Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

2020年、夏

2020-08-23 23:36:24 | 育児: 5歳〜
【5歳7ヶ月】
2020年の夏は日本やセルビア(夫の実家)への帰省もなく、ずっとベイエリアで過ごした。特に息子の夏の予定は、日本語幼稚園を卒園してからはまったくの白紙状態だったので、6月は息子の受け入れ先探しに奔走した。

結果、6月中旬から7月いっぱいまで、息子は日本人がやっている日本語によるサマーキャンプ(習い事のようなもの)に送り込むことができた。このあたりのサマーキャンプは軒並みキャンセルかオンラインへの移行が決まっていたので、生身でいけるこのこじんまりとしたキャンプの存在はありがたかった。言語も日本語だったので日本語幼稚園の延長で息子は臆せず参加できた。このキャンプは日本人の方が個人的にオーガナイズしているようで、こどもの人数もトータルで9人。3歳から5歳までのミックスクラス。内容はサイエンス、実験、アート、工作、などなど。
  • 場所が遠い、片道高速で30分。
  • 午前10時〜午後1時までの3時間プログラム
  • 毎日ではなくて週に2回(火曜と木曜)だけ
という、在宅勤務をつづける私たちにとって、この条件は少々きつかったけれど(週に2回送迎で時間をとられる)、これがなかったら月曜から金曜までまったく「予定がない」息子である。それよりは、一応週に2回「行くところがある」というのはメリハリにもなってよかった。キャンプの内容も毎回興味深くて、もともと好奇心旺盛な息子は実験やらアートを楽しんでいた。

それ以外の日々の活動としては、うちのコンドのお隣に住んでいる2つ上の女の子とよく遊んでいた。コロナのことは気にはなるけれど、けっこう毎日のように遊んでいたので家族ぐるみで交流がある。すぐ隣に遊び相手がいるというこの環境に息子は救われていたと思う。

その他、この夏の出かけ先は、どこも1泊2日などの短距離でいけるところ。考えてみるとカリフォルニアのベイエリアは行き先に恵まれていて、この夏は週末のたびにいろんなところへ車で出かけた。

■サンタクルズ (Santa Cruz)
1泊2日。ウェットスーツを着てボディボードとペダルボードに初挑戦。


■ロータス (Lotus)
1泊2日。キャンピングではなくて、グランピング(写真にあるようにキャンバステントがあらかじめセッティングされていて楽チン)。家族3人で American Riverにてラフティングに挑戦。ラフティングは最高に楽しかったけれど携帯は持っていけなかったので写真が一枚もない。


■レイクタホ (Lake Tahoe, Kirkwood)
2泊3日。夫の友人が所有するタホの山の中の一軒家を貸してもらった。これはお隣家族と一緒に出かけたので息子は終始遊び相手がいて本当に楽しそうだった。ネットがつながらないような山の中だったけれど、こころのデトックスになった。



■ナパ (Napa)
1泊2日。行ってみれば家から本当に近い。車で40分で着いてしまう。日帰りで十分なのだけど、息子のためにプール利用したくてホテルに宿泊。もちろんワイナリー巡りなどに興味はない息子、日中はずっとホテルのプールで過ごし、外出といえばナパのダウンタウンを散策した程度。


■モントレー (Monterey)
1泊2日。自転車を持って行ってモントレーの海岸沿いをサイクリングした。ところどころビーチに寄るのだが、砂浜のビーチもあれば、岩山のビーチもあり西海岸のいろんな表情がみられて楽しかった。


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月曜から金曜までずっと家で仕事していると、週末になる頃には遠出したくなる。パンデミックとはいうものの、この時期ホテルはほぼ満杯。国外に出かけられなかった人たちが近場でのショートバケーションをちょこちょこと楽しんでいるんだろう。もちろんレストランなどは開いていないので、外のダイニングテラスがあれば外で、なければ持ち帰りにして公園のベンチで食べたりホテルで食べたりという感じだった。

息子はこの夏で水に対する恐怖心がなくなり、プールや水の中にじゃんじゃん飛び込むようになった。まだ息つぎがうまくできないから長い間は泳げないけれど、クロールらしきものができるようになったのは大きな進歩。

さて、そんな息子の Kindergarten が来週から始まる。もちろんすべてオンラインで。息子は日本語の幼稚園に3年行ったけれど、年齢的には現地アメリカでの Kindergarten に入る年齢なのだ。これから始まる英語環境での新しい挑戦。親子ともども胸の中は不安と期待で入り混じっている。特に息子は日本語が母語で、英語をほとんど話さないので、最初の数ヶ月は言語の壁で苦労するだろう。それでもすぐに英語に洗脳されて、その後は日本語を話さなくなるだろう、、、(私としてはそっちの方が心配)。

新しい公立の Kindergarten からは毎日続々と新年度に関するお知らせが届く。息子には数日前に学区からノートパソコン(Chromebook)が支給された。それを受け取って以来、「これは僕のコンピュータ!」と誇らしげにしていて息子ながらに新学期が始まるのを楽しみにしている。

学校がはじまる。息子はどう変化していくのだろうか。

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1 コメント

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Unknown (nami)
2022-07-17 21:40:15
東一でがんばっている様子をたまにを見ています。子供を持つ親として、お互いに頑張っていきましょう。

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