教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

クマバチの巣

2012年04月25日 | 生き物

冷たい雨から一変、暑いほどに晴れ上がった日
我慢できずに外へ飛び出しました。



こんなところにしゃがんで葉をめくったりしていると
しみじみと春の喜びを感じます。

ブ~ン・・・



大きな羽音がしたと思ったらやはりクマバチ。
小さなカラスノエンドウの花にも訪れるのですね。

古いあけび棚の下を通りかかったらうるさいほどの羽音がして
びっくり!あたりを見回すとクマバチが10匹は飛んでいるでしょうか!
こんなに多くのクマバチが飛んでいるのを見たのは初めてです。



あれ?棚にあいている丸い穴にクマバチが入っていきます。



目と目の間に三角形の白い部分があるのはオス



こちらはメス
とうやら木を削りとっているようです。



ハチの入っていない穴に光をあててみるとこんな様子。
もしかしたらクマバチの巣をドロバチが再利用したのかな?
もっとしっかり観察したいのですが穴のあるところが高さ3m程と遠くて
ほとんどの穴にはクマバチが入っているのでよく見えない・・・。



はじめ口移しで蜜を渡しているのかな?と思いましたが
このようなことが繰り返され、大きなお尻で穴を塞いでいるのを
見ると、ここは私の場所!と主張しているように見えてきました。



あまりにも穴の形がきれいな円形なので、人間がドリルで
開けた穴を利用しているのかと思ったほど。
穴の数は20個以上はあって、さながらクマバチ集合住宅です。

調べてみると、クマバチは英語でcarpenter bee!
奥行きのある巣穴には仕切りのある8つの部屋があり、
ひとつひとつの部屋に花粉団子をつめて大きな卵を産みつける
のだとか。大工さんバチと呼ばれるのも納得です。
今は花粉集めに大忙しなのですね。
この付近はやけにクマバチが多いと不思議に思っていたのですが
その謎がとけてスッキリしました♪



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