ブログに書くのが遅くなってしまいましたが、すでに沢山ご協力頂いています。
昨年10月8日、カリフォルニア・ナパヴァレーで発生した山火事は日本でもニュースで報道されましたが
同時期にポルトガル中部、北部、そしてスペイン・ガリシア地方まで広がった火災に関して
テレビニュースで報道されましたでしょうか?私は見ていませんが。
なかなかポルトガルのニュースは流れてきませんね。
ナパ同様、ポルトガルの火災も多くの被害をもたらし(100名を超える方が犠牲になった)、
ダン地方のワイナリーがかなりの被害を受けました。
その中でもここ10年ほぼ毎年お会いしているロケスさんを応援しようと、購入して頂いたお客様にご協力頂いて写真を撮らせて頂き、ロケスさんに写真とメッセージを送る!と言うことを4月からやっております。
私は昨年5月にワイナリーを訪問させて頂きファミリーの皆さんにもお会い出来、また10月にはロケス20周年パーティー(日本の輸入メーカーさんがロケスさんと御縁が出来て20周年)でお祝いすることも出来ました。
パーテイーではこの20年を振り返って、ロケス家の懐かしい写真をスライドで見せて頂き(今は亡き義父がまだ現役、息子のジョゼは小さな子供時代)、またエピソードも聞かせて頂き、改めてこのファミリーの優しく暖かい人柄を実感しました。愛情が溢れています!
3世代に渡って日本とお付き合いしてくれて、さらに11月には孫が産まれておじいちゃんになるので、
「ロケスさんはいいおじいちゃんになりますね!」なんてお話しをしたのです。
そんなおめでたい1年で締めくくれるはずだったところ、山火事で畑の3分の1が焼けてしまいました。
白ワイン用の樹が被害にあったそうです。
そこで現在在庫を持っている赤ワインを買うことで支援しようとなりました。
ポルトガル・ダン地方のワインを是非飲んでみて下さい!
左から
キンタ・ダス・マイアス・レッド 2014年 ¥1620
品種:ジャエン、トウリガ・ナショナル、アルフロシェイロ、ティンタ・ロリス
ポルトガルの最高峰シエラ・エストレラ山の麓に広がる40haの畑、選定から収穫まで人の手作業を中心に丹念なオーガニックによる栽培。酸味とタンニン、果実味の一体感と長い余韻を楽しむことができる、オーガニックらしいピュア―さを持つワイン。
ダン・レッド 2015年 ¥2052
品種:トウリガ・ナショナル55%、ジャエン20%、アルフロシェイロ15%、ティンタ・ロリス10%
ダークチェリーやカシスに代表される果実香と樽に由来するバニラ香が重なり合う。少なくとも10年は熟成が期待できるワイン。
キンタ・ド・コーレイヨ・レッド 2015年 ¥1080
品種:ジャエン50%、トウリガ・ナショナル30%、アルフロシェイロ・プレト10%、 ティンタ・ロリス10%
キンタ・ドス・ロケスのデイリーユーズワインです。コーレイヨ葡萄園で栽培された豊かな果実味を最大限に表現し、普段の食事と楽しめるような親しみやすいスタイルの味わいにするため、樽熟成を行なっていません。
デイリーワインとして、大変満足出来る味わい。「コーレイヨ」とはポルトガル語で郵便配達員を意味し、それにちなんでラベルも切手風にアレンジされています。
やや軽めの味わいながら、しっかりとした果実味があり、ソフトな口当たりと心地良い余韻が残るバランスの良い仕上がりとなっています。
ロケスさんはダン地方No1生産者、ワインは上質です。
イギリスのワインジャーナリスト、そしてマスター・オブ・ワインの称号を持つジャンシス・ロビンソン女史が過去10年間で評価したポルトガルワインの中で、最も偉大な10本を発表しました。
その中にロケスさんの白ワイン「エンクルザード」が選ばれています!