Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

再び英語を話しだした息子

2018-08-16 15:02:51 | 育児: 3歳〜
【3歳6か月】
先週日曜日、息子が赤ちゃんの頃から一緒に遊んでいた近所の幼なじみのMちゃんと遊びました。


Mちゃんはお母さんがイスラエル出身で、
(お父さんはアメリカン)
先月まで半年ほどイスラエルに帰っていたので、
息子とMちゃんはその間離れ離れになっていたので、
遊びが再開したのはつい最近。

久しぶりに会った3歳どうしのふたり。
初めの日はあまり打ち解けずに、
ふたりとも恥ずかしがり屋なため、
少し距離がある遊び方でした。
イスラエルから帰ったばかりのMちゃんは、
英語も上手ですが、
この時は主にヘブライ語を話し、
息子は日本語なので、
お互いに言葉のチャンネルが合わない感じ。

2日目は、少し打ち解けて、
一緒に遊ぶ様子が見られました。
Mちゃんは息子が英語なら分かることを知り、
積極的に英語を話すように。

3日目の日曜日はもうすっかり打ち解けて、
息子もふだん話さない英語を一生懸命使って、
Mちゃんと関わりを持とうとしていました。

同じアパートの同じ階に住んでいるふたり。
ひいき目に見ても、
性格のウマが合っていると思います。

息子はおもちゃを貸してあげたり、
Mちゃんのできない部分を手助けしてあげたり、
Mちゃんが自転車持っていないとわかると、
自分も外出時にMちゃんに合わせて徒歩で行くと言ったり、
ここ最近Mちゃんとの再会を通して
息子の優しい一面を見ることができました。

またMちゃんも、
いつも夕食を食べるのが遅くて、
なかなか遊びに戻れない息子に対し、
(ごはん食べないと遊べないルールなので)
You need to eat! と名前を呼びながら、
応援してくれる様子がとてもかわいいです。
このままいいお友達でいてくれるといいなー。

ま、なんと言っても、
日本語の幼稚園に行きだしてから、
全く喋る機会のなかった英語を、
息子自ら(下手だけど)喋りだしたのだから、
友達効果はすごいのです。

私は息子の口から英語が出てくるとは思ってもいませんでした。

幼稚園でも100%日本語、
最近ではお友達も日本人やセルビア人に偏りがち。
息子の母語は日本語、次にセルビア語、
英語は息子自ら「僕は英語は話せない」という程、
今までまともに話したことないです。
赤ちゃんの頃(2歳前)、
デイケアで英語ネイティブの先生にお世話されてた時にちょっと話してたぐらい。

それがMちゃんとの遊びをとおして、
最近また英語を話すようになったのです。

I can do it better!
Let's go to my bed!
Let's play with the trains.
Let's play in my room.
Let's run!
I'm hiding.
Find me!
It's my turn.
I'm there (これはI'm here のつもりで言ってる、かわいい間違え)
ま、まだまだとってもシンプルな英語ですが。

こういうのを見てると、
息子の頭が英語に乗っ取られるのは時間の問題だと思います。
日本語やセルビア語、アメリカで暮らしながら、
いつまでキープできるでしょうか。

息子の言葉がへん?

2018-08-08 16:52:33 | 育児: 3歳〜
【3歳6カ月】
セルビアから帰ってからの息子の日本語に、
ちょっと変化がありました。

「あなた」と言うんです。

「これあなたのだよ」
「あなたは何してるのー?」
「あなたが先に行ってよ」
とか。

私はそんな言葉使わないし、
セルビアで日本語話す人はいなかったし、
どう考えても、
「あなた」は息子本人から出てきた言葉なのです。
英語やセルビア語からの干渉が起きてるんでしょうか。

息子の日本語は、
例えば英語で what are you doing?
の you を
そのまま「あなた」と訳した感じなんですよね。

へん、、、

これって、
アメリカで育つ日本の子どもの言語発達に
よくある現象だと思います。

その都度適切な言葉に言い直して聞かせてますが、
要観察です。

- - - -

セルビアから帰ってきてからのもうひとつの変化は、
パパとよく喋るようになったこと。
以前は息子の話はぜんぶ日本語で、
すべて私とのやりとりのみでしたが、
(そしてそれが時々重荷でもあった、、、
なぜなら同じ部屋に家族3人いても息子は
いつも日本語で話し、
「ねぇねぇ」「遊ぼう」「これ見て」等
ひたすら私からのアテンションや反応を求めていたから)
今は息子のセルビア語が上手になり、
話の半分くらいはセルビア語になったので、
パパが半分対応するようになりました。

よかった、よかった。


先週ママのお仕事場に遊びに来たよ、
しかも自転車で入館してました。
それでも怒られない我がミュージアム、さすが??

息子とパパが帰ってきた!

2018-08-04 20:08:07 | 育児: 3歳〜
【3歳6ヶ月】
私がボストンの出張から帰ってきた翌日(8/1)、
パパと息子がセルビアからひと月ぶりに帰ってきました。
その日は水曜ですがボストン出張の振替休日で私の仕事は休み。
パパ達は夕方にサンフランシスコ空港着だったので、車で迎えに行きました。

息子がいない1ヶ月。
私はすぐに自分1人の生活に慣れ、日々が忙しく過ぎて行き、
私は自分に子どもがいるという事実を忘れかけそうになりました。。オイオイ。

息子が帰ってくるということは、またあのルーティンの生活が始まるということ。
1人だった1ヶ月の間もかなり忙しくて時間がないと思ってたのに、
これからはまた、子育てと仕事の両輪。
それでもまわしていくしかないのですね。なんとかね。

でもまぁ、息子がいなかったひと月の間に、
ちょうど良い気持ちのリセットができて、今日から心機一転がんばろうっていう感じ。

サンフランシスコ空港、到着ゲート。
私は付近のベンチに腰掛けて待っていたのですが、
どうやらパパ達がゲートから出てきて私のことが見つけられず探している様子。
Where are you? とパパから電話かかってきている後ろから、
「デ ママ?(セルビア語でママはどこ?の意味)」と繰り返す息子の声が。

ワクワク。どきどき。

あれ?電話から聞こえてるんじゃなくて、肉声ですぐそばで同じ声が、、、
ふと周りを見渡すと、いました!
パパの大きなスーツケースの横に立って、「ママは?」と探している息子の姿を確認!

名前を呼ぶと、こっちを振り返ってニマーーーー!!と笑っていました。
そしてきゃっきゃと嬉しそうに走り出す息子。
私の方に走ってくるというよりは、嬉しくて逃げ回る感じの息子。

こ、子犬みたいだった、、、笑。

駆け寄って、ぎゅっとしたのですが、
息子はニンマリと笑いながら「ママー!かくれてたでしょ(笑)!!」だって。
「かくれてないよ、ずっと待ってたよ。おかえり!!」
こうして、パパと息子と久しぶりの再会。

3歳。まだ小さいね。
抱っこしたり、ぎゅっとしたり、ほっぺをくっつけたり、
そんなことをしながら息子の entity というか存在を確かめる再会のひと時でした。

息子は日に焼けて、少し重くなった感じ。
パパはあいかわらず。。筋トレばかりしてたらしい。
息子は帰りの車の中でも久しぶりに見るサンフランシスコの街に興奮気味で、
かなり上機嫌で、ずっと笑っていました。

正直「ぼくセルビアに戻りた〜い!」なんて言われるんじゃないかとちょっと心配したのですが、
全然その心配は無用でした。

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息子が帰ってきた翌日も、私は振替休日だったので仕事休み。
1日ずっと息子と一緒にいました(そしたらもうさっそく疲れちゃったんだけれども、、、笑)。
アムトラックの電車に自転車を積んで、ひと駅分だけお散歩に行く、っていうときの一枚。