Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

笑っちゃって叱れない

2016-04-26 22:32:31 | 育児: 1歳~
食べたくない物をこっそりテーブルとお腹の間からポトっと床に落とすおチビさんです。
タチが悪い。
見つけたときは「こら!」と、
おチビさんの現行犯の手を握って「それしないの」と叱るのですが、
当のおチビは見つかったのがおもしろいのか、
私がコラ!というのがおかしいのか、
ゲラゲラケタケタ笑い出すんです。

ていうか、腹の底から。
ゲラゲラ、イヒヒヒーーー!!!!
かなりおもしろいらしい。

育児本や子育てウェブには、
こどもが悪さをしたときにはすぐに、
その場で、
低い声で、
目を見て真剣に「ダメ」と叱れば、
まだ言葉がわからなくてもこどもなりに、しちゃいけなかったと分かるものです、
と書いてあったけれど??

食べ物を落としてママにコラ!と言われるのは
おチビさんにはゲームでしかないらしい。

こっちも笑っちゃって叱れない。
結局きっちり叱れないで終わります。
いつもそんな感じ。

---


週末のすべり台。
やたら楽しそうでした。

心の余裕?

2016-04-23 02:48:11 | 日常

やった、週末だ!
あ、私ママだった、、、。

このカードほんと今の私だわ。
やっと待ち望んだ週末、
結局は育児と家事で終わっちゃうことが多いんだよね。

---

最近ようやくじわじわと、
仕事での瞬発力と実行力が戻ってきたように思います。
何がきっかけ、ということはないんだけど、
最近たて続けに工房でのマシンやツールのトレーニングを、
ボランティアさんや若手スタッフに施す機会があり、
たぶんそれでスイッチが入ったような感じです。

自分自身、なにも作ってない時期が長く続いてたので、
人にテーブルソー、チョップソーの使い方や、
3Dプリンタやレーザーカッターの使い方を教えていると、
何かムクムクと久しぶりによみがえるものがありました。

新しいツールの使い方を覚えていく人を見て、empowering な経験だなあと。
自分も一番最初にこういったマシンの使い方を覚えた頃の感覚を思い出したような。

今日試したい新しいアイデアがあるとして、
それを思いついた時の瞬発力でサッとプロトタイプをつくる。
そういう速さと実行力がやっぱりこの仕事していく上ではキーです。
だからそれを忘れずに。
そのためには、自分自身つくることから遠ざかっていたらダメだなと。

これって結局、
昨年の11月に息子のデイケアが始まってから、
(いや、正確にはバァバが帰国して家の中でのヘルプがなくなってから、というのが正しいか)、
家⇄職場⇄デイケアの3点行き来だけで1日が終わり、
おチビの世話に多くの時間を取られる代わりに、
家と仕事が犠牲になっていたのが、
再び仕事に情熱を持って取り組める心の余裕ができるまでに半年かかったということ??

たぶんそういうことなんだと思います。
デイケアの準備と送り迎え、
仕事中に搾乳にとられていた時間などなど、
小さい子の育児しながら働くということは、
やっぱり大変でした。
出産後4ヶ月で職場復帰したなんて言うと、
すごいねーなんて言われるけれど、
実際には Before babyと After baby の働き方には断然違いがありました。
はた目には何ら変わりなくても、
あれ?前だったらもっとやれたのに、
と内心思うことが多かったです。この数ヶ月。

でもそれがやっと、
平日の時間の使い方、週末の時間の使い方など、
いろいろ試行錯誤しているうちに、
要領がやっと、やっと、つかめてきたのかなーと感じます。
パソコンは持ち歩かない。
仕事は持ち帰らない。
週末は仕事しない。
料理は一度に大量につくる。
家と仕事をきっちり分ける。
内省の時間をとる。
手を動かす。
提案する。
やってみる。
おチビは1歳過ぎてもまだ授乳しているけど、
職場で搾乳することがほとんどなくなった、というのも時間に余裕ができた理由でしょうか。

とにかく、好きなことを仕事にしている幸運を
今一度自覚しつつ、
情熱を持って取り組んでいこうと前向きになれた自分がいることが嬉しいです。
時間と育児に追い立てられている感が拭えなかった時期から、
少しづつ脱皮しつつあるのかなと思います。


おチビさん寝てるときは 心の余裕もできるってものです。

今日は、そんなところです。

祝、はじめの5歩。

2016-04-17 23:58:57 | 育児: 1歳~
日本帰省日記の途中ですが、記しておきたいこと。
4/15/2016 生後14ヶ月と20日。
やっとおチビさんがひとりでヨチヨチ歩きを始めました。はじめの5歩!


金曜日、パパと家にいる時のこと。
パパの膝を離れて、テーブルまでヨチヨチヨチ、と。
かなり危なっかしい5歩だったのですが、とても嬉しかったです。

フィリップがこれのビデオを職場の私に送ってくれて、
テキストメッセージで He walked!!! とあり、
受け取った時はだいぶ興奮してしまいました。

というのも、
デイケアの先生達からもう数ヶ月ぐらい、
He is ready to walk. と言われ続けていたのに、
本人は一向に歩く気配がなかったのです。
手押し車で歩くのはとても上手でかなり得意げに歩いていましたが、
それが逆におチビさんに「これがないと歩けない」と思わせてしまったのか、
長い間、手押し車に頼る時期が続きました。
怖くて手を離せなかったみたい??

2015年の12月頭に手押し車でトコトコ歩き始めてから、
自分だけでたったの5歩をあるくまで約4ヶ月!
長かったー。
でもそれが彼のペースなんですね。

何をするにもかなりの慎重派。

生後一年過ぎて、もうその傾向には疑いの余地なし、という感じです。
生まれて数ヶ月は、おチビさんがいったいどんな子なのかまったく分かりませんでした。
でも今はたくさんのことがわかります、
石橋を叩いて、叩いて、叩いてから渡る性格、笑、
男の子にしてはそんなに活発ではない、
ひとりで黙々と長いこと遊んでいられる、
などなど、笑。
あと最近では癇癪を起こすのが気になります。。
こうしてだんだん who you are が明かされていくんだなぁ。

とにかくヨチヨチ歩きは大きなマイルストーンでした。
初めてそれを見たときの喜びを覚えておきたいです。


(翌日もサンフランシスコの公園で歩く練習。
5~6歩あるいては転ぶおチビでした。)

息子と同じ歳のおともだち

2016-04-15 18:21:58 | 育児: 1歳~
実家に帰って嬉しかった出来事は、友達の息子くんにやっと会えたことでした。友達というのは私が地元で教員してた頃の同僚、というか同期。一緒に働いてたのはもう10年以上も前のことですが、今でも大切な友達です。

思い起こせば2年前、私と同年代で、こどもがまだいない、という友達が私にはふたりいました。ひとりは地元のこの彼女、もう1人は関西に。それぞれ人生の別々の時期からの友達。

それがなんと奇跡なことに、私を含めてこの3人が同じ時期に赤ちゃんを授かり、3人とも出産予定日が同じ月。うち1人とは予定日がまったく同じ日だったのでした。すごい偶然、というか、ミラクル(まぁ、実際の生まれた日には多少の前後はあったのだけど)。

今思い返しても、いろんな意味で2014年て奇跡だったのだなぁ、、、すでに懐かしくなっています。

あ、早送り、早送り。

そんなわけで、このたび、
うちのおチビさんと月齢もぴったりな同期友達の息子くん。やっと会えた!


家が古民家風で、素敵でした。
こんな縁側で遊ばせてもらってよかったね。

マタニティの頃からずっと会えるのを楽しみにしていたので、
ふたりのこどもが並んで遊ぶ姿を見るのは本当に感慨深かったです。

これから帰省する度にきっと会う息子同士だろうから、
こども達もいい友達になれたらいいなー。
この日は同期友達がふたり集まって、フィリップも連れて行ったし、もうひとりの彼女もこども達を連れてきていてにぎやかでした。お昼には手巻き寿司をみんなで準備しました。


こんな手書きのお品書きまで。

一緒に働いていた頃もよくこの3人で集まって遊んだものです。今ではそれぞれこども連れ。久々の再会も、つい昨日まで一緒に働いていたかのような感覚で会えるのだから気楽でいいです。そしてうち1人とは出産&子育てというイベントを同じタイミングで共有、、、ほんとこのミラクルに感謝です。

おチビさんが覚えた言葉

2016-04-13 08:16:56 | 育児: 1歳~
日本にいる間におチビが覚えた言葉です。



ナイナイ
- ばぁばと遊んでいる間に、「これナイナイしようね」「はい、ナイナイだよ」とモノをしまう仕草を見せていたら自分から「ないない」と言うようになりました。

だいじ
- 私のパスポートやクレジットカード、新幹線の切符など、大事なものをとにかく手に取りたがるおチビさん。渡さないと癇癪を起こすので、「これ、大事なんだよ」と言いながら手に持たせてあげてるうちに「だいじー」「だいじー」と真似するようになりました。

じじ
- これはジィジのことなのかな、私たちの真似をしてよく言うようになりました。

以前から、「ママ」、「ばば」、「パパ」、「ばぁー!」、Noの意味で「ネー」、
などは言ってたのですが、傑作はやっぱり「だいじー」。三音ですから言い方がなんともかわいい、、、。短い音の繰り返しではなく、ついにひとつの単語を発した、という感じです。

自分のブログによると、ほんの数ヶ月前、ばっばっしか言えなかったおチビさん。
成長はやいなぁと思うとともに、日々変化する毎日でほんとうに今って特別な時期なんだと実感します。

五味太郎さんのインタビュー記事おもしろいなー

2016-04-11 00:27:40 | 育児: 生後7~12ヶ月
日本帰省日記の途中なんですけど、
割り込みで、最近おもしろかった記事。

絵本作家の五味太郎さんのインタビュー記事、
サラッと読んだのですが、なんだかその後も頭に残っていて、
もう一度読んでやっぱりおもしろいと思ったので備忘録としてアップ。

絵本作家五味太郎に聞く1
~人の役に立ちたい人が一番役に立たない


内容は、、、
「俺はあまり説明がないんだよね。
説明は各人がつけるだろうと思っているわけ。

他は、子どもたちに教えてあげようみたいなことばっかりやっているわけ。
俺、まったくその気ないのよね。

よく議論があって、
「これは誰のために?」「子どもたちに何を教えるんですか」って、
「なんにもないんですよ」って話をずっとしていたんだけどね。
それはもう、今も時々とぼけたやつがいるからね。まだわかっていないのがいるから。
「これ、子どもにわかるかな」とかって。
「お前にわかんないだけだよ」」(笑)。


ぷっ!

他にも語録できそうなくらい、自由に語る五味太郎さん。
ズバッと本質ついてるような、それでいてのらりくらりとかわされそうな、
軽さと本質の混じり具合が絶妙だなー。

五味太郎さんの絵本て家になかったけど、
こんなに仕事を愛してるハッピーな自由人が書き手なら、
今度買ってみよう。
そうかー、私に分からなかっただけなのか、と思わず腑におちてしまった。

実家の朝ごはん

2016-04-10 14:55:30 | 育児: 生後7~12ヶ月
(日本帰省日記つづき)

実家に着いた翌朝は家族みんなで朝ごはんを食べました。
おチビさんに初対面すべく、ちょうど兄も帰っていたのでにぎやかな食卓。
兄はおチビさんの叔父さん。おチビさんは兄にとって初めての甥、やっと会ってもらえて良かったです。
兄の奥さんもあとから合流して、おチビさんはつかの間の叔父叔母タイムを楽しみました。
この叔父叔母は教員という仕事柄か忙しすぎてたった1日しかいられなかったのが残念。

ちょっと写真では見えにくいけど、テーブルの高さにちょうどいいおチビさん用のイスをはじめ、あんパンマンのお茶碗やスプーンフォークも買ってありました。


前日に成田に着いた時間はサンフランシスコでいうと真夜中。おチビさんには相当眠い時間のはずですが、電車を乗り継いで帰ってきたため道中ずっと興奮しっぱなし。3時間ほど眠らずがんばってました、最寄り駅に着いて車に乗ったとたんにパタリと電池切れしたかのように眠り、そのまま朝までぐーっすりと寝てくれました。なので時差ボケはあまりなく、割とすぐに日本時間に適応していきました。

実家の朝ごはんはだいたいいつも、
シャケ(またはアジの開き)、納豆、梅干し、卵焼き、おひたし、お味噌汁、ごはん、みたいな感じですが、
フィリップがいる間は納豆が一度も食卓にあがりませんでした。。
においが苦手というのを私の母が覚えてたせいか。
フィリップは、朝から魚を焼いて食べるというごくふつうの日本の朝ごはんを見て、なんて健康的なんだ、とだいぶ感心していました。


実家では電子ピアノではない、本物のピアノを弾いて嬉しそう。
ここのところずっと、キラキラ星を鼻歌でかなり正確なメロディで歌っているおチビさんです。

久しぶりに帰った実家、お風呂がリフォームされていたのでとても嬉しかったです。
私たちが泊まった部屋は私が実家に居た時使っていた部屋でなく、お客さん用の部屋として使っていた部屋だったのですが、かれこれ30年の間にたくさんの荷物が置かれ、まるで物置きみたいになっていたのです、たしか。今回私たちが来るからと一念発起してその部屋の膨大な荷物(というか粗大ゴミ?)を断捨離したばぁば、ありがとう。

まだ花冷えの3月、フィリップは日本の家は寒い寒いと言って家の中で寒そうにしてましたけど。おかげでそれが今回の日本トリップの一番思い出に残る事柄になってしまったらしく、アメリカに帰ってきてから会う人会う人みんなに「日本の家は寒い」と言っています。笑。
居間はストーブついて、寝る部屋はエアコンついてたんですけどね。廊下や台所、トイレなどは寒すぎでまるで外にいるみたいだと言っていました。まぁ、うちの家は古いしね。セントラルヒーティングしか知らない人からすると、相当な寒さだったようでした。

おチビさんを連れて日本へ

2016-04-07 00:43:57 | 育児: 生後7~12ヶ月
おチビさんのデイケアが春休みなのでそれに合わせて、家族3人で日本に帰省しました。
2週間帰ってて、今はもうアメリカに戻っています。
アメリカ戻ったのが日曜午後、翌月曜から私は仕事、おチビさんはデイケア再開で、
今週は死んだようにつかれている我が家です。
今も時差ボケで眠れないのでブログで気分転換。


「成田までこども 一枚」
行きの飛行機はANAのカウンターから浮き足立つ私たち。


おチビさん用にパシネットも用意してもらって。


壁のすぐ前の席。
足を十分伸ばせるスペース、そして隣の席は空席でラッキーでした。


離陸後すぐおチビさん眠ってくれて良かった。

・・・

なーんて思ったのもつかの間。
11時間のフライト中、おチビが寝たのは最初の40分と最後の1時間。あいだずっと起きてたので大変でした。


パシネット、全然寝てくれませんでした。


外の景色に釘づけになったり。

起きてる間はずっと抱っこ(これが暑苦しいの)。
ママじゃないと泣くので、仕方なく私ずっと抱っこ。
飽きるとミニカーを手に、床の上を這いずりまわって通路をブロックしたりフライトアテンダントの仕事をじゃましたり。

飛び立つときのウキウキ気分はどこへやら。
11時間、ただただ時間が早く過ぎることを祈るばかり。
1歳児おチビさんと一緒のフライトは、機内食も十分に食べられず、おチビさんも出された Baby meal(アップルソース、チキンのごはん、ヨーグルト等)を食べないし、
そのぶんオッパイを欲しがるしで、私はお腹がすくし、へとへとにつかれました。

成田に着いたら両親が迎えに来てくれていて、心からホッと。
おチビさん、久しぶりのばぁばとの再会!
といってもすごく眠かったみたいであまりはしゃいでませんでしたが、
久々に会ったばぁばに眠そうな顔で笑顔を見せてました。
ジィジとは初めて会いましたが、これも眠かったのかよくわかってないようでした。

ジィジばぁばが迎えにきたといっても、車で来たわけではないので、
成田からはみんなで電車で実家へ。
ばぁばにおチビさんを託し、
やたらと多い荷物をジィジに託し、
私はおチビさん抱っこから解放されて、
久々の日本、フィリップは10年ぶりの日本、
身軽になってふたりともウキウキが戻ってきました。


電車でも興奮して寝なかったおチビ。

ちなみに小腹がすいたフィリップにコンビニでシャケのおにぎりを買ってみたところ、
おいしい!と感動して食べていました。
お、私と知り合って13年、、、フィリップやっとおにぎりの美味しさに目覚めたか。

これから日本への帰省はルーティンにしていくつもりです。
おチビさんになるべくたくさん、日本での経験を持ってほしい。日本とのつながりを。
別に日本にこだわっているわけじゃないけど、
彼が持って生まれたもののひとつとしてね。

日本という場所があるんだよ。
ママが育った家があって、ジィジばぁばが住んでる所だよー、と。
こどもの頃、父母の実家へ行くのは楽しみだった時期がありました。
何歳ぐらいまでだったかな、たしか小学校中学年ぐらいまで?
年1~2回、新幹線や車で何時間もかけて行くトリップがたのしかったのです。
おチビさんにとって、これがそういう経験の記念すべき第一回目。

日本滞在日記、どれだけ書けるかわかりませんが、
思いつくままにぼちぼち書いていきます。