全治３～６ヶ月！

土曜日の夕方、倅の高校の野球部監督より携帯に電話がありました。倅はその日、千葉県の学校関連施設でミニ合宿だったはずです。嫌な予感がしましたが、その予感通り、「練習中スライディングをして骨折をしたようで、今救急車を呼んでいます。こちらまで迎えに来ていただけますでしょうか」とのことでした。

　

ちょうど仕事を終える頃でしたので、否も応もなく「はい、伺います」と答えました。先生は病院で診てもらってからまた連絡を入れますと言いましたが、迎えに行くということは車が必要ですし、車は八王子だし、連絡もらってから動き始めても、千葉まで行くにも時間がかかるし、どうするかとしばし思案です。

　

最初は八王子まで車を取りに戻ろうかとも思いましたが、冷静に考えるとレンタカーがあるなということで近くまで電車で移動し、レンタカーを借りてまさに出ようとした瞬間に、先生より電話があって、「救急車で八王子まで搬送するので、身軽な形で来てください」とのことでした。

　

要約するとそんなところですが、本当はもっといろいろバタバタし、松戸の病院に着き、会計を済ませ、救急の先生の話によると「松葉つえで歩くとかそういう状態ではまったくなく、そのまま入院し手術が必要です。ですので、ご自宅近くの病院に転院して頂きます」とのことでした。確かに途中、先生から「自宅近くの病院へ転院することのご両親の了解がほしいと言っていますが」と言われましたが、これは救急車でそのまま搬送するということだったようです。はっきりそう言ってくれれば、レンタカーがどうこうなどしなかったのにと思います。

　

とにもかくにも、救急車に乗り込み、ストレチャーに横たわった倅と一緒に、１０時過ぎに松戸の病院を後にしました。救急隊の皆さんもお気の毒で、本当に申し訳なかったです。しかし、一番気の毒なのは当然倅で、車が揺れるたびに顔をしかめながら、八王子に向けての１時間ちょっとサイレンの音を聞きながらのドライブでした。

　

八王子駅近くの病院に着いたのが１１時半頃で、他にも救急搬送が立て込み、説明を受け病室に入ったのが１時くらいになりました。説明といっても、土曜日なので詳しくは月曜日になりますということだけで、倅を残して帰宅しました。

　

そして、今日の午後、病院に行って、手術内容と今後の見通しの説明を受けてきました。

　

骨折というと、普通はギブスで固めて骨が付くのを待つという印象があります。しかし、今回はとてもそれでは間に合わないということで、手術が必須とのことです（これは千葉の病院でも言われました）。倅は左脛の脛骨と腓骨を骨折しましたが、大きい方の脛骨の手術は、骨の中に棒を通す髄内釘固定というのが一番強度があるそうですが、倅の場合は骨端線という骨がまだ成長していることを示す線があり、この手術は出来ないそうで、骨にプレートを添えて固定する内固定手術が適当とのことでした。手術は、病院側のスケジュールの都合もあって１０日（火）となりました。そして、手術後入院が２週間程度必要で、全治までは何と３～６ヶ月ということで、その間は松葉つえのお世話になるそうです。

　

プロ野球選手で言えば、シーズンを棒に振るような大怪我だそうで、思っていた以上に時間がかかり、聞いた瞬間はえ～っと思いましたが、しっかり治すことが大切ですから、仕方がありません。本人が意外とショックな様子を見せないのが救いですが、手術後いろいろ大変なことに直面したら、また別なんでしょうけどね。しかし、それはその時で、今から思い悩んでも仕方がありません。

　

しかし、一昨日の夜からどうも気分が下げ下げで、なかなかテンションが上がりません。自分の骨はピンピンしているのですが、どうもジョギングをする気も起きません。もうすぐ、高校野球の都予選が始まります。弱小チームとはいえ、もちろんレギュラーなどは望むべくもありませんが、２・３年生で１０名ちょっとしかいないので、ひょっとしてベンチ入りはあるか？と秘かに期待していたので、そっちの方もテンション下げ下げです。

　

そう言えば、朝日新聞の高校野球特集冊子が配布され、横中ＯＢも大勢載っていましたね。散ドラＯＢも倅のほか、カズマ、ツバッチが載っていましたし、キャプテン、ヤックンほか、多くのメンバーが頑張っているようです。倅はここで大きく出遅れますが、これが後で大きな財産になればいいのですが。

　

手術の予定が１０日となったので、７・８日の合宿は予定通り参加するつもりです。ケガに気をつけながら、しっかり練習しよう！健康が一番です！

　

今日のジョグ

病院に行くため急きょ休みを入れましたが、午後に来てくださいとのことで、下げ下げ気分を振り払うようにジョギングに出ました。

　９．５ｋｍ　　５８分１８秒