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セカンド・オピニオンについて

2013年02月08日 | 自分記事

 セカンド・オピニオンについて        

 

皆さんも一度は、「セカンド・オピニオン」という表現を見聞きしたことが有ると思います。現在治療している主治医の診断や治療方針、または他の治療方法の有無や複数ある治療方法がある場合などで悩んでいる時、第三者で当該病気に知識のある医師から参考意見を求めることで、自らの病に役立たせる方策なのです。

従って、病院も内外は関係が有りません、担当医師の居る病院でも他の医師が「セカンド・オピニオン」を行なっても構わないのです。基本的には外来受診で違う病院を選んで受けるのが一般的であり、また当事者が納得した場合や、重病、痴呆などで判断が出来ない状態の人は、家族・親族が本人の同意書を得て代行することも可能です。本人が納得していない代行は後のトラブルに成り兼ねず、受け付けてくれる医療機関は少ないと思われます。

私見ですが、同じ病院や担当医師に紹介された病院でセカンド・オピニオンを受けることは、一部の医療機関において、どうしても力関係が働くような感じが有り同じような意見に成りがちです。患者さん側もセカンド・オピニオンでの参考意見を聞き、これからの病にどう立ち向かうかを自分・家族側で判断材料にしますが、中には受けた病院に転院する目的で診察する人もいます、しかし基本的には同じ病気での転院は出来ません。何故かは外来受診(要予約)を受ける時に次に上げる書類等が必要だからです。 

 

:担当医師(主治医)からの紹介状(診療情報提供書)⇒病気の経過や診断、現在までの治療、現在の病気の状態などに関する書類を書いて貰う。

2:症例に応じて必要な検査データ(MRICT、レントゲン、血液検査・病理検査報告書など)⇒現在の主治医に相談して借用します

3.セカンド・オピニオン診察医師の参考意見を聞き、担当医師の病院に戻る。借用した検査データーを返却する。

以上が主たるものですが、基本的と何度も記している理由は、まれに例外が有るからです。

転院する場合は、転移先病院で診察・検査など再度行わければ成りません。

また、主治医に紹介状を書いて貰う事は当然の権利なのですが、後に意思疎通が悪くなったりしないか、治療を今までと同じに真剣に行ってもらえるか等、かなり勇気と決断が必要だと言われます、でも稀有にすぎません(私事ですが迷いました)。 

セカンド・オピニオンの費用は保険外診療に成るため、全額自己負担です。医療機関によって金額は違いますが、追加診断・検査が無い限り(殆ど有り得ない)多額には成りません。

例として、地域医療連携室の有る病院では、基本料金30分(10,500円)、30~60分【最大】迄で(21,000円)消費税込です。大病院では30,000円を超える所も有るそうなので、予約を取る時に費用も聞いておくべきでしょう。

 

簡単にメリットとデメリットを説明しておきます。

【メリット】

・自分の納得行く治療法が受けられる可能性がある

・治すことが難しい病気でも他の治療法の可能性を探る事が出来る

・主治医の診断が間違っていた場合のリスクを回避出来る可能性がある

・異なる医師から同じ意見をもらうことで、安心して治療を受けることが出来る

【デメリット】

・二人目の医師と上手く意思疎通が出来なかった

・二人目の医師からもっと厳しい話をされ心が折れてしまった

・医師によって勧める治療法が異なり混乱してしまった

・主治医の意見を指示され特に新しい情報が得られなく、時間、労力、体力、費用を無駄にした(考え方次第なのでメリットに記している)

 

セカンド・オピニオンを受けられない人

・受ける病院の予約をしていない

・主治医の紹介状および必要な検査データを提出できない

・主治医に対する不満、医療過誤および裁判係争中に関する相談

・最初から「転院」を希望されている場合

・相談内容が病院の専門外である場合

 

最後になりますが、私は相変わらず徐々に腫瘍マーカーが悪化し続けています(前回より0.2ng/ml増加)。一週間後にマーカー検査を行い、3月に胆管ステント交換で入院する頃には、少しは先が読めると思います。

最近は、体全体に鈍い痛みが走ります、特に首、肩、脊髄、腰が酷いです。手足もひび割れ、全身の皮膚の発疹、皮膚が薄くなるのも困りものです。鼻をかむと鼻毛と血がまじり、顔・耳からは自然と出血します。だから洗顔やシェーバーで髭を剃ると笑うしか無いけど血が数箇所から噴き出ます。痛みのことを主治医に話すと、まだアービタックスが効いているから、もう少し我慢してくれという事でした。その後に緩和ケアの話もしました。

主治医の話では癌細胞は乗数的に増加するようです。倍々計算、2が4、4が8、8が16、16が32・・・これを書き続けると字数制限に引っかかりますね(笑)。このような状態が徐々に起きるか、劇的に起きるか、また何時おきるかは誰にも判断出来ません。良く聞く事ですが「一週間前は元気だったのに・・・」と言う話です。私も劇的な変化は望みません。でも、諦めず前向きに再々発大腸癌と闘っていきます。

この様な状態なので、なかなかブログを更新出来ませんが、書ける間は書き続けます。


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