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【上を向いて - I LOOK UP】

放射線治療後の経過

2012年04月17日 | 自分記事

放射線治療は目立った副作用も無く、一週間に5照射、合計15照射を無事に終えました。どの様な癌でもステージの程度の差こそあれ最後の治療へ移行する場合があります。ステージが軽度で有れば有るほど5年生存率が高くなります。ステージとは臨床病期について癌の進行度分類を分かりやすく0期~Ⅳ期に数値化したものです。天文学的確立(そうだと、自分で勝手に思っている)ですが0期の人でも死にいたる人もいます。

今回、初めて知ったこともあります。大腸癌が肺に転移しても肺癌転移では無く大腸癌再発と表現する事です。再発場所は肺となるのです。こんな事を知ってる訳がない、ほんとに。

あれ、経過を書いていないよ。癌だけにしぼり、どの様な治療を受けてきたか前段として書きますが私は超貧血として入院しました。入院後、直ぐに癌だと循環器内科医師が気づき輸血、検査を5日間行い、一時退院しました。手術にも順番と準備が有り再入院は平成22年7月5日で手術は8日に決まりました。手術も絶対血液量が不足していてHgb(ヘモグロビン)の値が青年男子で13.0~17.0位が普通ですが、私の場合は術前数値が9.2g/dlまでしか回復しませんでした。よって出血に備えて大量の血液と共に手術室に入りました。後に執刀医に聞いたところ開腹手術は通常準備も含めて6時間かかるところを3時間半で終えたそうです。

術後、病理検査・病理診断で判明した事は大腸癌Ⅳ期で、上行結腸、胆のう、脾臓、脾臓の後ろの筋肉に食い込んでいるリンパを筋肉ごと、肝臓に飛んでいる僅かな癌を摘出したことです。その後の治療は副作用の少ない抗がん剤治療IRIS(カンプト点滴注射+TS-1経口抗がん剤)を行うことにしました。この治療が後に生死を分けるとは思いませんでした。詳しいことは次回の記事「私の大腸癌考察(1)」に時系列で書こうと思っています。

やっと、放射線治療の経過を説明します。治療はうまく行きましたが結果は思わしいものではありませんでした。次の治療方法は原因療法ではなく対症療法です、緩和ケアと言い換えても間違いでは無いと考えています。

では、次回の記事「私の大腸癌考察(1)」でなるべく詳しく書いていこうと思っています。


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