さぽつぴ日記

天然系主人・Sapo(娘)・Tsupi(私)の三人の生活を不定期更新中!

詠もう

2020-05-14 15:24:22 | 俳句

今日は俳句の話しなのですが、いつも以上の長文になりそうな予感・・・。

どうぞお時間のある時にお読みください。

 

さて、本文。

去年6月から今年1月まで私が通っていた俳句教室は、長く通われている方が多かった。

俳句教室の話はこちら

短い方でも14年。

ド素人の私が見ても、良い俳句を詠まれる方が多かった。

中には、〇〇〇新聞の文芸欄(俳句)によく選ばれているという

すごい方(Aさんとしよう)もいらした。

先生にその話を聞き、

「へぇ、〇〇〇新聞にそんなコーナーがあったのか!」

と教室から帰り、古新聞を探して読んでみると、あった!あった!

Aさんの句が載っていた。

そのとき、Aさんの句を選んでいたのが『源鬼彦さん』だった。

 

それからしばらくして、月刊誌『角川 俳句』を読んでいると、源さんの句が載っていた。

全文は覚えていないのだけど、

「蜘蛛が図書館の入り口に一匹いる。まるで図書館の守衛のようだ」

と言うような内容だったように思う。

それまで、俳句って何を詠むものなのか、見当もつかずにいた私が、

「俳句って詩(ポエム)なのか?」

と思ったのは、この句との出会いがきっかけだった。

 

私は思った。

「源先生に選んで欲しい!」

そして、珍しく「良い句を書きたい!」と頑張り、3句書いて新聞に投稿した。

・・・で、結果はボツだった。

今思えば、俳句を始めて数か月。

世の中そんなに甘くない(笑)。

 

でも、これをきっかけに、私は真面目に俳句を詠みだした。

「いつか源先生に選んでもらう」

という目標に向かって精進した。

しかし、その後、源先生は新聞の選者をお休みされたため、私の句を見て頂く機会は当面なくなった。

 

去年の終わりごろ、教室の先生の勧めで、

某俳句協会某支部の俳句大会に応募することになった。

教室の生徒さんはみんな応募する。

ほぼ強制(笑)

でも、この大会、選者40人ほどの中に、源先生がいる。

先生に選んでいただきたい一心で頑張った。

 

結果は今年の4月に届いた。

私の句は賞をいただいた。

『賞』は、その句を選んだ選者の数で決まる。

多くの方に選んでいただけたのは嬉しい。

でも、源先生は、私の句を選んでくれてはいなかった。

悲しい。

ひたすら悲しい。

 

あとは、源先生が新聞の選者に戻られるのを待つしかない。

それまで頑張って俳句を詠もう。

 

そう思っていた。

 

だけど、それは叶わぬ願いとなった。

今日の朝刊に、源先生の訃報が載っていた。

 

頑張ろう。

頑張って俳句を詠もう。

いつか天国から先生に選んでもらえるように。

 

楽しみにしていたライラックは、まだ五分咲き。

私の俳句が満開になるのはいつのことだろう。

 

源先生のご冥福をお祈りします。


おもしろ過ぎる・・・

2020-05-11 14:49:15 | 日常

普段、このブログは、さぽつぴファミリーの日常を書いている。

なので、エンタメ情報などは、あまり書くことがないのだけど、今日はそのエンタメ情報。

 

テレビでも紹介されていたけれど、YouTube(ユーチューブ)で公開されている

『12人の優しい日本人』(リモート読み合わせ)

は、ご覧になっただろうか。

 

これがね、本当にただただ面白い!

前半(1時間少々)・後半(50分少々)の2部構成なのだけど、

「俳優さんの顔のアップだけで見る舞台」

とでも言うのかなぁ、もう本当に舞台なの。

(初回は生配信された)

とても個々の俳優さんがパソコンに向かって一人演じているとは思えない。

 

元は、アメリカの『12人の怒れる男』って映画(テレビドラマを映画化)。

1950年代公開だったような・・・(うろおぼえ)

その後、三谷幸喜監督で『12人の優しい日本人』(1991年)という映画が公開されている。

我が家は何年か前に、どちらもDVDで見ているのだけど、

Sapoはいつものごとく覚えていないらしい(笑)

 

詳しい話はネタバレになるので書けないけれど、ザクッというと、

「日本に陪審員制度があったとしたら」というお話し。

この映画(舞台もある)が公開されたときには、まだ日本には裁判員制度がなかったんだよね。

 

12人の陪審員は劇中で『1号』~『12号』と呼ばれる。

前半が終わったところで、Sapoは、

「2号さん、嫌いかも・・・」

と言い、

私は、

「11号さんは、苦手かなぁ~」

と言う。

(旦那さんは、「うーん・・・」と考え込んだまま・・・笑)

 

後半になるとSapoのイライラがつのる。

「2号さん、いなくなって欲しい・・・」

過激だ・・・(笑)

私は、どいつもこいつも嫌なやつに思えてくる。

もっと過激か・・・(笑)

 

是非、何号さんが好きか、嫌いか、楽しみながら見てみていただきたい。

 

スマホ・インターネットが見られるテレビならアプリで、

パソコンならYouTubeのホームページで、

『12人の優しい日本人』

と検索してみて下さいm(__)m

5月一杯の公開だった・・・ハズ・・・またも、うろおぼえ情報(笑)

 

※Wi-Fiがない環境だとギガ死するかもなので、どうぞご注意を・・・。

 

金曜日、買い物に行ったときに見かけたライラック。

土日はでかけないので、今日、買い物のついでに見に行こうと思っていた。

ちょうど満開を迎える頃じゃないかと。

なのに、今日の札幌、窓の外は、雨and雷・・・。

あぁ、明日まだ咲いてるかなぁ~、ライラック。

 


コロナのせい?

2020-05-05 15:24:10 | 日常

我が家のトイレには、日めくりカレンダーがある。

これは、毎朝Sapoがめくっている。

なので、Sapoが旅行へ行ったり、留学していたときには、

このカレンダーはSapoが出発した日のままになっていた。

「Sapoが無事に帰って来てまたカレンダーをめくるまでそのままにする」

という願掛けを兼ねているわけだけど、それ以外はきちんと毎日更新される。

Sapoは意外と几帳面なのだ。

 

今朝、ふと気づくと、居間のカレンダーがまだ4月のままだった。

GWの準備(6日間家に籠るための買い物など)で忙しくて、めくり忘れていた。

いつもなら、家族の予定がたくさん書き込まれるカレンダーだけど、

4月は外出自粛で、予定は3つしかかかれていなかった。

 

「旦那さんの部屋もまだ4月かも」

と思って見に行くと、カレンダーはちゃんと5月だった。

旦那さんも意外と几帳面らしい。

 

私の仕事スペースのカレンダーを見に行くと、そこはまだ3月だった。

3月は、私の会社でもコロナ感染対策で交代制の在宅勤務が始まった。

毎日がコロナで慌ただしくて、めくり忘れていたのだろう。

 

ついでに書斎のカレンダーを見に行った。

私が好きな画家さんのカレンダーだ。

2月・・・。

そう、2月はコロナの感染が始まって、毎日が慌ただしく・・・。

それで、めくり忘れていたのだろう。

・・・きっと・・・。

 

このあたりで私は、カレンダーのめくり忘れが、コロナのせいではない気がしていた。

 

「ひょっとしたら、私がだらしないだけなのじゃないだろうか?」

 

それでもなお、「いや、これはコロナのせいに違いない」

と一縷の望みを持って、最後のカレンダーが待つ和室へと向かった。

 

 

1月かぁ~・・・。

 

日本で最初のコロナ感染が確認されたのは確か1月・・・

 

心の中で一度は頑張ってみたものの、

どう考えてもコロナのせいにするのは無理だと悟った。

 

でも、こうなると考えてしまう。

こんなにたくさんのカレンダー、我が家に必要なのだろうか。

いや、根本的に私にカレンダーは必要なのだろうか?(笑)


世代なのか?

2020-05-03 15:56:04 | 日常

外出自粛・ステイホームが叫ばれてもうずいぶん経つ。

さぽつぴ家について言えば、平日は以前と全く変わりはないのだけれど、

休日は、多くの皆さんと同様、全員一歩も外に出ない生活を送っている。

もともと仲の良いさぽつぴ家、普段は三人とも居間で過ごしているのだけど、

この連休は、毎日1度の ”alone time”(アローン・タイム:ひとりっきりの時間)を設けている。

それぞれが別々の部屋で過ごし、一切の接触も干渉もしない時間だ。

2時間~3時間をひとりっきりで過ごすのだけど、これがなかなか良い。

いや、もちろん三人一緒は楽しいのだけどね(笑)、

「誰にも気を遣わない時間って大切だなぁ」

って思ったりしている。

 

また本題の前が長い(笑)

 

本題の『世代』の話し。

最近、母と同世代でスマホを使っている方々(80歳前後の方々)から、

「LINE通話は、どんなに話しても無料だから、LINEで電話をしている」

という話を聞くことが何度かあった。

 

LINE通話は、『無料通話』とうたっている通り、確かに通話料は無料だ。

ただし、通話にかかる『データ通信量』が発生する。

メールを送ったり、Webを見たりするのと同じだ。

使い放題のWi-Fiがお宅にある方は良いが、

ドコモ・au・ソフトバンクなどのデータ通信の契約のみの方は、

使い方によっては、通信制限にひっかかったり、データ料金が発生することもある。

しかも、LINE通話は『発信者』『受信者』双方にデータ通信量が発生する。

 

その話を聞いたスマホ世代のSapoは、

「全く無料だと思っちゃう方もいるんだね~」

と驚きを隠せない。

 

そんなSapoが、今朝、

「友達とLINE通話することにしたんだけど、彼女のところ、Wi-Fiがないんだよね」

とLINE通話にかかる友達のデータ通信量を心配していた。

なので、私が、

 

「それならSapoちゃんがスマホから普通の電話してあげたらいいんじゃない?

Sapoちゃんのスマホ、かけ放題だから、どんなに話しても無料だし」

 

と提案すると、Sapoは少し困ったような顔で言った。

 

「うん、私はいいんだけど、彼女がかけ放題じゃなかったら、困るでしょ?」

 

へっ???

どういうこと?

 

「Sapoちゃんからかけたら、相手がかけ放題じゃなくても相手には料金、かからないでしょ?」

 

と私が改めて言うと、Sapoはすっごく驚いて言った。

 

「普通の電話って、受信する人は電話料金、かからないの?!」

 

へっ???

Sapoちゃんは、それを知らなかったの?!

私は、「LINE通話を全く無料だと思っている人」がいることより、

「受信者に電話料金がかからないことを知らない人」がいることの方がよっぽど驚いた。

 

「私、電話したときに、”折り返しお電話しますね”って言われて、

どうしてわざわざかけ直すのかと思ってた。

あれ、かけた私に電話料金がかからないようにかけ直してくれてたのかぁ~」

と、つくづく感心するSapo。

これは世代差なのか。

それともSapoの個性なのか(笑)

 

ちなみに、この後、その友達に、

「かけ放題なのでこちらから電話をかける」

とLINEを入れたら、

「受信するほうの料金、確認しておくね!」

と返事が来たそうな。

 

世代なのか。

類は友を呼ぶなのか(笑)

 

 

下の写真は、金曜日、連休用の食料を買いに行った先に咲いていた桜。

北海道もやっと桜の季節。