酒とサッカーと・・・

旨い酒とサッカーがあれば人生の大半は・・・

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2008年02月02日 | その他

楽天トラベルがキャンペーンを始めた。
4月から9月の旅行を、2月末までに予約すればポイント2倍。
このキャンペーンでGW沖縄旅行を予約しておけば、プレミオ特典の誕生日月ポイント2倍も適用されるので早速押さえておいた。
5月2日から5日までの石垣島3泊4日。ANAのサイトより数日早く予約開始されたので、希望の便も押さえる事ができた。

この楽天トラベルの「ANA楽パック」。昨年までは複数泊でも同一ホテルしか選択できなかったはずだったが、今年は一日ごとに宿泊先を選べるようになっていた。
2日目以降の宿泊を楽天トラベルで選んでも良いが、選ばずにおいても予約可能なようだ。
つまり、往復航空券+1日宿泊を予約しておいて、他の日は自分でホテルを直予約することも可能になったわけである。

私は楽天トラベルの前身である「旅の窓口」のファンだった。旅行は全て旅窓経由で、お客様の声や掲示板にも積極的に書き込みしていた。
当時、お客側からの辛らつな意見も誹謗中傷でなければ削除されることもなく、逆に積極的にクレーム対応するホテルが人気に繋がっていた。
今でもクチコミを頼りにホテルを選ぶが、苦情コメントを楽天側が削除するようになってからはあまり信頼できない。

宿泊者のコメントが適切で無い場合は削除。実際におきたクレームであっても、宿側が返答したら解決と見なし、そのコメントは削除。
昨夏に泊まった某旅館に「お茶碗がホコリだらけだった」と書いておいたが、既にコメントは削除済みだ。

つまり、都合の悪そうな苦情は一定期間を過ぎれば消されてしまうわけで、今では、当たり障りのない返答コメントから「企業姿勢」を読み取り判断するしか無くなってしまった。
ちなみに、楽天トラベルから宿泊のみ予約した場合は、お客様の声に投稿できるのだが、ANA楽パックで宿泊した場合には、投稿ができない仕組みになっている。

かつては「ホテルの窓口」と呼ばれ、その後、「旅の窓口」へと発展してきた。当時の運営会社は日立造船情報システム(株)だ。創業当初の姿勢ははっきりしている。リンク先のインタビューには、苦情がホテルを育てるという意味の記事が載っている。
その旅窓は順調に成長を続けてきたが、親会社の造船が斜陽産業でもあり、身売りもやむなしというところへ楽天が触手を伸ばした
一時期は楽天も楽天トラベルを独自路線で展開するかとの報道もあったのだが、結局のところ旅窓買収に動き、「旅の窓口」という看板は無くなってしまった。

買収後は掲示板も荒れ始め、返答する運営側のコメントも「こちらは楽天トラベルカスタマーサービスです」という書き出しで始まる定型文の返答ばかりになっていった。
しまいには「楽天とらぶるまたまたーサービスです」とヤジられ、ついには掲示板閉鎖に至った。

それからはや5年が過ぎた。しかし、未だに何故かリンク切れのまま旅の窓口掲示板のメニューだけが楽天内に存在している。
404 Not Foundのメッセージは、まるで地上げされ更地になったまま放置されている荒地のようである。

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