ用に
苺が売られているだろうが、ここでは買えない。高島屋の地下の食料品
売り場で買ったようだ。博多あまおうで大粒でいちごの香りもした。
今年は台風で栃木の産地が壊滅的な被害で苺は高騰するとも言われている。
食後一人で食べたが、あまりにももったいなくて3粒だけにした。
近所の知人は熟したラフランスをもってきてくれた。
富有柿も今がシーズン。でも今年の富有柿は甘くない。
山梨から帰る次男夫婦はいつも林檎を買って来るが、今回は断った。




桜と紅葉

2019年11月22日 | 日記
我が家の樹木園に今十月桜と野村楓が共演している。
野村楓は真っ赤に色づき散り始めてきた。そこから
少し離れた所で十月桜が小さな白い花を咲かせている。
紅葉と桜のコントラストが綺麗である。
十月桜は私の大好きな桜である。寒空の中で凛と咲く
姿に感動するのだ。春のソメイヨシノや枝垂れ桜のような
華やかさはない。ここは12月になれば雪が舞う日もある。
そんなときでも咲き続ける。時々手折って生けるが
品がある。野村楓は山紅葉に比べると赤い色がきつい。
本来園芸種で庭園用の楓である。これらの木は我が家の
庭では大きく成長する。滅びろとしたところで植えているので
どこまででも伸びる。先日十月桜は少し剪定してもらった。

向かいの山の紅葉も野村楓も散り始めてきた。もう晩秋だ。
京都市内は今週辺りから紅葉狩りに最適だとテレビで放映
している。清里から帰って来る次男家族と行こうかと
思っていたが、小浜にお寿司でも食べに行った方が良さそうだ。

若者たちとの交流

2019年11月21日 | 日記
今日は朝からサンドイッチとお弁当を作った。
京大の留学生たち17名がやってきた。村の人たちと
交流がしたいとのこと。サンドイッチは学生用
お弁当は村のお年寄り用に作った。
17名もうちの家は入ればいっぱいになるので
公民館を使うことにした。村のお年寄りは12時に
お弁当を食べてもらい1時過ぎにやって来た学生は
サンドイッチと牛乳で昼食にしてもらった。

そのご3人ずつぐらいのグループに分かれ聞き取り調査を
してもらった。日本人学生が一人入り通訳替わりをした。
私の場合はカナダの学生と日本人の学生が聞き取りを始めた。
私は少し英語が分かるので日本語と英語で話しをした。
面白い質問があった。里山の景観保持に取り組んでいられますか?
里山の景観保持より村の人口が14名しかいなくそれも高齢者ばかりで
村の景観維持をするのが大変だと答えた。そんなわけで山から
獣たちが昼夜を問わず村の中を徘徊しているのが現状だ。
彼らがどのように感じたかは分からない。
まあ日本にもこんな田舎があるのだと感じてもらえれば、それでいいのだ。

冬近し

2019年11月20日 | 日記
今日は一日中雨が降ったり止んだりで寒い一日となりました。
柿の木もすっかり葉を落とし紅い実が数個なっています。
烏たちがそのうち啄むでしょう。季節の変化は周囲の木々たちの
様子でよくわかります。そのうち裸木になって冬になるのです。
この時期が一番日差しも少なく朝は遅く夕方は早く暮れるのです。
私は家の中で編み物をしていました。自分のセーターを編んでいる
のですが、なかなか編めません。雨の日は少しは進んでいますが。

明日は京大の大学生が17名やってきます。聞き取り調査のためです。
毎年やってくるのですが、本当に役だっているのか疑問です。
過疎の限界集落の実態調査みたいですが、私からみればその調査が
何にどのように生かされているのかが知りたいのです。
私もこの地域の変遷をまとめたいと自分で数年間の人口変動など
調べています。いつこの集落が消滅するのか残るのか、
何名でこの集落を維持して生活できるのか考えているので
すが、最終的な結論はでません。5年後か10年後か?

17名分の弁当も頼まれています。

人口減少で

2019年11月19日 | 日記
美山町内に唯一のK銀行が園部に合併されることになった。
そんなに利用することはなかったが、なくなると寂しい。
私は遠隔地に住んでいるので園部にも京都市にも遠い。
町内にあるだけで安心もしていた。銀行口座も年金の振込先も
K銀行になっている。美山町内にある郵便局とJAに預金を移そうかと
考えている。人口減少で銀行の合理化と言えばしょうがない。

今後キャッシュレスが進むようなので私もなんとかpayを使おうか?
カードは使っているが、スマートフオン決済もまだ利用していない。
来週次男家族が帰って来る。次男の嫁さんはなんでも使いこなすので、
相談してみようかと思っている。

時代の変化についていけなくなった自分にいら立っている。
数10年前にパソコンを購入して使えるまで時間がかかったが
今ではなくてはならないものになった。スマートフォンも使えないかと
心配したがラインまで使っている。ただ高齢になり、錆びついた脳細胞が
働くか心配だ。時間をかけて挑戦してみよう。

栃餅 栃の木(モチモチの木)

2019年11月18日 | 日記
天気予報通りに夕方から雨になった。今日は暖かだ。

何気なくテレビを見ていたら限界集落に住む90歳以上の
3人のおばあさんが映し出された。京都の山奥と出ている。
ピンときた。綾部市の山奥の古屋集落だ。彼女たちは
栃餅を作っているのだ。最近脚光をあびている。
栃の実拾いから灰汁合わせをして栃餅にする過程が映った。
「あれだけの手間暇をかけなければならない栃餅をよく作られるなあ」
とただ感心するのみ。彼女たちはこの地に産まれ結婚して90代の
今までずっとここで生活している。最後に「ここが一番や」と笑顔で
話される3人に拍手。

10時からはEテレビの「ヘンデルのかまど」でも栃餅がとりあげられた。
ここの栃餅のレシピは山形県のおばちゃんのだった。彼女も
「この栃餅は手間がかかり大変ですが、皆さんが喜んでくれるので
作り続けています」と語っていた。最近栃餅は人気がでてきているのだ。
ついでに「モチモチの木」の話も出てきた。子供たちが小さい頃読んだ本だ。

私も今年から栃餅を作り始めました。ほんとうに大変なのですが
民宿のお客さんに雑煮にして出そうと思ったからです。
栃餅のほろ苦さはぜんざいや白味噌雑煮によく合います。
栃の木は私の集落の近くの群生地にまだ残っています。
裏山に私が植えた栃の木も30年以上たち実がなるようになりました。
私は威風堂々と山奥で立っている栃の木は大好きです。




佐々里峠の紅葉

2019年11月17日 | 日記
土曜日、日曜日と晴天が続き行楽日和だ。
でもここは京都の山奥の過疎の限界集落。
ほとんど観光客も来ない。茅葺きの里止まりだ。
夕方夫が広河原まで行くと言うので軽トラックに乗る。
隣村の友人に茸ご飯や椎茸、卵も届ける。
峠道に入ると紅葉が綺麗だった。杉の植林されている山も
多いがまだ自然林も残っている。山紅葉の紅はさえている。
気温の高低差が多いから、これだけきれいに紅が出るのかもしれない。
峠の頂上の十月桜も咲いていた。ここ数日の朝の寒さで霜でも被れば
桜の花はくすんでしまう。峠の紅葉は今週末ぐらいで終わるだろう?

修学院離宮の近くに住む従妹は観光客が増えていると行っていた。
テレビ、雑誌の特集で「秋の京都」を宣伝するからよけいに増える。
鞍馬電車から見る紅葉のトンネルも近年人気になって来た。それに
外国人観光客も増えている。錦秋の京都は12月中旬まで続くだろう。

今日はテレビのゴルフ観戦が面白かった。男子は大学生が優勝した。
女子は鈴木愛選手が勝った。賞金女王に誰がなるのだろう?

茅を刈る

2019年11月16日 | 日記
今日も朝も良く冷えた。夫は昼前から茅を刈り始めた。
大きな茅葺きの屋根の葺き替えに使うために毎年刈る。
ここではすすきの成長したものだ。刈って立てて乾燥して
屋根裏部屋に保存する。我が家の屋根は大きいので足らないが
少しは足しになる。減反で荒らした田んぼにも茅が生えてきた。
やはり肥料分があるのか大きく成長していると言う。
この村で茅葺き屋根が残るのは2軒だけになった。
茅の確保や茅の葺き替えに多額のお金がかかるだろう。
私が嫁いだころは近所の人が手伝いに来て茅もたくさんあったので
茅葺き職人さんの工賃だけでできた。しかし今では茅葺き職人も
少なく。茅葺き葺き替え会社に頼む。補助金も少しでる。
請負で頼むので。家の者は誰も手伝う必要はない。
一棟全部は一度に葺き替えない。表、裏、両側と分けて葺く。

保存するのが大変だが、私たちの代だけは守っていくつもりだが
子供たちにとって経済負担が大きいので無理だろう。