ROCK O' MOTIVE blog

Co-heyによるギター話、CDレビュー、その他雑記・雑感等

EXTREME 「Saudades de Rock」

2008-09-17 13:34:27 | Music Review
遂に再結成した(!)EXTREMEの新譜(5thアルバム)です。

僕もEXTREMEの2nd『Pornograffitti』はメチャクチャ聴き込んだクチなので
今回の新譜に期待していました。

とは言え、3rd~4thの変遷ぶりには失望したクチなので、
聴くのが怖い、というところもありました。

んで、実際聴いてみると・・・これがイイんですよ奥さん。
全体的に良い曲が揃っています。しかも、1st~2ndの頃を
想起させるような曲が。

「そんな分かりきったことを今更、何言ってんだよ!」と言われそうですが、
EXTREMEって「QUEEN + THE BEATLES + LED ZEPPELIN」というか
この3バンドのエッセンスが詰まったバンドなんだなーというのを
強く感じたアルバムでした。

ヌーノのギターも相変わらずの切れ味で魅力的ですし、
新加入のドラマー(ヌーノの前バンド:Dramagodsの人)も
グルーヴが凄く気持ち良いです。この人、やっぱ上手いです。

ただ、僕も1~2回聴いたときは、正直あんまりピンとこなくって、
3回目ぐらいからジワジワとその良さが伝わってきて、5回目ぐらいから
「あぁ~、良いアルバムだな~」と思うようになりました。

今回、「あんまり良くない」という感想を持ってる方がチラホラ
いらっしゃるようですが、僕のように、最低5回はガマンして(?)
聴いてみると、違った感想を持たれるかも知れませんね。

そりゃまぁ、『Pornograffitti』みたいな歴史的名盤が
そうそう出てくるわけもないので、あれを期待してはいけません。
そうではなく、また別のレベルでの「良いアルバム」ですね。

EXTREMEのMy Spaceで何曲かフルサイズで試聴できるので、
未聴の方は是非試聴してみて下さい。
QUEENっぽいコーラスで始まるイントロで、ギターソロは弾きまくりの「Star」、
これぞEXTREMEの王道的スタイル、ファンクメタル調の「Comfortably Dumb」、
異色のカントリー調の「Take Us Alive」、あと割と普通の(?)「Ghost」が
今回の新譜の曲ですね。。

個人的には、「Comfortably Dumb」のギターソロ~エンディングにかけての部分が
超カッコいいなぁ~とお気に入りです。(^-^)
コメント (2)
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