さぽつぴ日記

天然系主人・Sapo(娘)・Tsupi(私)の三人の生活を不定期更新中!

惜しい

2020-03-23 15:28:51 | 日常

この三連休、散歩に出かけた以外、ほとんどの時間を家で過ごしたさぽつぴ家。

土曜と日曜の最高気温は10度。

札幌にも春がやってきた。

 

・・・と言うわけで、昨日は『冬靴』をしまって『春靴』を出した。

ザックリ言うと、ブーツ類を靴ケースにしまって、

別の靴ケースからパンプスやスニーカーなどを出した、ということ。

しまう靴は、三人分でざっと15足ほどになる。

汚れをとって、靴墨を塗り込んで・・・と、なかなかの作業量だ。

それをやっとしまったのだ。

なのに・・・なのに・・・。

 

今朝の札幌の天気予報には雪マーク。

 

Sapoに、

「ショートブーツ、出した方がいい・・・?」

と聞くと、Sapoは、

「出すのが大変ならパンプスで行くから大丈夫だよ!」

と言う。

そういう思いやりのある返答をされると、出さないと私が意地悪な人のような気がしてしまう。

「40秒あれば出せるかと。」

と私が答えると、Sapoは、

「ではよろしく」

とにっこり笑った。

 

・・・私の使い方をよく心得ているSapoちゃん・・・(笑)

 

「40秒」と言ったのは、出すべきショートブーツを

『靴ケースの一番上に入れた』

のを覚えていたから。

ケースの蓋を開け、一番上の靴を取り出すだけなら40秒で十分。

いや、30秒でもよかったんだけど・・・(笑)

 

さっそく納戸に行って、靴ケースの蓋を開けて見てみると、そこにあるはずのSapoのブーツがない。

「あれ?一番上じゃなかったっけ?」

と思い、一番上の靴をそっくりケースから出し、次の段を見てみるも、そこにもない。

「あれ?二段目でもないの?」

と二段目の靴をそっくりケースから出し、三段目を見てみるも、そこにもない。

(ここですでに靴は、廊下にずらっと並べられることとなり・・・)

「げっ!一番下だったか!」

と三段目の靴もケースから出してみるも、一番下の段にもない。

いったいどこにしまったのか・・・・。

 

そこで、昨日の自分の行動を思い起こしてみた。

 

Sapoのブーツを一番上にのせたのは、

「また雪が降ったら、もう一度、ブーツを出さなくちゃいけなくなるかも知れない」

と思ったから。

札幌は、4月になってから雪が降ることもある。

 

ここまで来て、私は思い出した。

「どうせもう一度出さなくっちゃいけないのなら、これ、しまわないでおこうっと!」

ものぐさな私は、そう思い、一度は一番上にのせたショートブーツを、

もう一度、下駄箱に戻したのだった。

 

惜しい・・・。

実に惜しい中途半端な記憶力・・・(笑)。

 

 

せっかく手入れしたSapoの通勤用の靴。

出番はいつになるのやら。

本日、札幌は雪です。

 


いや、センスじゃなくさ

2020-03-16 17:21:59 | 日常

週末のさぽつびファミリーは、ほとんどどこにも出かけず過ごした。

私は、本を読んで、映画を観て、それでも暇だったので、またマスクを作った。

 

 

布地が可愛かったので、ゴムも可愛い色にしようと、何色かのヘアゴムをSapoに見せて聞いた。

「ねぇ、マスクのゴム、この中でどの色がいいと思う?」

 

 

Sapoは、ゴムひもを見ながら言った。

「このマスクには白いゴムだね!」

 

・・・・・白って・・・あんた・・・・

 

微妙な顔の私に向かってSapoが言った。

「私、色のセンスは良いと思うよ♪」

 

いや、センス以前に、人の話を聞こうよ・・・(苦笑)

 

 

 

ってわけで、ゴムは白になった。

(結局言うこと聞いちゃうんだよね・・・)

 

何度か試行錯誤して、なかなか良い形になったので、型紙をアップしてみようと思う。

下のサンプル画像をクリックすると、大きな画像が表示される・・・はず。

それをダウンロードして、「実寸」(拡大・縮小しない)で印刷していただくと良いはず。

 

〇作り方付きのカラーの型紙<A4サイズ>

 

〇作り方なしの黒一色の型紙<A4サイズ>

(※念のために:型紙は自分で描いたものです)

 

手作りのマスクの泣き所は、マスクの内側が汚れること。

特に化粧がつくと、洗ってもなかなか落ちない。

で、このマスク、コーヒーフィルター(102・3~4人用)のカーブ部分をホチキスで止め、

残りの辺を切り落として開くと、内側にちょうど良いサイズになる。

カーブがいい具合にマスクにひっかかり、縫ったり貼ったりしなくてもずれない。

 

↑左が切った方 右は元のコーヒーフィルター

↓出来上がり(ちょっと小さく切り過ぎた・・・笑)

 

よろしければお試し下さいm(__)m

 


微妙な喜び

2020-03-14 16:46:54 | 日常

今週末も、外出自粛要請となった北海道。

そりゃそうだ。

感染された方の数は減っていないのだから、いたしかたない。

と言うわけで、昨日、仕事が終わってから、土日分の食料を買い出してきた。

土曜日の朝のスーパーの混みようは学習済み。

土日は、土日しか買い物ができない方々が優先だ。

 

土曜+日曜+月曜の朝とお弁当 の買い物は、それなりの量になる。

食べ盛り(いくつまで・・・?)が一人いるので、これまたいたしかたない。

カートに乗せたスーパーの買い物かごは、食材で山盛りだ。

 

レジに行くと、レジのおばさんが、私の買い物かごを見て言った。

「小さなお子さんがいると、大変ですよね」

 

・・・小さなお子さんはいないんですけど・・・

 

と思い、一瞬返事に詰まっていると、おばさんはさらに言った。

「幼稚園も小学校も、急にお休みですものね」

 

・・・えっ?

・・・私、そんな若いお母さんに見える?

・・・めっちゃ嬉しい・・・(笑)

 

舞い上がってしまいそうな気持ちを抑え、私は答えた。

「あっ、うち、もう子供は大きくて・・・」

 

「うちには子供はいません」

と言って、私に子がいないように聞こえると、それは事実じゃない。

しかし、

「うちの子はもう24歳になるんです」

と言うのも嫌だった。

せっかく若く見られたのだ。

あえて本当の年がわかるような発言をする必要はない。

断じてない(笑)

 

葛藤の末の私の返事、

「あっ、うち、もう子供は大きくて・・・」

を聞くと、店員さんは、

「えっ?」

という表情でかごの一番上に乗せられた商品たちを見た。

 

 

 

 

・・・ああ、これか・・・・。

 

多量のおやつを見て、レジのおばさんは、

「きっと小さな子供がいるに違いない」

と思ったのだ。

 

私は、正直に言った。

「これ、大人用です(笑)」

 

そうだよね~。

幼稚園や小学生の子供がいるお母さんなら、30代くらいだものね~。

いくら何でも無理だよね~、20歳もさばよむって(笑)

 

だいたい、この格好で若く見られても、微妙だよね~。

 

 

・・・目しか見えてないし・・・(笑)

 

ちなみに、文章の流れ上、「レジのおばさん」と書かせていただいたが、

レジさん、絶対に私より若い!(爆)

 


指輪

2020-03-11 16:13:42 | 日常

みなさんには、こんな経験がないだろうか。

「指輪が小さくなった」

正確には

「指が太くなって指輪が入らなくなった」

ということなのだけれど。

 

結婚したときの私は華奢だった。

でも、年月を重ねるごとに、体重は増え続け、指も太くなった。

結婚して5年目くらいに、指輪屋さんにお願いして、1サイズ大きくお直ししてもらった。

旦那さんは、

「幸せ太りだね♪」

と本気で嬉しそうに言った。

 

それからも、ほぼ5年ごとに指輪のサイズは、更新され続けている。

 

去年、3月の始めに旦那さんが言った。

「そろそろ指輪のサイズ、調整した方が良くない?」

プールに行くために指輪を外そうとしたら、これがなかなか外れず、

悪戦苦戦している私を見てそう言って笑った。

 

それから数日後の3月10日、祖母が天国へと旅立った。

 

私は、祖母にとって初孫だった。

おまけに、唯一の女の子の孫だった。

どれくらい可愛がられていたか、書かずにもおわかりいただけると思う。

でも、今、みなさんが想像された100倍以上、私は可愛がってもらった。

 

祖母はサービス付き高齢者住宅で暮らしていた。

その部屋の荷物のほとんどは、母と伯母が処分した。

荷物は多くはなかったが、だからこそどれも思い出の残るものばかりだったろう。

辛いことは、みんな二人が引き受けた。

母と伯母は、

「二人で相談した」

と言って、私に祖母の指輪とネックレスを渡してくれた。

「あなたが使わなくなったらSapoちゃんに渡してあげて」

と。

 

今、私の左手の薬指には祖母が最期までしていた指輪がある。

旦那さんは、

「指輪のサイズ、調整したほうが良くない?」

ともう言わない。

祖母の指輪は、私にはまだ少し大きいから。

祖母のおかげで私は安心して幸せ太りできるというものだ。

 

ありがとう、おばあちゃん。

 

祖母の一周忌に寄せて

 


課題に追われる日々 第二弾

2020-03-09 14:33:23 | 俳句

今日の札幌は良いお天気。

最高気温が10度になるとか。

ダウンを着て歩くのは気が引けるけど、春物のコートはまだ出してないし、どうしよう(笑)。

 

さて、課題に追われる日々の第二弾。

ブログを読んで下さるみなさんの関心には関わらず、言ったからには続きを書く(笑)。

 

去年の6月以来、ブログの更新ができなかった理由は、水彩画の他、もうひとつあった。

それが、俳句教室に行き始めたこと。

 

「えっ?それって、またあの番組?」

と思われた方!

正解です!(笑)

そう、プレ○○!

 

俳句も水彩画も、ここ数年、「やってみたい!」と思っていたのだけど、

どちらの講座も人気で、私の行ける時間帯に空きがなかった。

それが、たまたま同じタイミングで、行ける講座を見つけてしまったのだ。

・・・てなわけで、「行くっきゃないっしょ!」と・・・(笑)

 

こちらの教室も初心者OKだったのだけど、詳しいことは教えて頂けないタイプの教室(笑)。

(だから、教室の選び方!!!・・・笑)

ただ、水彩画との違いは、私は学生時代から国語が大好きだったということ!

とくに古典は、好きな上に大の得意科目!

図書館で「俳句入門」を10冊ほど読んだら、何となく俳句が詠める気になった。

 

・・・が、しかし、実際のところ、読むと詠むとは、大違い。

2週間ごとに3句、季節とお題にあった俳句を詠まなければいけないのだけど、肝心の俳句のネタがない。

おまけに、「切れ」とか「調べ」とか「季語の本意」とか、勉強すればするほどわからないことだらけ。

・・・と言うわけで、水彩画教室が終わった後は、まじめに俳句を勉強しだしたので、忙しいままの毎日が続くこととなった。

 

先月から、仕事の都合で通っていた俳句教室に行くのが難しくなったのもあり、

(そうなの、いつかまた書くかもだけど、同僚が2人も辞めて・・・)

今月からは、一か月に1度、2句だけ書けばよい教室に移ることにしたので、やっと時間ができたというわけ。

 

ああ、長い言い訳だった(笑)

 

さて、水彩画は「こんなの描いてました」って絵をアップできたけど、俳句はちょっと難しい。

正直、

「読んでも意味わかんない」

って方が多いのでは・・・と思うから。

何せ、

「俳句の勉強頑張りました!」

と言っている私も、偉い方の句集を読むと、半分は意味がわからない。

(自慢しない!・・・苦笑)

教室に行き始めた頃は

「90%わかならい」

だったのだから、ちょっとは進歩したのだけど(笑)

(だから、自慢しない!・・・って、それで古典が得意だったのか?)

 

なので、今回はわかりやすく「写真」と「その景色を詠んだ俳句」をアップしてみようと思う♪

 

 

蝦夷富士の片方の明し冬の暮

(えぞふじのかたえのあかしふゆのくれ)

 

蝦夷富士というのは、北海道にある山「羊蹄山」の別名。

冬の夕暮れ時、羊蹄山の片側だけ夕日が当たって明るくなってるね!

ってな感じの「見たまんまかよ!」の句(笑)

 

いつか、みなさんに、

「おお!これは才能アリだ!」

と言っていただけるような句を詠めるように頑張りますm(__)m