☆☆☆  I LOOK UP  ☆☆☆       

~病に負けないで頑張っておられる方々、私の雑記帳を見てやって下さい~

【上を向いて - I LOOK UP】

最後の記事

2014年09月21日 | 自分記事

何故か、久しぶりにブログを書くと妙に緊張するものですね。

ロンサーフ配合錠(一般名:トリフルリジン・チピラシル塩酸塩、開発コード:TAS-102、フェーズ3治験薬)使用に関する結果は大失敗でした。元々「5-FU系」の経口抗癌剤ですから、最初から効果は疑問視していましたが、悔いの残らないように全ての治療を行うことに決めたのです。

一例を上げると一般的には5-FU系の治療方法(レジメン)を行うと使用薬剤は次のように成ります。【XELOX療法+アバスチン】⇒エルプラッド(点滴静注)+アバスチン(点滴静注、分子標的薬)+ゼローダ(経口抗癌剤、5-FU系)などのように5-FU系の単独使用は現在のがん治療では、ほとんど行いません。癌ステージが低い人、5-FU系の治療薬しか使えない人及び回復の見込みが無い人の治療(対処療法)に使用するぐらいしか無いのが今の実情です。

5-FU系と紹介していますが過去には5-FU(経口抗癌剤)が主な有効な経口抗癌剤として使用されてきたのです。経口抗癌薬は、全てと言っていい程5-FU系です(5-FU、ゼローダ、TS-1、ロンサーフなどの保険適用薬)。

 

保険適用外治療では、免疫療法やワクチンなどが有りますが一回の治療が数万円~数百万以上の自己負担では、通常の一般生活は出来ません(普通は破産だよね)。

たまたま、同じ病院に他の医療施設で免疫治療を受けて来た末期がん患者が入院してきましたが、数回の治療で300万円以上の費用が掛かったそうです。ところが回復どころか悪化してしまい、免疫療法を施した病院とはトラブルに成ったそうです。そのため私が治療を受けている病院に転院して来たそうです。未だ、やり残したことが有るので後6ヶ月ぐらい、生きていたいという事でした。

また大脱線してしまいましたが、私のロンサーフ配合錠の使用は、アービタックス(点滴静注)+TS-1(経口抗癌剤)で対処療法を行っていましたが腫瘍マーカーが徐々に悪化を始めたので、新薬のロンサーフ配合錠を試すことを自分で決断しました。 

 

結果は腫瘍マーカーを中心に説明すると以下の様な状態です。 

★アービタックス(点滴静注)+TS-1使用時(対処療法);

2014年4月の腫瘍マーカーの値:CEA 9.0ng/ml CA19-9 19.1U/ml

2014年6月の腫瘍マーカーの値:CEA 6.9ng/ml CA19-9 23.0U/ml

★ロンサーフ使用時;

2014年8月の腫瘍マーカーの値:CEA 13.1ng/ml CA19-9 48.2U/ml

★数値が悪化し、アービタックス(点滴静注)+TS-1に戻す(対処療法)

2014年9月の腫瘍マーカーの値:CEA 15.3ng/ml CA19-9 30.7U/ml

【正常参考値:CEA 0.0-5.0ng/ml   CA19-9 37.0以下U/ml】

 

自分に発症した副作用は、下痢、頭痛、イライラ感、白血球の減少が早いこと等ですが骨髄抑制が関係しているのでしょう。他の患者さんは、ムカつき感も出たと聞きました。

以上の結果から、ロンサーフの治療が大失敗だということが分かって頂けると思います。ただし、2014年9月の腫瘍マーカーの値は、対処療法に対して効果のある癌と無い癌が共存している可能性が確実だと考えられます(主治医判断)。

現在、大問題なのは癌がリンパ節に転移したことです。他の臓器に複数の癌転移が発症する事、多臓器不全などの内科的な病気に発展すると、いよいよ最後の時が近づいてきた事に成ります。時期的なものは数ヶ月或いは数年後になるかは誰も判断する事は出来ません。ハッキリしているのは回復させる治療方法は全て無くなったと言うことです。2~3年後には新しい分子標的薬が出来るそうですが・・・。

これ以上、治療を続けても正直なところ、精神力、体力を強く持続させ続けることが出来るのか、また限界が直ぐ目の前に迫っているので癌治療を止めることも考えています。しかし、素直に諦めるのは自分に腹が立つので次の様な対処療法を行うことを、主治医に申し入れ認めてくれました(効果が有るとの事でした)。

これからは、アービタックス(点滴静注)+TS-1+クレスチン細粒で治療を続けます。最後が近くなれば、前向きな(ポジティブ)治療の撤退(中止)を選択するでしょう。 

少し宗教的な話になりますが、伝承されてきた偶像崇拝の神は信用しませんが自分の上に、もしかすると自分だけの神様が(自神)存在しているような、していないような神様に頼っているのは確かです(何時も言っている第六感)。私は運命を天に任せないで自分の運命を己の精神力、体力、判断力に任せることによって後から天命が付いてくるという強い信念に基いています。

この話は病室で同室だった宗教活動を行っている人と話している時に感じたことなのです。人間の主観、希望、世界観、生き方などを話しているうちに、最終的に私があなたは「ビッグバン」を信用しますかと問いかけると返事が有りませんせした。何もない所に宇宙空間が出来たのが「ビッグバン」なのですから、光も音も地球も惑星も星雲も無いのに神がこの世を設計し創りだしたというのは、私的には信用できません。「ビッグバン」もある一点から派生して宇宙空間が出来て膨張し続けているというのですが本当に証明できるのか、また他にも「ビッグバン」が起きた宇宙空間は無いのでしょうか。逆説的に考えると想像出来ない程の超巨大なブラックホールが全てを消滅させ再生するための事象が「ビッグバン」だとしたら、また新たな宇宙空間が出来上がる様な気もします。(私の考えが飛び過ぎかな)。 

☆誤解を招くと困るので御ことわりしておきますが神、宗教、信者の信仰心を肯定するものでも無く、否定するもでも有りません。私の考えなので気に触ったらお許し下さい。☆

 これ以上の大腸癌の記事を書くとなれば、ホスピス、医療用麻薬などに成りますが自分の気持ちが落ち込むのを我慢した状態で記事を書くことは病状を悪化させる要因にも成りかねませんので、最後の記事とさせて頂きます。支離滅裂な文脈に成りましたがご容赦願います。

 

★長い間のお付き合い、励ましのお言葉に大変感謝申し上げます★

 

血液検査が表す主な事柄(公益社団法人 日本人間ドック学会さま)

http://www.ningen-dock.jp/public/inspection/blood

 

追記:「ビックバン」について書き込んだ理由は、私が死に至る重篤状態の時に見たこともない真っ黒で吸い込まれそうな闇?があり、歩いてもいないのに何故か闇?に同化してしまう様な感じを受け、そこにピエロが出てきて助かった話を前に記事にしたと思います。本当に表現が難しい何もない闇?が脳裏に焼き付いて忘れることが出来ないからなのです。 

m(_ _)m…

 


治療に専念!

2014年05月29日 | 自分記事

治療に専念する為に、ブログの更新を中断しますが、もし万が一最後の賭けに勝ったら再開するつもりです。

ここまで生き延びている人は世界規模でみても極めてわずかなのです。副作用のエビデンスも不確かなもので、体調に異常が有れば、すぐに血液検査を行う事と書かれています。極端に言えば、何が起こるか殆ど分かりませんということです。従って、入院で様子を見ながら投与するのか、外来診療で治療するのか未だに決まっていません。確かなことは、まれに急性的な体調変化が起きうることがあり(どの程度で起きるかも検証できていない)救急車で搬送されても、すでに手遅れになっていることもあり得るのです。ロンサーフ錠は経口薬とはいえ危険が伴う事を覚悟の上で、わずかな希望がある限り私は使用します。これからの末期大腸癌患者に治療データが残り、何かの役に立つと私は信じていますので!!!。

平成26年5月29日 上を向いて


最後の賭け2014/04/25

2014年04月25日 | 自分記事

最後の賭け2014/04/25       

放射線治療を行ない一時は消えた胆管癌が再発してしまいました。胆管の癌を切除するのは胆管そのものを傷つけるので非常に危険度が高く無理であり、放射線治療も同じ個所を照射すると細胞自体が破壊されるので無理なのです。結果、今の【セツマキシブ(アービタックス、(1クール2週間))+TS-1(1クール4週間)】治療を続け6月上旬に商品化される新薬を使用できるまで、何とか頑張りきることに成りましたが、しかし癌は少しづつ確実に悪化するのは余り良い気持ちはしません。。手っ取り早く話すと、今の状態が何時急変するか分からないということです(私の第六感では急変無しだけど)。

新薬は、世界で最初に大鵬薬品さんから発売される「ロンサーフ配合錠T15及びT20」です(保険適用)。使用できる条件はスチバーガ経口薬(レゴラニフェブ)と同じで、基準となる抗がん剤治療(FOLFOXなど)、分子標的薬治療(アービタックスなど)、各種併合治療(mFOLFOX6+5-FU+アバスチンなど)などで効果が無い人が使用できます。この薬は、まだ開発途上の薬剤で現在フェーズ3試験(試験名:RECOURSE)を実施しています。したがって、効果の有無および副作用の出現、安全性が全て確立されている訳ではありませんので副作用が出現した場合は対処療法になると思われます。この薬の開発コードはTAS-102、一般名では抗悪性腫瘍剤トリフルリジン・チピラシル塩酸塩配合錠と呼びます。

この薬剤の問題点がもう一つあります。用法・用量を厳密に守らなければならないことです。通常、成人には初回投与量(1回量)を体表面積に合わせて次の基準量(図表:担当医師に聞いてください)とし(トリフルリジンとして約35mg/㎡/回)、朝食後及び夕食後の1日2回、5日間連続経口投与したのち2日間休薬する。これを2回繰り返したのち14日間休薬する。これを1コースとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宣減量する。

【使用上の注意】

(1)慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)

1.骨髄抑制のある患者

2.感染症を合併している患者

3.腎機能障害のある患者

4.中等度及び重度の肝機能障害のある患者

5.高齢者

(2)重要な基本的注意

1.本剤の投与により骨髄機能が抑制され、感染症等の重篤な副作用が憎悪又はあらわれることがあるので、頻回に血液検査を行うなど、患者の状態を十分に観察すること。異常が認められた場合には、減量、休薬等の適切な処置を行うこと。

2.生殖可能な年齢の患者に投与する必要がある場合には性腺に対する影響を考慮すること。

※これ以上の注意点は未だ有りますが、かなり専門的になりますので担当医師にお聴きください。

【副作用】

(1)重大な副作用

1.骨髄抑制:白血球減少(76.5%)、好中球減少(73.1%)、リンパ球減少(33.6%)、貧血(63.9%)、血小板減少(41.2%)、発熱性好中球減少(4.2%)等の骨髄抑制が現れることがあるので、頻回に血液検査を行うなど、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、減量、休薬等の適切な処置を行うこと。

2.感染症(15.1%):敗血症(0.8%)、肺炎(2.5%)等の感染症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量、休薬等の適切な処置を行うこと。

3.間質性肺疾患(頻度不明):間質性肺疾患があらわれることがあるので、咳嗽(がいそう)、呼吸困難、発熱等の臨床症状を十分に観察し、異常が認められた場合には、胸部X線、胸部CT等の検査を実施すること。間質性肺炎が疑われた場合には、投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤を投与するなど適切な処置を行うこと。

(2)その他の副作用および注意事項

※現在フェーズ3試験段階の薬剤であり、ハッキリと特定できない部分もどの程度あるのか分かりませんが、必要なことは専門的になりますので担当医師にお聴きください。

ここでは、この治療を受けられる方に基本的な情報のみを記載しています。この情報も現段階での情報であり、これから変更されていくと思われます。実際に治療を受けられる方には、気持ちの整理と覚悟が必要だと私も含めて思います。

以上の情報を参考にして、該当する患者さんは各医療施設での担当医師と相談して治療を行うか否かを決めてください。

 

 


私の大腸がん2014/04/20

2014年04月20日 | 自分記事

私の大腸がん2014/04/20         

毎日、朝の泡立て洗顔するのですが、濡らしたタオルを顔の皮膚に直に当てるとほんの少しですが必ず出血します。顔の水気を取るのにも、乾燥したタオルで叩くようにすると同じく出血します。濡らしたタオルで優しく叩くようにします。男の私にとっては、嫌になりますがしかたのない事です(女性はもっと大変かな)。

今月の25日にCTスキャンと血液検査を行い、その後に主治医の診察を受けます。その結果により今の化学療法を変更せずに行うか、別の治療方法に変更するかを決めます。画像を私と主治医で解析するのですが(10数回以上見ていると腫瘍の影と影響の無い影との違いが判断できるようになりました)、私が一番恐れているのはリンパ節と複数箇所への転移癌です。もう一つ可能性があるのが血液に関する転移癌です。

もし、前述の癌ならば治療を止める事に私の気持ちは決まっていますが、他の癌であればまだまだ戦います。結果が分かるのは重要ですが、やはり自分としては分かりたくないのが本音です。

【がんナビ】

http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/cancernavi/

 


今一番つらい症状および手当2014/04/15

2014年04月15日 | 自分記事

今一番つらい症状および手当2014/04/13        

重労働した後に疲れを癒やすために風呂へ入り、翌日に軽い筋肉痛みたいなものが残るような軽い痛みが全身に一日中あり、ただ寝ているだけでもこの症状はあります。また、これも長風呂に入っていると手の表側にシワが寄る状態が普通になり、加えて皮膚が薄くなってきているので当たりどころが悪ければチョットぶつけただけでも指紋通りに血がにじむ程度の出血があります。絶えず保湿剤(ヒルドイド・ローション等/ビーソフテンローション(ジェネリック医薬品))をこまめに手足にぬっています。最近、下腹部と肺に弱い痛みを感じるようになりました(気のせいだと良いのですが)。

その他上記以外の薬を毎日1~2回ぬることも辛いことです、頭にリンデロン-Vローション0.12%、顔にはその時の症状によりリドメックスコーワクリーム0.3%/ディフェリンゲル0.1%/ネリゾナ軟膏0.1%のうち今はリドメックスコーワクリーム0.3%を使用、体にはマイザークリーム0.05%/ネリゾナ軟膏0.1%のどちらか(主にマイザークリーム0.05%)を使用しています。

平衡感覚がおかしいのか、たまに大きくよろけたり転んだりしています。CTスキャンを行い耳鼻咽喉科で診察してもらって薬も出して貰っていますが治りません(抗癌剤の副作用?)、現在薬は服用していません。

ヒルロイド・ローション0.3%

http://www.qlife.jp/meds/rx14228.html

リンデロン-Vローション0.12%

http://www.qlife.jp/meds/rx437.html

リドメックスコーワクリーム0.3%

http://www.qlife.jp/meds/rx17241.html

ディフェリンゲル0.1%

http://www.qlife.jp/meds/rx13964.html

ネリゾナ軟膏0.1%

http://www.qlife.jp/meds/rx17520.html

マイザークリーム0.05%

http://www.qlife.jp/meds/rx16535.html

アクアチムクリーム1%

http://www.qlife.jp/meds/rx12232.html