夏目漱石
2012年12月17日 | 本
12月17日(月)のち
絶えることなく、読み継がれている夏目漱石の作品。
教師生活を経て、文学者生活はほぼ10年だったと聞きびっくりです。
密度の濃い、多忙な文筆活動だったことに驚きます。
漱石晩年の作品『硝子戸の中』には漱石自身を知るのに有効な作品です。
身辺雑記や幼少のころの両親のこと、兄弟のことなど、
随想の側面から漱石の人間性が垣間見られる。
「小説と併せて、書簡・日記・草稿などを見ることも大事なこと」と・・・教わりました。
作品のなかの世界が広がるし、いろいろ背景など想像することもできるし、楽しみが増します。
大切に読んでいきたいものです。