教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

Aさんの新作日本画(070)

2022年12月23日 | 教室風景

Aさんは北の大地の情景を描かれました。


「過ぎゆく時空 木は知る」 日本画 F10

思い出ある牧場にかつてのにぎわいはなく柵は朽ち始めています。
流れる季節、地と人々の変遷を草原で見てきたポプラの生命力と
孤独、存在感を力強く描き上げた、鮮烈で熱気に満ちた作品です。

近づいてみました。


近景の草花や杭を緻密に描き込み、積乱雲の表現は粗い岩絵の具を
重ねてボリュームを出しました。隅々まで工夫のこらされた静と動、
明と暗の印象的な対比により自然に作品世界の奥へひきこまれます。

今までも迫力ある作品を描いてこられ、ますます冴えわたるAさんの
過去の作品はHP「上郷森の家絵画教室及川みほクラス」内の
作品集の中のAさんのページに制作順に掲載されています。
ぜひこちらもご覧ください。


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする