ROCK O' MOTIVE blog

Co-heyによるギター話、CDレビュー、その他雑記・雑感等

オーダー内容/ボディー

2008-09-12 08:54:24 | ギターオーダー
ボディーの材質は、トップ材がフィギュアド・メイプルで
バック材がアルダーです。

メイプルトップの場合、バックはマホガニーとかの
組み合わせが一般的かな、と思うのですが、今回の
ギターオーダーにあたっては「重量を出来るだけ軽くしたい」
という思いがあったので、重いイメージのあるマホガニーは避けました。
まぁ、実際あんまり違わないのかも知れませんが。

メイプルは、一応フィギュアド(Figured)と謳うように木目が出ています。
でも、高級ギターにあるような、気持ち悪いぐらいにウニュウニュと
「これでもか!」とうねってるような(?)バリバリの木目じゃなくて、
うっすら出てるぐらいの控えめな(?)木目です。
僕はあんまり木目が出てなくても気にしない、安上がりな性格なので(爆)
DGさんの在庫材でOKしました。

バック材は、アルダー3ピースボディです。
1ピース(単板)、2ピース/3ピース(張り合わせ)とか
こだわる方もいらっしゃるのでしょうが、僕はそのあたりも
全然気にしないので、安いデフォルトのヤツにしました。
張り合わせた継ぎ目が気になる方もいらっしゃるでしょうが、
今回、裏面は黒の塗りつぶしなのでどのみち関係ナシ、と(笑)。

んで、今回、カーブドトップ加工がされています。
これも、別にカーブドトップが好き!とかPRSみたいにしたい!とか
ESPの“HORIZON”モデルみたいにしたい!とか、そういう思いが
あったわけでもなく、むしろ、変にボディトップが加工してあると、
手の置き場に困るとかあるんじゃないの?という偏見があったのですが、
DGさんの試作品を弾いてみたところ、弾きにくさとかは別に
感じなかったし、むしろ普通のコンター加工ぐらいじゃありきたりで
面白くないなぁ~と思っていたので、これでいいや、と(笑)。

DGさん的には、レスポールやPRSなどと比較しての、カーブド加工の
膨らみ・えぐり具合とか、かなりこだわられたようですが、まぁ、
これも、正直、僕にはそのあたりの違いが良く判りません(爆)

でも、今となっては、ルックス的にもゴージャス感(?)があって、
カーブドトップにして良かったと思ってます、ハイ。

ボディカラーは・・・これは、結構悩みました。
何といっても、ギターの印象に与える要素としては
色が一番が強いわけですからね・・・。

元々、今回のようなシースルーブラックが「カッコいいよなぁ~」と
ずっと気になっていて、最初はそれにしようと思ってたのですが、
途中でギター雑誌の広告とか見てたらオレンジ系もいいよなーとか
気になりだして、どちらにしようか、かなり悩みました。

でも、まぁブラック系の方が、将来もっとオジサンになっても
「派手だな、オイ!」とか自分にツッコミを入れずに使えるかな、とか(爆)、
将来、何かの折に人前で弾く際も、とりあえず普通のロックでもメタルでも
ジャズでもフュージョンでもポップスでも、何のジャンルを弾いてても
黒なら違和感は無いかな、とか、そういう保守的なことも考えつつ(笑)
最終的には初志貫徹で(?)ブラックに決めました。
これも、今となっては、これで良かった、と満足しています。

そういえば、「重量を出来るだけ軽くしたい」という要望を出していたので、
その要望に応えるべく(?)DGさんがピックアップ周辺をザグって
くれていました。勿論、トップ材とバック材の間(?)部分ですが。

おかげで重量的にはかなり軽くなって、その点は大満足だったのですが、
ザグったせいか、音が何となく「箱鳴り」っぽい感じがします。
まぁ、セミアコとは言いませんが、レスポールっぽいと言いますか。
若干モコっとしてる、と言いますか。

自分の当初イメージとしては、本来のストラトっぽいと言うか、
「箱鳴り」よりは「板鳴り」っぽい音をイメージしていたのですが
これだけが唯一の想定外事項でした。

まぁ、「これはストラト形状のレスポールだ」ぐらいに割り切って
弾いてるうちに「まぁ、これはこれでいいかな」と音にも慣れましたから、
今はもう特に不満には感じてはいないんですが。

とは言え、「音質」って、ギターの重要な要素の一つですし、
人によっては絶対に我慢・妥協できない部分かも知れませんので、
もし皆さんがどこかにオーダーされる際は、注意すべき点かも知れませんね。
コメント (3)
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