さくら・ことのは~川柳の部屋

言の葉はこだまことだまものおもひ…五七五の部屋へようこそ。

川柳すずか 274号(28年10月号)掲載句

2016-10-13 | 川柳すずか

すずか誌10月号が届きました。
たかこさんが今回描かれた表紙絵は、金木犀。
秋を知らせてくれる香りの花ですね。

<すずか路>

 すぐそこと聞いた目的地が遠い

 ぬかるみで次の一歩が踏みだせぬ

 転ぶたびたくましくなる両手足

 黙々と歩くうしろにできる道
      
 淡々と生きて惑いもときにある


<小休止> 前月号より推薦句

 イントロで終わった恋にある未練 (上村 夢香 選)


<課題句>

「ひたすら」(橋倉 久美子 選)

 水かきは止めず優雅に泳ぐ鳥

 
「余分」(共選)

 再会の日には余分にのむお酒  (圦山 繁 選)(千野 力 選)


「自由吟」(青砥 たかこ 選)

 ロボットに教えられてる人らしさ

 
<誌上互選> 「技」

 主役立てみごとな斬られ役でした (6点)


お名前敬称略で失礼いたします。



マイファミリーのような、わが合唱団・ジュビラーテのコンサートはいよいよ来週。

こんな間際まで暗譜に不安があるのは初めてのことですが、
練習不足を本番あとで悔やんでも、なんの役にもたたないので
あと1週間、やれるだけのことをやって当日にのぞみたいと思います。

お客さまに楽しんでいただけるように、
そしてわたしたちも気持ちよくステージを終えて
楽しく乾杯できるように。


   
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コメント (4)
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