いま『世界文学への招待』という本を読んでいます。
切り口が従来の「世界文学全集」のいわゆる古典名作ではなく、
*つねに戦時中のアメリカ文学
*現代アラブ文学
*現代パレスチナ文学
*都市と文学 等々
ひとつの作品を読むのでなく、
時代に沿って国々の文学の流れを説明してくれる内容です。
知らないことを教えてもらおうと思っています。
特に、アラブ文学・パレスチナ文学など何も知らないので興味がわきます。
《ヨーロッパのユダヤ人がパレスチナに自分たちの国家を
持つことによって、その地に住まっていた70万~100万もの
パレスチナ人が祖国を失い、故郷を追われ難民となる悲劇がおこった。
1948年、イスラエル建国に伴いパレスチナ人が家を、畑を、祖国を
失い、家族をも殺され、難民になってしまった。》
*《 》内の文は抜粋して引用しました。
私は「ナクバ」と言う言葉すら何も知らなかった・・・
1976年にパレスチナ難民キャンプ(タッル・エル=ザァタル)で、
数千人の集団虐殺が起った事実に恐れます。
数千人のパレスチナ難民が殺されたのです。
その他の難民キャンプでも虐殺が行われています。
知っておかなければいけないと思います。