酒とサッカーと・・・

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511-CPUファン非検出で交換、そしてパソコンのお掃除

2019年11月24日 | モバイル&PC&AV

2014年の末に購入したパソコン、HP Pavilion 500-440jp/CTを使い始めてもう5年になります。途中で、HDDをSDDに交換したことでここまで快適に使用してきたのですが、最近になってから「511-CPUファン非検出」のエラーが頻発するようになりました。


あさイチの起動時など、BIOSエラー画面が表示され起動がストップ。F1:BootでWindowsが起動しますが何かとうっとおしいし、何せCPUファンなので放置はいけませんとメンテすることにしました。

ファンを掃除すれば直るかもしれないと思いましたが、もう5年も経っているんで最初からファンの部品交換を前提に分解します。

でかいハウジングの割りに中身がスカスカなヒューレットパッカード パビリオン(笑)

筐体を開けてファン周辺を観察。うーん、かなり埃が積もっています。前回のメンテナンス記録を探ると2017年末に掃除したっきり、もう2年も放置していたことに今気付いた自分。

交換するためにCPUファンを取り外します。

各隅にあるプラスネジが4本。かなりキッチリ閉まっていますので弛めるのに一苦労。
ネジをゆるめファンを取り外します。

・・・・・・・うぉー、これは酷い。下のCPU放熱板の隙間にぎっちりと埃が(笑)



・・・・・・・閲覧注意(笑)







今までの掃除は、外部からブラッシングしてエアーブローだけだったのでCPUのフィンを直視するのは初めてです。やっぱり外観から見えるところだけの掃除では行き届きませんね。
5年の間に渡って蓄積したホコリがフィンを覆っていました。

ブラッシングしてブローの繰り返し。家の中じゃ怒られるので雨の降る中ベランダで作業。基盤が濡れたらまずいので自分が犠牲になりつつパソコン内部を掃除していきます。

これでいいか、という自己判断のところまで掃除をしたら、新しいファンを取り付けます。

買ってきたのはAmazonから
GELID 静音PWMファン Silent PWM 80mm ハイドロダイナミックベアリング採用静音FAN Silent8 PWMGELID Silent8 PWM
991円、税込み送料込み。

4ピンのPWMファンならほぼこれ一択しかありませんが、ネットでググって選択しました。少しの事にも先達のあらまほしきことなり、情報ありがとうございました。

新しいファンを取り付け、ネジを4か所(元から使っていたネジを流用)、電源コネクターを差し込み完了。


交換したファンは電源ケーブルが長かったので変なところに干渉しないようタイラップでフレームに固定。交換作業自体は15分、ですが掃除に1時間くらいかかりました。

筐体を閉じケーブル類をもとに戻してパソコンを起動。問題なく立ち上がりました。音も静かなようです。

積もっていた埃の酷さから見て、ファン自体が壊れたのではなく抵抗がかかって回転数が落ちていただけかもしれません。まぁもう5年も経ったので千円もしないパーツだしここで交換しておいても損はないでしょう。

もう少しマメに掃除し、長持ちさせなければいけませんね(笑)


コメント (1)
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マイカーの水没事故、車両保険を使うとどうなるか(3/3)

2019年11月12日 | カーライフ


マイカーの水没事故、車両保険を使うとどうなるか(2/3)
  の続き



8月の末に大雨による災害に遭い、即日ディーラーでの仮復旧の後はしばらく「これでいいか」と自分を慰めておりましたが、天災による事故なら車両保険が1等級ダウンで済むとわかり、これは本格的に修理したほうがいいかも?と話を進めてきました。

結果、半月ほどレヴォーグは入院、ディーラーから「修理終わりました~」と連絡があったものの、保険会社からは何もなし。万が一にでも自損事故扱いの3等級ダウンならば修理を見送るという考えもあったのですが、先に修理が済んでしまいました。

また事前に「ヘッドライトの交換も保険修理の対象になるの?」とディーラーに聞いたら「大丈夫ですよ、修理する側が"ここも交換が必要です"と言えば認められますから」とのことで、途中経過は全然わからないまま修理が完了し車が戻ってきました。

その際、ディーラーからもらった「修理明細書」には29万円の部品代金、技術料金が記されていました。


ざっくり、フロントバンパー8万、ヘッドライト(左)交換が11万円!、その他、こちらから特に要望していなかった塗装や下回りの部品交換など技術料と合わせて約30万円コースの明細です。


当初のウォッシャーパネルの部品だけなら、2,750円だったので、結果は百倍以上の損害額となりました。

車を引き取ってから一週間ほど経ってようやく保険会社から電話連絡がありました。「天災一等級ダウンの適用が決まりましたので保険を適用してお支払いしますか?」「もちろん。宜しくお願いします、お手数をおかけしました」で、あとは支払い終了のハガキが来ておしまいでした。
今回は、気持ちよく支払いに応じてくれた三井ダイレクト損保、私から架けた最初の電話、事故報告が1回、損保からは支払い確認の電話が1回の応答で全ての手続きが終わりました。

いま年間5万円ほどの保険料は来年度は8万円ほどになるようで、年額で66%upすることになります。1等級ダウンで事故有係数適用期間が1年。ということは次の次の更新月2021年3月には再び20等級60%オフに復活できます。保険料の差額3万5千円で30万円ほどの修理ができたと考えれば車両保険を使って良かったと思います。

(試算表)

さて、無事に修理が済んだので特に何かノウハウやコツってのはありません。ですが保険修理の際の「大切な事」を記事に追加し載せておきます(これは今回の三井ダイレクト損保とは関係ありません)

2020年2月更新
レヴォーグ、任意保険の更新手続き。そして損害保険料率が上がってる?


~車両保険修理の際に心掛けておきたいこと~

車両保険に加入すると、各種「特典」が付加されていることがよくあります。代車費用やレッカー代金、または帰宅一時費用の補助などがあります。
これら特典のうち「指定工場修理特典」と言われるものがあります。修理を行う際に保険会社が指定する「提携工場」や「指定工場」に入庫して頂くと代車費用が〇日まで無料で・・・・というような感じの特典です。

以下は、今回の事故とは関係なく前車B4の時に遭った事故の話です。

数年前、飲食店の駐車場に止めて置いたら、そこで切り返そうとしていたワゴン車にぶつけられました。バンパーをえぐるように接触したのですが私の車は駐車中だったため0:100の事故になりました。


相手は逃げずに(笑)正直に申告して頂いて全額保険で修理しますとのことでした。それはそれで良かったですが相手側の保険会社からは「修理は指定工場に入れて下さい、そちらの地区ですと〇〇自動車整備工場です」と連絡がありました。

私には予備知識があったので、「いや、修理工場はこちらが決めますので。いつもお世話になっているところへ入れます」と返答したところ「指定工場ですと特典もございますし」と食い下がられました。

実は、これは損保側の事情があります。車両保険は修理代金を損保が負担し支払うものなので、修理金額が高くなるとそのまま損保側の負担が大きくなります。だから出来る限り安く修理したいというのが彼らの本音なのです。
特に保険加入者が免責ゼロ特約に加入している場合、車両保険の上限額の範囲ならば修理代が安くても高くても加入者側の負担(等級ダウン)は変わりません。しかし損保としては「出来る限り安く修理(原状復帰)」させたいのです。

従って「指定修理工場」に入庫させることで費用を抑えた修理を目指します。それでも原状回復できれば問題はありませんが、場合によっては部品は交換せずに「塗り」で直そうとしたりとオーナーが望んでいないコストダウンが図られる可能性があるのです。

B4のバンパー交換は、やはり相手損保側から「交換は不要、塗りで修理」との調整があったそうですが、私がお世話になっていた修理工場は「安全上、重要な部品なので交換」で通してくれました。だいぶ経年したB4ブリッチェンだったのでパーツが残っているか心配しましたが、それも遠くの部品共販から取り寄せて交換して頂く事ができました。

仮にもし「指定修理工場」の修理方法や仕上がりに満足がいかない場合でも、自分で修理工場と交渉するのは大変です。ましてや損保側のアジャスターと指定工場の両方を同時に交渉するのは素人ではまず無理でしょう。
新車即事故でも新車交換しないのと同じように「原状回復」とは時に曖昧なものです。満足できなくても「保険修理は原状回復が限度です」などとのらりくらりとかわされるかもしれません。いくら不満を訴えても「現状回復は済みましたので」と通告されて終わりでしょう。
そしてこれは被害側だけではなく、仮に加害側になった場合でも「お前の保険屋はケチ、きちんと直してくれない」とあなたにクレームが行く危険性もあります。

今回、レヴォーグでの事故は、天災なので相手はありません。それでも「既にディーラーへ入庫済みですが、修理はいかがなされますか?提携工場もありますが」と言われました。まぁまだ半年の新車でディーラーへ持ち込んだ上での連絡だったので、損保もあっさり「ディーラーですね」と引き下がりました。
もし、ディーラーで購入していても何年も経過していたり、また中古車販売店で購入した場合など、事故直後の混乱状況のなかで「では指定工場へ入れてください」と指示されると素直に従う方も多いのではないでしょうか。

もちろん、きちんと修理してくれるならばどこでも良いのですが、一方でこういう損保側の事情もあるのでうかつに従ってはいけません。
ただ、「提携修理工場、指定修理工場」が悪いというのではなく、窓口が一本化できるなどメリットもあります。またディーラーであっても実際の作業の多くは下請け(協力)工場へ修理に出されますので、こうした提携工場の全てで技術に不安があるという訳でもありません。
一方で、もし少しでも安くしようと指定工場に圧力をかける損保担当者が居るなら、あなたが期待する修理にならないケースもあります。そのようなリスクを避けるべきではないでしょうか。

2019年12月追記

追突されたのに十分に補償してくれない、「損保ジャパンの対応が酷い」とネットで炎上しています。

記事を読む限り、0:100の被害者さんは古い車を大切に乗っておられたようですが、中古車市場の評価額があまりにも低い為に十分な補償を受けられないようです。このようなケースに備え入っておきたい特約は「対物超過特約」です。もちろん私も加入しています。もし加害者になってしまった時、相手の車が古いタイプで時価評価額が低くなると十分な補償ができません、そうした時に役立つ特約です。
ただ注意しておきたいのは対物超過特約に加入していても加害者側が適用の申告をしないと加害側の保険会社は「修理は市場の評価額が法的な上限」で終わらせようとします。加害者自身がその特約に加入していたことも理解していない場合、自動的に適用はされません。損保担当者が「親切に」申し出てくれれば良いのですが。

また、このような被害者にとって納得できないケースに備え弁護士費用特約に加入しておきましょう。特に0:100の被害者側の場合には自分の保険会社は介入できません。そして弁護士費用特約は加入者に対する備えですからあなたが複数台の車両を保有していても1つの契約で全て適用されます。相手側への補償は対物超過特約、自分への備えは弁護士特約です。ともに年数百円の保険料で加入できますのでここはケチらないで加入しておきましょう。

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