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【上を向いて - I LOOK UP】

緩和ケアとは何(1)

2014年02月25日 | 自分記事

緩和ケアとは何(1)          

まず最初に現在の健康状態を報告させてもらいます。40日前に腫瘍マーカー検査後少し上昇(CEA 4.4→4.5ng/ml、CA19-9 11.1→13.1U/ml)になっていますが規定値内なので問題無し、一番心配していた中性脂肪∇は331→234mg/dl(基準値50~149mg/dl)に下がり、血糖値も172→125mg/dl(基準値70~109mg/dl)になりました。トリグリセライドと血糖値は関係が無い様に思えますが密接な関係があり、血糖値を下げるとトリグセライドも下がるのです、また血糖値が上がりすぎると糖尿病の素因にもなるのです。総合的に判断すると上向きな現状維持でしょう。でも、この状態が何時まで持つかは分かりません。何といっても腫瘍マーカーの上下は3度目ですから信頼感は薄いのです。

∇中性脂肪(同義/類義語トリグリセライド、トリアシルグリセロール、TGなど)に少し説明を加えると、肝臓脂質の一種で体を動かすエネルギー源(基礎代謝など)でありますが、増えすぎると余分なエネルギーとして蓄えられて脂肪肝、肥満などの原因となります。

本題に戻りますが、冊子にも書かれている事柄ですが、自分自身への復習の意味合いも含めて書き込みたいと思います。

緩和ケアとは、癌の患者さんの体や心のつらさを和らげ、生活やその人らしさを大切にする考え方です。癌の療養中は、痛みや吐き気、食欲低下、息苦しさ、だるさなどの体の不調、気分の落ち込みや絶望感などの心の問題が患者さんの日常生活を妨げることがあります。これらの問題は癌の療養の経過中、程度の差はあっても多くの患者さんが経験します。「癌の治療のことではないから」と相談できずに一人で抱え込んでしまったり、「病状だけを無くしても、癌が治るわけではないから」「気持ちの持ちようだから」と症状を和らげることに消極的な人もいます。今までの癌医療の考え方では、「癌を治す」ということに関心が向けられ、医療機関でも患者さんの「つらさ」に対して十分な対応ができていませんでした。しかし、最近では、患者さんがどのように生活していくのかという「療養生活の質」も「癌を治す」ことと同じように大切と考えられるようになってきています。患者さんを「癌の患者さん」と病気の側からとらえるのではなく、「患者さんらしさ」を大切にし、身体的・精神的・社会的・スピリチュアル(霊的)な苦痛について、つらさを和らげる医療やケアを積極的に行い、患者さんと家族の社会生活を含めて支える「緩和ケア」の考え方を早い時期から取り入れていくことで、癌の患者さんと家族の療養生活の質をより良いものにしていくことができます。

全人的苦痛【トータルペイン】をもたらす背景 = 身体的苦痛(痛み、息苦しさ、だるさ、動けないこと)+ 精神的苦痛(不安→うつ状態、恐れ→いらだち、怒り→孤独感)+ 社会的苦痛(仕事上の問題、人間関係、経済的な問題、家庭内の問題、相続問題)+ スピリチュアルペイン(人生の意味、苦しみの意味、価値観の変化、死生観に対する悩み、罪の意識、死の恐怖)

 


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