公園で見つけた、この膨れたものは、なんでしょう?
これは、イスノキに出来た虫こぶ(虫えい)です。
葉や実に虫が棲みついて、こぶができるのです。
子どもたちは、虫が出てしまった後の実のこぶを笛にして遊びます。
穴に口を当てて吹くと、音がします。
その笛の音から、ひょんの木とも呼ばれます。
昔、橡の実の中身を釘の頭でかき出して、笛を作りました。
いまは昔の物語です・・・
木の実の実る秋、こんな伝承が出来ると、楽しいのだけれど・・・。
そんな遊びをおもしろいと思うような親と子ども、いてほしいなあ。
☆イスノキ・・・・マンサク科。四国や九州地方の山地に自生。風除けとして生垣に植えたり、
公園などにも植えられる。材からは、串を作る。
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