今月発売のYoung Guitar 2020年8月号は、TUBE特集です。
普段、正直、TUBEファンというわけでも無いのですが、
春畑さんのギターは割と好きでソロアルバムとかも聴いたりはしたので
興味があって久々に買ってみました。
ヤンギは80年代以降、基本的には海外メタル志向の誌面作りで、
日本のバンド、ましてや歌謡曲系バンドを採り上げることなんて
ほとんど無かったかと思います。
（B'zですらあんまり載らないですよね）
そんな中、今回はディスコグラフィー、各メンバーインタビュー、
春畑さんの奏法解説、「あー夏休み」などスコア２曲分・・・と
約80ページもの凄いボリュームの特集で、よくここまでやったな、と感心しました。
僕も、奏法解説フレーズやスコアをなぞって弾いてみたりして
にわかTUBEファンになりました（笑）
あと、先日逝去されたDEAD ENDのYOUの追悼特集記事もあったりして
これまた読み応えがありました。
あと、TUBE以外の掲載スコアは、LiSAの「紅蓮華」でした。
以前にも言いましたが、何度も何度も載せたような「懐かしの80年代洋楽メタル」
の再々掲載などではなく、ちゃんとそのとき流行ってる曲を載せる、という、
そのスタイルで良いのですよ！
やればできるじゃん！
（まぁ、１年前に掲載してたらもっと良かったですが・・・）
更に、個人的には、Free The Toneでペダルボードを組み立てる、という
特集記事がとても面白かったです。
ペダルボードの組み方なんて、普段テキトーに？やってますが、
プロはこういうふうにきちんと順序だてて考えて組み立ててるんだなー
というのが分かって参考になりました。
一方で、キコ・ルーレイロは新譜を出したのに、譜例紹介も６つと少なくて、
なんだか今までに比べて扱いが悪いような気もしました・・・
まぁ、全ての人を満足させられる誌面作りは不可能でしょうから、
どこかを伸ばせばどこかが凹む、ということでしょうから
それはそれとして。
でも、全体的に、今月のヤンギはとても読み応えがあって、買って良かったです。
今後もこういう感じで誌面作りを頑張って欲しいです！（そしたらまた買います！）
