さくら・ことのは~川柳の部屋

言の葉はこだまことだまものおもひ…五七五の部屋へようこそ。

豊橋番傘 平成29年1月号・掲載句

2017-01-01 | 豊橋番傘

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

11月から年末まで、なにかとバタバタが続きました。
毎年忙しい時期ではあるのですが、
余裕もなく全力で走って、ようやく終えたような昨年でした。

ブログを書くのもおじゃまするのもごぶさたが続いており
ごめんなさい。

さて、今年はどんな年になるでしょうか。

とびぬけてよいことがなくても、
やさしい気持ちで満たされるおだやかな年であってほしいものです。

でもきっとまた毎日、
あくせく、じたばたしている自分がいるんだろうなあ。

要領のわるいわたしですが、
息切れしないように、なにごともペースを考えてぼちぼちやっていきたいと思います。

   地に生きるヒトはこころの羽で飛ぶ

   羽もたず生きる手足をばたつかせ



さて、干支の表紙絵がにわとりさんになって、
豊橋番傘ことしの1月号が届きました。

<推せん句>(11月号近詠より・鈴木 順子 選)

 一歩目を踏みだすまでの長い問い

 
<近詠>

 愛犬がわたしの歳を越えてゆく
    
 やんわりと労わられ傷ついている
    
 かくれんぼしたい日もあるお月さま
    
 酔いさめたとたん弱気になるしっぽ


<課題句>

「エール」 (藤森 ますみ 選)

 あの日から支えてくれた応援歌         


「住む」 (森 文代 選)

 住むほどにうちとけてくる街の風

 人も木も自分に合った土に住む


「傾く」 (須崎 東山 選)

 ひとことがあれば傾く恋なのに


<各・地・句・報> (森口 美羽 抄)

 まなざしはぬくく言葉の壁を越え
 



   
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コメント (3)
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