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きまじめ議員活動記 NO,66-2020 千葉県大網白里市・デジタル博物館視察

2020年02月02日 | 活動報告

1月28日(火)千葉県大網白里市の「デジタル博物館」事業の視察に行かせていただきました。

三田には、世界3大青磁の一つとされる「三田青磁」や、古代からの歴史文化財や聖徳太子ゆかり、戦国・幕末・明治に活躍した人物など、多くの文化資源があるにも関わらず、博物館がない。

いや、あった。九鬼隆一氏が作った、日本で最初の私設博物館がありました。
今は、取り壊され、文化財も売り立てされ、散逸してしまいましたが。

私は、裏千家茶道を学んでいる関係や私の師匠”金田真一先生”のお教えなどで、三田青磁については以前から、博物館を作って展示し三田市の魅力の一つにすればよいと主張し、本会議でも幾度となく文化財の重要性を質問・提言してまいりました。

前市長からは、新庁舎のロビーに展示するとの回答を得ていましたが、現在陳列ケース1台に並べてあるだけです。

地方行政の財政難で博物館の設置は難しくなっていますが、何とか工夫次第では、現状の陶芸館を活用する方法もあるかと、いろいろ考えていますが、・・・

大網白里市の視察で、”目からうろこ”の先例を見させていただきました。

大網白里市は、人口49,227人と少なく、当然財政難であります。
しかし、熱意ある1人の職員と多くの協力を得て、「デジタル博物館」を完成されました。現在も進化し続けています。

当初予算2,300万円のうち約9割が助成金で賄っておられ、年間のサーバー使用料30万円のランニングコストで済んでおり、同じく財政難で苦しむ三田市にとって、素晴らしい先進地事例であります。

一度、大網白里市のホームページからご視聴ください。

将来的には、バーチャルシステム等を駆使すれば、実物を手に取るように観察でき、学術的にも役に立つこととなると考えます。

是非是非、三田市でも導入をすべきと思います。
できません、やれません、予算がありません・・・という前に、研究すべきと思います。三田市未来のため、三田市を魅力ある街にするためにも是非是非提言してまいります。

いただいた資料を添付します。