良平通信 <GOOD FLAT COMMUNICATION>

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殺人替え歌。

2007-03-22 23:44:19 | photo
マイミク聖さんが替え歌のことについて書いていたので私も。
中2くらいの時、区のスキー教室で一緒だった奴から聞いた歌で大笑いしたもの。
「グリーングリーン」の節で。

♪ある日パパと二人で殺しあったさ~
 ナイフに包丁に出刃包丁そして金属バットで~
 グリーングリーン 岡の上にはパパの死体が~
 グリーングリーン 小川には傷ついた僕が~

どうでしょう。
これね、いいんだよね。傑作ですよ。
詩があるのよね。別に殺し合ったり、死んじゃったりするのはよくあるのよ、小学生、中学生には。
でも、この情景と余韻はなかなかのものですよ。
ある晴れた日な訳ですよ。空が青いんですよ。雲が浮かんでいるんですよ。
岡にパパと僕が座ってるんですよ。笑い顔さえ浮かべているんじゃないかと推測しますね。
二人の間に何があったかは知れないんですが、やおら殺し合いが始まるんです。壮絶なる戦いですよ。ナイフに包丁に出刃包丁、そして金属バットですからね。
そして、、、
満身創痍で勝ったのは僕でした。
岡から転げ落ちる僕。
遠く血まみれで横たわるパパ。
僕はもう動けません。
僕の横で小川がさらさら流れます。
片手は小川に入ってるでしょう。
「み、、、水、、、。」
って言ったかもしれないですね。
空はどこまでも青く、芝はいよいよ緑です。
どこかで鳥が鳴いています。
それを「僕」の視点から描いているんですね。
客観的に、第三者的に。
歌い手は「僕」だからね。
「傷ついた僕が」
この余韻。
カメラはロングで引いていきます。
素晴らしい。
実に詩的。
実に映画的。
以上、私の好きな替え歌でした。

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