☆☆☆  I LOOK UP  ☆☆☆       

~病に負けないで頑張っておられる方々、私の雑記帳を見てやって下さい~

【上を向いて - I LOOK UP】

最後の賭け2014/04/25

2014年04月25日 | 自分記事

最後の賭け2014/04/25       

放射線治療を行ない一時は消えた胆管癌が再発してしまいました。胆管の癌を切除するのは胆管そのものを傷つけるので非常に危険度が高く無理であり、放射線治療も同じ個所を照射すると細胞自体が破壊されるので無理なのです。結果、今の【セツマキシブ(アービタックス、(1クール2週間))+TS-1(1クール4週間)】治療を続け6月上旬に商品化される新薬を使用できるまで、何とか頑張りきることに成りましたが、しかし癌は少しづつ確実に悪化するのは余り良い気持ちはしません。。手っ取り早く話すと、今の状態が何時急変するか分からないということです(私の第六感では急変無しだけど)。

新薬は、世界で最初に大鵬薬品さんから発売される「ロンサーフ配合錠T15及びT20」です(保険適用)。使用できる条件はスチバーガ経口薬(レゴラニフェブ)と同じで、基準となる抗がん剤治療(FOLFOXなど)、分子標的薬治療(アービタックスなど)、各種併合治療(mFOLFOX6+5-FU+アバスチンなど)などで効果が無い人が使用できます。この薬は、まだ開発途上の薬剤で現在フェーズ3試験(試験名:RECOURSE)を実施しています。したがって、効果の有無および副作用の出現、安全性が全て確立されている訳ではありませんので副作用が出現した場合は対処療法になると思われます。この薬の開発コードはTAS-102、一般名では抗悪性腫瘍剤トリフルリジン・チピラシル塩酸塩配合錠と呼びます。

この薬剤の問題点がもう一つあります。用法・用量を厳密に守らなければならないことです。通常、成人には初回投与量(1回量)を体表面積に合わせて次の基準量(図表:担当医師に聞いてください)とし(トリフルリジンとして約35mg/㎡/回)、朝食後及び夕食後の1日2回、5日間連続経口投与したのち2日間休薬する。これを2回繰り返したのち14日間休薬する。これを1コースとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宣減量する。

【使用上の注意】

(1)慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)

1.骨髄抑制のある患者

2.感染症を合併している患者

3.腎機能障害のある患者

4.中等度及び重度の肝機能障害のある患者

5.高齢者

(2)重要な基本的注意

1.本剤の投与により骨髄機能が抑制され、感染症等の重篤な副作用が憎悪又はあらわれることがあるので、頻回に血液検査を行うなど、患者の状態を十分に観察すること。異常が認められた場合には、減量、休薬等の適切な処置を行うこと。

2.生殖可能な年齢の患者に投与する必要がある場合には性腺に対する影響を考慮すること。

※これ以上の注意点は未だ有りますが、かなり専門的になりますので担当医師にお聴きください。

【副作用】

(1)重大な副作用

1.骨髄抑制:白血球減少(76.5%)、好中球減少(73.1%)、リンパ球減少(33.6%)、貧血(63.9%)、血小板減少(41.2%)、発熱性好中球減少(4.2%)等の骨髄抑制が現れることがあるので、頻回に血液検査を行うなど、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、減量、休薬等の適切な処置を行うこと。

2.感染症(15.1%):敗血症(0.8%)、肺炎(2.5%)等の感染症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量、休薬等の適切な処置を行うこと。

3.間質性肺疾患(頻度不明):間質性肺疾患があらわれることがあるので、咳嗽(がいそう)、呼吸困難、発熱等の臨床症状を十分に観察し、異常が認められた場合には、胸部X線、胸部CT等の検査を実施すること。間質性肺炎が疑われた場合には、投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤を投与するなど適切な処置を行うこと。

(2)その他の副作用および注意事項

※現在フェーズ3試験段階の薬剤であり、ハッキリと特定できない部分もどの程度あるのか分かりませんが、必要なことは専門的になりますので担当医師にお聴きください。

ここでは、この治療を受けられる方に基本的な情報のみを記載しています。この情報も現段階での情報であり、これから変更されていくと思われます。実際に治療を受けられる方には、気持ちの整理と覚悟が必要だと私も含めて思います。

以上の情報を参考にして、該当する患者さんは各医療施設での担当医師と相談して治療を行うか否かを決めてください。

 

 


私の大腸がん2014/04/20

2014年04月20日 | 自分記事

私の大腸がん2014/04/20         

毎日、朝の泡立て洗顔するのですが、濡らしたタオルを顔の皮膚に直に当てるとほんの少しですが必ず出血します。顔の水気を取るのにも、乾燥したタオルで叩くようにすると同じく出血します。濡らしたタオルで優しく叩くようにします。男の私にとっては、嫌になりますがしかたのない事です(女性はもっと大変かな)。

今月の25日にCTスキャンと血液検査を行い、その後に主治医の診察を受けます。その結果により今の化学療法を変更せずに行うか、別の治療方法に変更するかを決めます。画像を私と主治医で解析するのですが(10数回以上見ていると腫瘍の影と影響の無い影との違いが判断できるようになりました)、私が一番恐れているのはリンパ節と複数箇所への転移癌です。もう一つ可能性があるのが血液に関する転移癌です。

もし、前述の癌ならば治療を止める事に私の気持ちは決まっていますが、他の癌であればまだまだ戦います。結果が分かるのは重要ですが、やはり自分としては分かりたくないのが本音です。

【がんナビ】

http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/cancernavi/

 


今一番つらい症状および手当2014/04/15

2014年04月15日 | 自分記事

今一番つらい症状および手当2014/04/13        

重労働した後に疲れを癒やすために風呂へ入り、翌日に軽い筋肉痛みたいなものが残るような軽い痛みが全身に一日中あり、ただ寝ているだけでもこの症状はあります。また、これも長風呂に入っていると手の表側にシワが寄る状態が普通になり、加えて皮膚が薄くなってきているので当たりどころが悪ければチョットぶつけただけでも指紋通りに血がにじむ程度の出血があります。絶えず保湿剤(ヒルドイド・ローション等/ビーソフテンローション(ジェネリック医薬品))をこまめに手足にぬっています。最近、下腹部と肺に弱い痛みを感じるようになりました(気のせいだと良いのですが)。

その他上記以外の薬を毎日1~2回ぬることも辛いことです、頭にリンデロン-Vローション0.12%、顔にはその時の症状によりリドメックスコーワクリーム0.3%/ディフェリンゲル0.1%/ネリゾナ軟膏0.1%のうち今はリドメックスコーワクリーム0.3%を使用、体にはマイザークリーム0.05%/ネリゾナ軟膏0.1%のどちらか(主にマイザークリーム0.05%)を使用しています。

平衡感覚がおかしいのか、たまに大きくよろけたり転んだりしています。CTスキャンを行い耳鼻咽喉科で診察してもらって薬も出して貰っていますが治りません(抗癌剤の副作用?)、現在薬は服用していません。

ヒルロイド・ローション0.3%

http://www.qlife.jp/meds/rx14228.html

リンデロン-Vローション0.12%

http://www.qlife.jp/meds/rx437.html

リドメックスコーワクリーム0.3%

http://www.qlife.jp/meds/rx17241.html

ディフェリンゲル0.1%

http://www.qlife.jp/meds/rx13964.html

ネリゾナ軟膏0.1%

http://www.qlife.jp/meds/rx17520.html

マイザークリーム0.05%

http://www.qlife.jp/meds/rx16535.html

アクアチムクリーム1%

http://www.qlife.jp/meds/rx12232.html

 

 

 

 


私の大腸がん2014/04/13

2014年04月13日 | 自分記事

私の大腸がん2014/04/13       

正直に言わせてもらうと緩和ケアの記事を止めることにしたのは、私の癌が危機的状況に陥り始めたからです。2月14日のCEAが4.5ng/ml、3月14日のCEAが4.7ng/ml、4月11日のCEAが9.0ng/ml(再検済)へ急激に変化し始めました。CEAは乗数的に増加するので5月の今頃は20ng/ml(基準値5.0ng/ml未満)を超えている可能性が極めて高いのです。今までの経験則(3度目)から何処かに新たな癌が一箇所または複数箇所にできていると思われます。複数箇所に再発していると非常に危険な状態で開腹手術、放射線療法などは出来ません。免疫療法(保険適用外)も主な方法はワクチンでしょうがペプチドワクチン、丸山ワクチンなどに代表される治療も、数百万かけるほど価値がなく通常療法(保険適用)と比べると5年生存率に差は無いと思われます、IPS細胞が実用化されれば別でしょうが?。

主治医はかなり動揺していましたが(私も同じです)今までの先生とは明らかに何かが違うのです。でも、希望もあるのです。6月に新しい抗癌剤が使用できるようになるのです(多分5-FU系の抗癌剤だと思われる)。そこまでの命を保つ対処療法が有るのか、無いのかが最大の難問です。笑い話になりますが主治医と医者でもない私が治療について意見を言い合うのも長い付き合いから生まれてきたものです。従って治療方法もケース・バイ・ケースで変化させていくと思います。しかし、去年に述べた事柄が実際になると私の第六感はよく当たりますね(苦笑)としか言いようがありません。

今まで長きにわたり記事にしてきたのに上記の理由でブログ閉鎖するのも卑怯な後ろめたさが有り、書けなくなるまで短文でも書き続けます。

追記:免疫療法は効果の有る無しがハッキリしていて(的外れも含む)、私の病院でも他の医療施設で免疫療法を失敗してしまい入院してきた患者さんが皆さんが期待するほど効果が無いと言っていました。あくまでも個人的見解です。

 


緩和ケアとは何(5)

2014年04月12日 | 自分記事

緩和ケアとは何(5)         

緩和ケアをこれ以上書き続けても、死を予感させる内容に成りかねないので打ち切りにします。以下に【がん】を知るために参考になるサイトのURLを記しておきます。

独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター「がん情報サービス」

http://ganjoho.jp/public/index.html

独立行政法人医薬品医療機器総合機構

http://www.pmda.go.jp/

NPO法人キャンサーネットジャパン

http://www.cancernet.jp/

厚生労働省(検索は難しい)

http://www.mhlw.go.jp/ ⇒高額療養費制度を利用される皆さまへ http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/juuyou/kougakuiryou/index.html

オールアバウト

http://allabout.co.jp/gm/gl/17848/

薬価基準

http://www.okusuri110.jp/pc/yaka/yaka_top_search.html

 

【がんナビ】

http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/cancernavi/

 

等を参考にして下さい。