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~病に負けないで頑張っておられる方々、私の雑記帳を見てやって下さい~

【上を向いて - I LOOK UP】

MRSA治療の実際

2013年12月09日 | 自分記事

MRSA治療の実際            

個室に移動してから、治療を行うための備品が運び込まれてきました。菌をふき取るための除菌ウエットシート、通常の掃除用シート、病院用の天然ゴム手袋二箱(Mサイズ、Sサイズ)、マスク、ビニールエプロン、膝まで覆う全身ビニールコート、頭にかぶるビニールキャップ、他にも有りましたが忘れました。理由を聞いたところ他の患者に感染しないように保菌者の病室に常備するそうです。

実際、前半の治療中は若い後期研修医などは、キャップ、マスク、ビニールコート、手袋の完全武装でしたが、看護師の方はマスク、エプロン、手袋ぐらいでした。主治医は手袋だけでしたが(大丈夫かいな)多くのMRSA治療をしてきた自信でしょう。毎朝5時過ぎごろ溜まりから排出された膿みたいなものと生理食塩水が混ざった液体を収集してくれた看護師には頭が下がります。

MRSAを日本語表記では「メチシリン耐性黄色ブドウ球菌」になります。一般的には抗生物質メチシリンに対して薬剤耐性を持った黄色ブドウ球菌を指しますが、多くは抗生物質(抗生剤)を多用することによって引き起こされ、院内感染の起炎菌になるのです。したがって閉塞式治療?で院内自由行動も出来るのですが、他の入院患者から病気が移るから近づかない方が良いとか誤解される噂を広める人も少々おりました(何処から話が漏れたの?)。話も口伝てを繰り返すことによりオーバーになって行き、院内行動も早朝とか20時以降になってしまいました。吹聴している人には悲しみと怒りを覚えます。しかし、後半は気にせずにコンビニや院内をうろついていましたが。

通常は黄色ブドウ球菌と同様に常在菌のひとつと考えられ、健康な人の鼻腔、咽頭、皮膚などから検出されることがある菌(MRSA)なのです。決して驚くことでは無いのです。

 


お久しぶりです!

2013年12月02日 | 自分記事

お久しぶりです!         

前からの記事から随分日が経ちましたが、大腸がんの転移肝臓がんの摘出手術後に一度退院したのですが4日後には高熱が続き救急外来に行く羽目になりました。理由は肝臓の中に溜まり(膿のようなもの)が出来てしまい、中に含まれている濃のような物に加え胆汁を排出をしなければ成らないからです。方法は肝臓に3度チューブを入れ替え、徐々に太くしていき点滴注射による生理食塩水で溜まりの中から自動的に中身を押し出し回収するのです。チューブ交換時は、部分麻酔をしたのに大変な痛みを伴いました。私の場合の発症の原因は抗生剤使用過多と体調不全が相まって起きたものですが通常は滅多に起きるものではありません。

ここまでは、良かったのですが3日後にベッドごと個室に移される状態となり、その原因はMRSA(Methicillin‐Resistant Staphylococcus Aureus)に感染したのです。

MRSAの感染症の治療ガイドライン

http://www.kansensho.or.jp/news/gakkai/pdf/guideline_mrsa.pdf

癌の手術で入院した日が9月6日~10月4日、救急外来を受診したのが10月8日で直ぐに入院するように医師から進められましたが、突然の事なので入院支度も自分で行わければなりません(我家にも色んな諸事情があり自由に動く事が出来ません)。溜まりで入院したのが10月9日~11月13日でしたから、おおよそ2か月以上も病院にいた事になります、本当に嫌に成りました!。

少し落ち着いて来たので、無理をせずに記事を書いて行くつもりです。