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緩和ケアとは何(3)

2014年03月26日 | 自分記事

緩和ケアとは何(3)       

緩和ケアは、自宅でも入院や通院治療の病院内でも受けることが出来ます。癌の治療中かどうかや、入院・外来、在宅療養などの場を問わず、いずれの状況でも受けることが出来ます。がん治療と並行して受ける緩和ケアは、主に「緩和ケアチーム」が担当します。全国の癌診療連携拠点病院には、すべて緩和ケアチームがあります。これらの医療機関では、入院、通院治療を通じて緩和ケアを受けることが出来ます。がん診療連携拠点病院以外の医療機関でも、緩和ケアチームが活動しているところがあります。

緩和ケアチームは体と心のつらさなどの治療のほか、患者さんの社会生活や家族を含めたサポートを行うために、さまざまな職種のメンバーが関与しています。担当医や病棟の看護師に加えて、緩和ケアチームの診療を受けることで、担当医が変わることはありません。緩和ケアチームの診療は、担当医から進められることも有りますが、患者さんや家族から希望することもできます。つらい症状が続いている場合には、ガマンしないで緩和ケアを受けましょう。緩和ケアについて話を聞きたい、緩和ケアを受けたいときには、担当医や看護師に話してみましょう。

☆緩和ケアチームにかかわるさまざまな職種と役割☆

1.医師⇒痛みなどの体の症状の緩和を担当する医師と、精神症状の治療を担当する医師が、担当医と協力して治療を行います。

2.看護師⇒患者さんや家族のケア全般についてのアドバイスを行います。転院や退院後の療養についての調整も行います。

3.薬剤師⇒患者さんや家族に薬物療法のアドバイスや指導を行います。また、医療者に対して専門的なアドバイスを行います。

4.ソーシャルワーカー⇒療養にかかわる助成制度や経済的問題、仕事や家族などの社会生活、療養先に関するアドバイスなどを担当します。

5.心理士⇒気持ちの問題などについてカウンセリングを行ったり、心理検査などを行います。家族のケアも担当します。

6.栄養士⇒食べたり飲んだりすることにかかわる問題に対応して食事の内容や食材、調理法についてのアドバイスを行います。

7.リハビリテーション⇒患者さんの自立を助け、日常生活の維持のためのアドバイスや治療を行います。

 

☆緩和ケア外来☆

緩和ケア外来は、通院中の患者さんに対して、院内の緩和ケアチームが行う外来です。入院中に緩和ケアチームの診療を受けていた患者さんも、退院後引き続き緩和ケア外来で診療を行います。癌の治療が一段落しても、痛みやだるさが残ったり、病状の変化や生活について不安が生じることもあります。緩和ケア外来を定期的にあるいは必要に応じて受診することで、こうした苦痛を軽減できます。また緩和ケア外来を行う医療スタッフが、地域の診療所や訪問看護ステーションと連携して、自宅での緩和ケアを支援する場合もあります。

☆緩和ケア病棟(ホスピス)☆

緩和ケア病棟はホスピスとも呼ばれています。緩和ケア病棟に入院できる患者さんとしては、癌の進行に伴う体や精神的な症状があり、癌を治すことを目標にした治療(抗癌剤やホルモン療法、放射線療法や手術による治療など)が困難となったり、あるいはこれらの治療を希望しない方を主な対象としています。施設によって受け入れの基準が異なる場合がありますので、各施設にお尋ねください。多くの職種がかかわることは緩和ケアチームと変わりませんが、宗教家やボランティアなどがチームの一員として参加している施設もあります。

緩和ケア病棟の目的は以下のとおりです(詳細は略させて頂きますが各医療施設で説明を受けてください)。

1.体と心の苦痛緩和に力をそそぐ

2.苦痛を伴う検査や処置を少なくしている

3.患者さんや家族がくつろげるデイルームがある

4.面会時間の制限が少ない

5.患者さんの家族が過ごしやすい設備がある

なお、緩和ケア病棟を探すには下記の「国立がん研究センターがん対策情報センター」のホームページ(緩和ケア病棟のある病院を探す)を参考にしてください。

 http://hospdb.ganjoho.jp/kyotendb.nsf/fTopKanwa?OpenForm

 現在の私の病状は、CEA 4.7ng/m、CA19-9 15.6U/ml(腫瘍マーカー)比較的安定?はしていますが、これからの一年間は悪化の方向に向かうと考えています。しかし、乗り切ることができれば後数年は生きることが出来ると私の主治医も驚く第六感(9割以上的中)が訴えかけてきます。競馬の話では無いですよ(笑)。

 

 


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