Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

日本帰省の記録 2019夏

2019-08-31 13:59:43 | 育児: 4歳〜
【4歳7ヶ月】

8/11(日) 
午後3時頃、成田空港着。エコノミークラスでの息子とふたりのフライト。息子はタブレットや座席のスクリーンで漫画を見るのが常。寝るときは私の席に足を伸ばしたり、時には席を全部占領して横たわるため、私の座るところがない。 両親が迎えに来てくれていた。息子は会う直前まで「はやくバァバに会いたいね。最近電話もしてなかったからねぇ」なんて大人びたことを言っていたのだが、実際にジジババを目にすると借りて来た猫のようにおとなしくなってしまった。打ち解けるのに多少の時間が必要。 

8/12(月) 
朝一番のモーニングショーで『天気の子』をひとりで観に行く。飛行機の中で『君の名は』を初めて観てその映像の美しさに衝撃。その勢いで『天気の子』も鑑賞。中高生の頃、田舎から東京を恋い焦がれていた頃の東京が美しく描かれていて、ずっと昔の感覚を思い出す。その後、ショッピングモールで買い物、息子の甚平や本、自分の服など。 
午後はバァバが息子をあずまウォーターランドへ連れて行ってくれた。アームリングの浮き輪を両腕につけているので深いところもずんずん入っていく息子にバァバが驚いていた(以前は水に浸かるのさえ怖がってたのに)。セルビアで鍛えられたか。

8/13(火) 
息子のアメリカの幼稚園の友達ファミリーに日本で会う。ふだんアメリカで大親友同士のふたり、たまたまその子も日本に帰省中だったので初めての日本でのプレイデートが実現。大宮の鉄道博物館でまる1日遊ぶ。9月からの新学期では離れてしまうふたり(その子が現地のKindergartenへいくため)。親としてはそれが息子のメンタルにどう影響するのか心配なのだけど、「Yはね、今度からちがう学校にいくんだよ。でも学校がないときにまた会えるよね」とけろっとした調子で息子が言う。そう、そうだよ、さよならじゃないよ!と私も。なんだかジーンとする。

8/14(水) 
休息日。 
午後のおやつの時間に高校時代の友達家族とカキ氷へ。太田のWilliamsburgというお店へ。息子、昨日買った甚平を着て出かけて、人生で初めてのかき氷だった。おいしいって言って食べてた。その後スタバでコーヒータイム。日本のスタバ、陶器のカップで淹れてくれるのちょっと嬉しい。 

8/15(木) 
兄夫婦と東京お台場で会う。兄たちはつくばから会いに来てくれた。ふつうに、みらい科学館やデックス東京ビーチのレゴランドなどで遊ぶ。息子と兄はふだんなかなか会わないし話さないから貴重な1日。息子は一日中すこぶる機嫌よし。最後にみんなでお茶したオーストラリアンカフェ Billsで食べたリコッタパンケーキ美味しかった!夕刻だったので息子はそこで寝てしまい、お台場から東京駅で新幹線乗るまで、息子を抱っこして帰る羽目に。暑い、重い、痛い。息子は小さいけど13.5kg、そりゃ四十肩にもなるわ。

この日は兄とラインがつながったのが一番の収穫。

8/16(金) 
高校教師時代の同僚に会う。館林のビストロカフェSugieへ。前回会う約束が果たせなかったので今回はようやくの再会!ふだんは八王子の方に住んでいる彼女なので彼女が実家に戻っているタイミングでないとなかなか会えない。4年ぶりぐらい?一緒に働いてたのは15年以上前のことで、その頃同期として色々なところへ遊びに行ったり旅行に行ったりしたのだが、「あれ誰がいたっけ?」「なんでそこに行ったんだっけ?」「あのレストランどこだったっけ?」という忘却がひどくて笑ける。(昔の同期の話、そういえば前に書いてた。)

8/17(土) 
高校時代の友達に会う。20年以上の時を経てまだこうして女子3人で、各々歯に衣着せぬ物言いでバカ笑いしてるのだから幸せなこと。彼女たちの子供達はもう小学校高学年だったり、高校生だったり。いろいろ教わること多し。このメンバーともいろいろ旅行をしたのだが、昨日同様、色々と思い出せないこと多し。ランチは伊勢崎、スリーセント(お肉が美味!)、そしてBAKE SHOP ツミキでケーキとコーヒー。 

8/18(日) 
母と息子と浅間山の鬼押し出しへ。1783年の火山の噴火による溶岩でできた公園。息子は火山が好き。でもつい最近も本当に噴火したというとマジで怖がっていた。本当は浅間火山博物館へ寄ってみたかったが、最近の火山活動の為、入山規制がかかっており道路通行止めになっていた。 軽井沢ハルニレテラスにも寄ってNAGAI FARMでアイスクリームと川遊び。

8/19(月)
運転免許証の更新へ。期間前更新だけど、今度の誕生日の前後ひと月に日本にいないから今しかやる時がない。朝9:10受付、視力検査をしたら右目0.1、左目0.7ってかなり視力が下がっていて驚いた。見えないわけだ。アメリカの免許更新と違って優良者でも30分の講習がある、、、長い。結局、免許を受け取ったのは11:20。朝から行って半日潰れる。
午後、母と息子と地元のショッピングモール。普段は激混みなのに、お盆明けでみなさん働いているのでモールは空いていて幸せ。平日にブラブラできると自由を感じる。

8/20(火)
太田の天然温泉お風呂やさんへ。日本へ来たらしたいことのひとつがこういうお風呂やさんでのんびりすることなのだ。平日で空いていて最高。息子と、母と、たっぷり2時間以上お風呂を楽しんだ。

8/21(水)
休息日。
この日、初めて息子に『となりのトトロ』を見せる。映画を見せたことがないので最後まで観られるのか心配だったが、ものすごい食いつき。内容もわかっていたみたい。しっかり最後まで観られた。4歳の息子にドンピシャな内容。

8/22(木)
京都で仕事していた頃のメンバーと、東京で再会。ひとりは東京、ひとりは京都から、ひとりは函館から集まってくれた。ふたりは大学の先生で、1人はなんと今年度で退官!そんなことを感じさせない先生なのだが、私が今アメリカでこういう仕事しているのも2005年にこの人たちに会ったからなんだなぁ。今それぞれ違う場所にいながら、このメンバーで何かやりたいと思いつつもなかなかできない。でもやりたい。ディナーはみんなでアマン東京のザ・カフェ。壁一面ガラス張りの向こうには緑と高層ビルが見える。都会のオアシスだった。この日はゆっくり東京ステイ。

ママが1日いなかったこの日、息子はジジババと太田のこどもの国へ遊びに行ったらしい。

8/23(金)
朝一で実家に戻って今度は息子を連れて再び東京へ。チームラボのデジタルアートミュージアム、息子に見せたかったので。デジタルアートといってもわからないので、「大きな迷路みたいなの、暗い中を進んでいくと、いろんな種類のお部屋があって、お水の入ったお部屋もあるから靴を脱いではだしで進んでくんだよ」と伝える。最初のクッションの部屋から大興奮。水の上のプロジェクション、大きなボールの部屋、どれも楽しんでいた。連れてきてよかった。初めての息子と2人の東京デートで私も楽しい。でも息子は私のことよりおもちゃのことで頭いっぱい。

8/24(土)
息子の唯一の同年代の友達、Kくんと桐生の忍山川の河川敷で遊び。3年前、この時のブログにも登場していたKくんです。2人が同じ年に生まれてきて、こうして同じように成長して、友達でいられる。本当に幸せなこと。なかなか気も合うのか、息子はKくんに会うことをとても楽しみにしていた。会ったら夜までずっと一緒。川で遊んで、見晴らしのよい梅田湖畔にあるおうどん屋さん雪乃屋のお座敷で手打ちうどんを食べて、山を超えてドライブして夕方には佐野へ。菊水苑でかき氷。最後はお風呂やさんまでいって盛りだくさんな1日。

8/25(日)
ふたたびKくんと、もうひと家族、高校教師時代の同期友達も合流して伊勢崎の華蔵寺公園へ。なにもこんな暑い日に行かなくても、、、というところなのだが、なぜかこの日は華蔵寺集合。息子、ジェットコースターなどはもちろん乗れやしない。でもバッテリーカーの運転をとっても楽しんでいた。その後、みんながうちへ。ふだん人の来ない実家に、突然お客さん、となるとなかなか大変だけど、古い家の中をこどもが4人バタバタ駆け回るのはなんだか新鮮だった(にわか掃除だけでなんとかしのぐ)。同期友達とは昔のアルバムを引っ張り出してきて盛り上がる。あの頃、濃い時間を過ごしたのはアルバムからわかるのだけど、覚えていないことも多々。

8/26(月)
この日は帰る日。ジジババ、成田空港まで一緒に来てくれた。道中の息子はひとりでずーっとしゃべっている。私はつきあうのにつかれるのだが、ジジババがちゃんと聞いてくれているので助かる。「ぼく、さいしょきたときは、ぜんぜん話さなかったのにね」とジジババが迎えに来た時にシャイだった自分のことを思い返している息子。

アメリカに帰るタイミング、息子には前日に告げたのだがひどくがっかりしていて「帰りたくなーい!」と何度もいっていた。空港へいくとおもちゃを買ってもらえると思っているので、そのことは楽しみにしているみたいだったけど。あっという間の2週間だった。滞在中何度も息子が「ぼく日本に住みたい」と言ってくれたこと、本当に嬉しかった。ジジババが元気なうちに何度も何度も日本に帰ってきたいなぁ。

今回は記録として、行った場所やお店をここに書いておいた。今回久々に会ったほとんどの友達と「あの時どこに行ったんだっけ?」「あのお店、どこだったっけ?」という会話をしたので、これは備忘録として。

息子は帰ってきてから夜時差ボケで起きて「ばぁばに会いたい」といって泣いている。その次の日も夜に起きて「にほんに戻りたい」といって泣いていた。でも起きてる時に聞くと、「えー?ぼく泣いてないよ!」「そんなこと言ってないよ」と言う。アメリカに戻ってきて1日休息日があって、その翌日から幼稚園の新学期。グズグズ言うことなく、がんばって行っている。4歳の夏休み、息子はセルビアにも行ったし、日本にも行って、ほんとうによくがんばりました。


息子とパパ、おかえり

2019-08-04 12:33:26 | 育児: 4歳〜
【4歳6ヶ月】
ベオグラード - フランクフルト - サンフランシスコ、というルートで帰ってくるはずが、
最初の飛行機が遅延し乗り継ぎ便を逃したとのこと。
予定外にフランクフルトで1泊して帰ってきたので(もちろん飛行機会社が費用負担)息子にとっては長い長い帰り路となったよう。

私は空港の到着ロビーで首をながーくしながら待ってました。
誰かを待つ時、こんなに胸の高鳴ることって息子以外にないですね、笑。
ゲートから出てきた息子、
私を見つけたら泣きそうな笑顔でタタタタッとかけってきて、
胸に飛び込んできた!
しばらくの間、何も言わず無言で、ずっとぎゅーっとして離してくれませんでした。
向こうに行ってる間はママに会いたいなんて一言も言わなかったのに、
あれれ、やっぱり心のどこかではさみしかったのかな?と思わせる再会ぶりでした。
去年の再会は息子はふざけてたのに、今年はなんだか感動の再会、、、)

無事に帰ってきてくれてよかった!
それが何より。

しばらくぎゅーっとして離さなかった息子ですが、
会って二言目にはもう
「ママ、日本に行ったら新幹線のおもちゃ買おうね」
と言ってましたから。
なんだよ、そりゃ。 
そんなことしか考えていない息子です。

車の中ではずっとニタニタ。
何を報告してくれるかな、と思ったら、
「ぼくね、ペダルの自転車乗れるようになったんだよ!」
これはやっぱり一番に報告してくれた。

あとは、
「バァバがね、ぼくのトイレットのやつをね、はんたいに置いたんだよ。
それでぼくが座れなかった。」
「I ちゃんがね、ぼくが叩いてないのに、ぼくが叩いたって言った。
ぼく叩いてないんだよ。それはおかしいよね。」
4歳児のセルビア滞在の感想は、
話があっちへ飛びこっちへ飛び、
ミクロな視点での「点」のような話はしてくれるのだけど、
決して全体像は見えないのでした。

家で遅めの昼ごはんを食べ、絵の具ペイントしたり、
おふろで水遊び(お湯あそび)したり、
近所に散歩に出かけて、
夜8時には早々とパパも息子も就寝。

3週間の間、
「ママー!」「ママー!」「マーマー!!」
「これ見て!」「ねー、これ見て!」
「こっち来て!」「はーやーくー!」
「見てて!」etc...
から解放されていましたが、また戻って来ました。

1日に何回も言う 「ママ、だーいすき」も戻って来ました。
(ほんとこれ、いつまで言ってくれるかなぁ)

また忙しい生活が始まります。
でももうすぐ日本にも行くしね、たのしみだ。