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気になる記事「世界は歌う」ピーター・バラカンとクリス・ペプラー

2016年01月01日 | 音楽
2016年
本年も当ブログにお立ち寄りの皆様どうぞ宜しくお願い致します。

皆様良い一年でありますように。

1月1日の朝日新聞の記事が気になりました。
「世界は歌う」
 歌は人をつなぎ、癒し、励ます。
日本に様々な音楽を届けてきた2人のDJに、「歌の持つ力」「世界を変えた歌」
について聞いた。

ピーター・バラカンさんとクリス・ペプラーさんが選んだ5曲です。
ピーター・バラカンさん
オハイオ(Ohio)1970年
クロスビー スティルス ナッシュ & ヤング(Crosby, Stills, Nash & Young)

反戦デモに参加した学生4人が州兵の発砲で死亡した70年5月のオハイオ州立大学ケント校銃撃事件の発生直後に製作された。「事件の報道に衝撃を受け、直後に発表された。歌のパワーもすごい。
Decade
Reprise / Wea
Reprise / Wea


勝利をわれ等に(We Shall Overcome)1963年
ピート・シガー(Pete Seeger)等

キング牧師のワシントン大行進などで歌われ、公民権運動を象徴するプロテストソングになった。「抗議する若者たちに、強い連帯感をもたらした。
エッセンシャル・ピート・シーガー
Sony Music Direct
Sony Music Direct


フリー・ネルソン・マンデラ(Free Nelson Mandela)1984年
スペシャルAKA(The Special AKA)

アパルトヘイト政策で収監されていたマンデラ氏の解放を求めた。「この歌を聞くまで、マンデラという名前もあまり知られていなかった。反アパルトヘイト運動を強めた1曲」
In the Studio
EMI Europe Generic
EMI Europe Generic


ゲットアップ・スタンドアップ(Get Up Stand Up)1973年
ボブ・マーリー(Bob Marley)

「シンプルだけどものすごく強い。世界中で虐げられている弱者がどれだけ力をもらったか」
Live
Island
Island


イマジン(Imagine)1971年
ジョン・レノン(John Lennon)

「優しいメロディーだけど、宗教も国家もない世界を想像しよう、と呼びかける歌詞はラジカル。ナショナリズムが暴走している今こそ聞いてほしい」
IMAGINE
EMI UK
EMI UK



クリス・ペプラーさん
風邪に吹かれて(Blowin'The Wind)1963年
ボブ・ディラン(Bob Dylan)

「プロテストソングの代表格。米国の言う自由や平等に疑問符を突きつけた曲。ディラン自身答えを模索している。
フリーホイーリン・ボブ・ディラン(期間生産限定盤)
SMJ
SMJ


上を向いて歩こう(Sukiyaki)1961年
坂本九

63年6月に米ビルボード誌で週間1位に。「戦後の日米友好に貢献した。すごい親善大使。震災の時にも口ずさまれた。

上を向いて歩こう
EMIミュージックジャパン
EMIミュージックジャパン


ファイト・ザ・パワー(Fight The Power)1990年
パブリック・エナミー(Public Enemy)

社会・政治問題に対する積極的な活動で知られる米ヒップホップグループ。「公民権運動が目指したものが全く達成されていない、という強い思いを感じる。
Power to the People & The Beats: Greatest Hits
Def Jam
Def Jam


イマジン(Imagine)1971年
ジョン・レノン(John Lennon)

「未来志向の、物議を醸し続ける歌詞。人類がまだ到達できていない世界。世界的に統制が強まる中、自由を訴える歌詞は色あせず魅力的。」

バングラ・ディッシュ(Bangla Desh)1971年
ジョージ・ハリスン(George Harrison)

バングラディッシュ難民コンサートのために製作された。コンサートにはエリック・クラプトンやボブ・ディランも参加。「ウィ・アー・ザ・ワールドなどチャリティーソングの先駆け」
Concert for Bangladesh
Capitol
Capitol

Concert for Bangla Desh
Msi
Msi



何となくきな臭い世の中になってきた今、この特集記事は意義深い。






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