きになるRINGO

木に生るのは林檎
気になるのはRINGO
ミュージックメモリアル。
音楽を中心に気になる徒然。

気になる訃報「マイケル・カスウェル」

2016年10月04日 | ミュージシャン
イギリスのセッション・ギタリストのマイケル・カスウェル(Michael Casswell)の訃報が届きました。
マイケル・カスウェル(1963年6月18日生、2016年9月30日没享年53歳)


ロンドン近郊で生まれ11歳からギターを弾き始め、10代半ばからは「ヒーローズ」(Heroes)というバンドでシングルをリリースしました。
1980年代には Walk on Fireというバンドで”Blind Faith ”
Blind Faith
Uni
Uni

というアルバムをリリースしました。
ギタリストとして評価が高まり、ブライアン・メイ・バンド( Brian May Band)
の南米ツアーのサポートメンバーとして同行しました。

その後コージー・パウエル、カジャグーグーのリマール、スティーヴ・ハケット等のレコーディングに参加しました。
エスペシャリー・フォー・ユー
カスウェル,バーンズ,ウエスト,ブルーカー,ビラコッチャ,マシス,パークス
ポリドール


2006年から2008年に演じられたミュージカル” We Will Rock You”でギターを弾いていました。

更にギタースタイルの教則DVDをリリースしています。
Learn to Play the Beatles [Import anglais]
Roadrock International
Roadrock International

Guitar Quick Licks: Jeff Beck Style Slow Blues [DVD] [Import]
Quantum Leap
Quantum Leap

Guitar Quick Licks: Eric Clapton Style Up Tempo [DVD] [Import]
Quantum Leap
Quantum Leap

Learn to Play Peter Green Guitar Techniques [DVD] [Import]
Quantum Leap
Quantum Leap






2014年にはソロアルバムをリリースしました。
”Complaints about the noise ”


1 Throw Me a Bone
2 Complaints About the Noise
3 Valley Cats
4 Slide Over Me
5 Force of Nature
6 Friends for Life
7 Unearthed
8 Trinkets
9 Heat Exchange
10 I Tried


これからも活躍が期待されるミュージシャンでした。
ご冥福をお祈りします。





気になるトリビュート・イベント「トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ」

2016年09月15日 | ミュージシャン
トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ(Tom Petty and The Heartbreakers)の40周年を記念したトリビュート・イベント<Petty Fest>に


様々なミュージシャンが参加しました。

会場で一番盛り上がったのがノラ・ジョーンズ(Norah Jones)の出演のようでした。

Kristen Wiig With Norah Jones  "You Don’t Know How It Feels" and "Time to Move On"   
オフィシャル映像ではありませんが、YouTubeにアップされていました。


その他のハイライト

Matt Shultz and Matthan Minster   "Breakdown"

Jonathan Bates of Big Black Delta   "You Got Lucky"

Emily Armstrong,     "Here Comes My Girl"

Adam Busch and Danny Masterson   "Yer So Bad,"

Petty and the Shelters    "Listen to Her Heart,"

Dhani Harrison   "Don't Come Around Here No More"

Cory Chisel    "It's Good to Be King"

Brandon Boyd    "Mary Jane's Last Dance"

Jakob Dylan   "The Waiting"


個人的には

Dhani Harrison と Jakob Dylanの出演で
トラヴェリング・ウィルベリーズ(英: Traveling Wilburys)
を思い浮かべてしまいます。(涙)


  

米国のギタリスト「トム・ジョンストン」は本日で68歳になります。

2016年08月15日 | ミュージシャン
アメリカのギタリスト、ロックミュージシャン「トム・ジョンストン」(Tom Johnston)は本日で68歳になります。(1948年8月15日生)

トム・ジョンストンはカリフォルニアのヴィセリア生まれです。
リトル・リチャード 、 ボ・ディドリー 、 エルビス・プレスリー 、 ジェームス・ブラウン を聴いて育ちます。幼少よりクラリネットやサックス、ドラムにも触れましたが、12歳でギターに打ち込みます。ギターとピアノを独習しました。
Freddie King, Jimmy Reed and Chuck Berryのギター奏法を学び14歳でバンド活動を始めました。
アポロ劇場でのジェームス・ブラウンを観て感激しました。バンド活動にのめりこみました、この頃はメキシカン、ラテン等何でも演奏しました。
大学を卒業するとサンノゼへ移ります。そしてリズムアンドブルースへ傾倒しました。
丁度その頃ジェファーソンエアプレインのメンバーに出会います。モビー・グレープのオリジナル・メンバーでもあるスキップ・スペンスに出会います。。スペンスはジョン・ハートマン(Ds)にジョンストンを紹介、ジョンストンとハートマンはベースにグレッグ・マーフィーを迎えて「ドゥービー・ブラザース」の前身「Pud」を結成しました。
サンノゼを中心にクラブやライヴで活動を展開し、メンバー募集によりパトリック・シモンズが参加してバンド名を「ドゥービー・ブラザース」としました。

トム・ジョンストンは「ドゥービー・ブラザース」の最初の7年間と6アルバムのディスコグラフィーの大半を手掛けています。
Doobie Brothers
Warner Bros / Wea
Warner Bros / Wea

Toulouse Street
Rhino Flashback
Rhino Flashback

Captain & Me
Warner Bros / Wea
Warner Bros / Wea

What Were Once Vices Are Now Habits
Warner Bros / Wea
Warner Bros / Wea

スタンピード
ワーナーミュージック・ジャパン
ワーナーミュージック・ジャパン

ドゥービー・ストリート
ワーナーミュージック・ジャパン
ワーナーミュージック・ジャパン



1973年ジョンストンがカリフォルニア州でマリファナ所持で逮捕さたことをイギリスの音楽雑誌が報道しました。
更に1975年にはアルバム”スタンビート”のツアー前に出血性潰瘍の緊急入院となりツアーから抜けました。
緊急雇用につながったマイケル・マクドナルドがバンドのリードシンガーとなりました。

「ドゥービー・ブラザース」にはなかなか復帰できずに、ソロアルバムをリリースしたりトム・ジョンストンバンドを結成して活動しました。
Everything You've Heard Is True
Wounded Bird Records
Wounded Bird Records

Still Feels Good
Wounded Bird Records
Wounded Bird Records




1982年にジョンストンは、フェアウェルツアーコンサートのためのバンドに復帰し、以降「ドゥービー・ブラザース」のメンバーして復活しました。
フェアウェル・ツアー・ライヴ
ダブリューイーエー・ジャパン
ダブリューイーエー・ジャパン


マイケル・マクドナルドが脱退して、「ドゥービー・ブラザース」は一時活動休止しましたが、
1987年ベトナム帰還兵のために行われたベネフィット・コンサート・ツアーを行うために再結成されたドゥービーズにも参加。これをきっかけとして、ジョンストン、シモンズらオリジナル・メンバーを中心とした本格的な再結成になりました。
再結成後のアルバム
Cycles
Capitol
Capitol




最新のアルバムは自身のリメイクでカントリー系のミュージシャンとの共演という新企画
SOUTHBOUND
ARIST
ARIST


次回はオリジナルアルバムを期待したいです。

気になる新譜「シンセイナム」

2016年08月03日 | ミュージシャン
ドラゴンフォースのフレデリクと元スリップノットのジョーイが超デスメタルバンド、「シンセイナム」(Sinsaenum) を結成しました。


Sean Zatorsky - co-lead vocals
Attila Csihar - co-lead vocals
Frédéric Leclercq - guitars, bass guitar, synthesizers, vocals
Stéphane Buriez - guitars
Heimoth - bass guitar
Joey Jordison - drums


ビュー・アルバム『エコーズ・オブ・ザ・トーチャード』は7月29日に世界同時発売になりました。
エコーズ・オブ・ザ・トーチャード(日本盤限定ボーナストラック収録/歌詞対訳付き/日本語解説書封入)
フレデリク・ルクレルク,ジョーイ・ジョーディソン,アッティラ・シハー,ショーン・Z,ステファン・ビュリエ,ハイモット
ワードレコーズ




渋谷陽一氏もピーター・バラカン氏も聴かない曲です。
その点私の守備範囲は彼らを超えています。(^^ゞ

気になる自伝「ブライアン・ウィルソン」

2016年08月01日 | ミュージシャン
ブライアン・ウィルソンが新たな自伝『I Am Brian Wilson: A Memoir』を10月にリリースすると発表しました。


私の人生はこれまで何度も書かれてきました。それはたいてい私にとってOKなもので、他人も私の人生を語ることはできます。彼らの言うことは正しいこともあれば間違っていることもあります。私にとっては、自分自身の人生を振り返った時、心が痛む思い出がたくさんあります。それは話したくもなく、思い出したくもないようなものもあるけれど、歳を取るにつれて、その痛みの状態が変化しました。時々、最も思いもよらない時に思い出が甦ってきます。

I Am Brian Wilson: A Memoir
Brian Wilson,Ben Greenman
Da Capo Press





リンゴ・スター76歳の誕生日おめでとう御座います。

2016年07月07日 | ミュージシャン
Ringo Starr's Birthday Wish for July 7 2016



リンゴ・スターからコメントが到着しました!



2016年秋、3年振り、4度目となるソロ来日公演
RINGO STARR And His All Starr Band(リンゴ・スター アンド・ヒズ・オール・スター・バンド)の来日公演が決定しました。

【来日予定メンバー】
リンゴ・スター(Dr・Vo)
スティーヴ・ルカサー(G・Vo)
トッド・ラングレン(G・Vo)
グレッグ・ローリー(Key・Vo)
リチャード・ペイジ(B・Vo)
グレッグ・ビソネット(Dr)
ウォーレン・ハム(Sax・Per)

気になるツアー「トム・ペティー」

2016年06月16日 | ミュージシャン
「トム・ペティー」(Tom Petty

がツアーを計画していると、発表しました。
アルバム”Wildflowers”「ワイルドフラワー」がメインのツアーです。
Wildflowers
Warner Bros / Wea
Warner Bros / Wea

”Wildflowers”は当初2枚組みのアルバムでリリース予定でしたが、15曲に絞られリリースしました。
今回はダブルアルバムのボリュームでステージを構成する予定です。
 昨年ローリングストーンズがロサンゼルスのクラブでサプライズギグと称して、アルバム”スティッキーフィンガーズ”(Sticky Fingers)をトラックリストを全曲演奏するライヴを行いました。
トムペティーがライブを見て、シングルのアルバムの場合はコンサート向きではないと感じました。

計画する「ワイルドフラワー」ツアーは、その点持っている材料の量と、私は私がライブを行うことができ、十分なテンポや曲の種類を持っていると思う...そして曲の束がありますので、それは聴衆のために楽しいだろう彼らは知っていますよ。

と語っています。

デビュー30周年記念コンサート(10年前です)


トム・ペティーの初来日は1980年で、ホール級の規模でした。
2度目はボブ・ディランのバック・バンドとしての来日で武道館でした。

日本ではいまひとつ人気がないので、今回も来日は望めないかもしれません。
残念です。

トム・ペティーと仲の良いスティーヴィー・ニックスがメンバーで活躍する「フリート・ウッド・マック」(Fleetwood Mac)が期間限定で再結成していますが、
こちらも日本ではいまひとつ人気がなくて来日が望めないバンドです。

米国のシンガー、ソングライター「ホリー・ニアー」は本日で67歳になります

2016年06月06日 | ミュージシャン
アメリカのシンガー、ソングライター「ホリー・ニアー」(Holly Near)は本日で67歳になります。
(1949年6月6日生)

ホリー・ニアーはカリフォルニア州生まれです。ハイスクール時代から地元のフォーク・グループで歌い始めました。
1969年二十歳の時TV番組(ホームミュージカル)に起用されました。
1970年にはブロードウェイミュージカル”ヘアー”のキャストメンバーに抜擢されました。
同年ケント州の銃乱射事件に抗議して”ヘアー”のキャストメンバーで抗議のサイレント集会を上演しました。
1971年には反戦活動家フレッド・ガーナーや女優ジェーン・フォンダが主催する反ベトナム戦争のロードショーにも参加して、社会派のミュージシャンとして活動を展開していきます。

女性の音楽運動の創始者の一人として挙げられ、音楽の世界だけではなく、平和と多文化意識のために働きました。
ピート・シガー、アーロ・ガスリー、ビニー・レイット、ジャクソン・ブラウン、ハリー・ベラフォンテ、メルセデス・ソーサ等など多くの社会派ミュージシャンと協力してきました。

1970年代に国際フェニミズムと反戦行動を結ぶグローバルな意識のフェミニストとして自他共に認める人となりました。

レコードデビューは1973年” Hang In There”です。
Hang In There [LP]
Redwood
Redwood


以降20枚を越えるアルバムをリリースしています。

1981年”Fire in the Rain”
Fire In The Rain [LP]
Redwood
Redwood


1985年には「ピート・シガー」(Pete Seeger)との共作をリリースしました。
”HARP”



1990年
”Singer in the Storm ”
Singer in the Storm
Capitol
Capitol

1997年
”With a Song in My Heart”
With a Song in My Heart
Calico Tracks Music
Calico Tracks Music


2000年
”Edge ”
Edge
Calico Tracks Music
Calico Tracks Music


2006年
”Show Up”
Show Up
Burnside
Burnside


2008年
”Sing to Me the Dream”
Sing To Me The Dream: Un Canto Solidario by Holly Near (2008-01-22) 【並行輸入品】
Calico Tracks Music
Calico Tracks Music


2012年が最新作
”Peace Becomes”
Peace Becomes You
Calico Tracks Music
Calico Tracks Music




現在も社会活動と共に音楽活動を展開中です。





米国のシンガー、ソングライター「ロニー・ダン」は本日で63歳になります

2016年06月01日 | ミュージシャン
アメリカのカントリーシンガー、ソングライター「ロニー・ダン」(Ronnie Dunn)は本日で63歳になります。

ロニー・ダンはテキサス州生まれです。父親の仕事の関係で12年間で13校転校しました。
幼少より音楽に興味があり、ミュージシャンを目指しました。
最初はベースとヴォーカル担当でテキサスのクラブで演奏活動しました。大学を卒業するかミュージシャンとしてプロを目指すか迷いましたが、カントリーミュージックシーンでメジャーになるチャンスを見出しオクラホマへ向かいました。
地元では名が知られるようになりましたが、メジャーデビューは1983年30歳の時でした。



そして1990年キックス・ブルックスと「ブルックス&ダン」(Brooks & Dunn)というユニット組んで、
ファーストアルバム”Brand New Man ”で再デビューしました。
Brand New Man
Arista
Arista


「ブルックス&ダン」のアルバムはカントリー部門でピークで全米5位になりました。
シングル"Brand New Man""My Next Broken Heart" "Neon Moon""Boot Scootin' Boogie"は1991年、1992年にかけて全米1位を記録しました。

2007年までに10枚のスタジオアルバムをリリースしました。
1991: Brand New Man
1993: Hard Workin' Man
1994: Waitin' on Sundown
1996: Borderline
1998: If You See Her
1999: Tight Rope
2001: Steers & Stripes
2003: Red Dirt Road
2005: Hillbilly Deluxe
Hillbilly Deluxe
Arista
Arista

収録の”"Building Bridges"は(シェリル・クロゥとヴィンス・ジル(heryl Crow and Vince Gill)がバッキングヴォーカルで参加しています)はヴォーカル音楽賞を受賞しました。


2007: Cowboy Town
”Cowboy Town”
Cowboy Town (Snys)
Arista
Arista


人気が衰退した2010年にバンドは解散しました。
2015年に「リバ・マッキンタイア」(Reba McEntire) が参加して再結成しました。


ロニー・ダンは2011年ソロデビューしました。
”Ronnie Dunn”セルフタイトルのソロデビューアルバムはビルボードカントリーチャートで1位を記録しました。
Ronnie Dunn
Arista
Arista


"Cost of Livin"は2013年55回グラミーのベスト・カントリー・ソング、ベスト・カントリー・ソロ・パフォーマーにノミネーされました。

2014年には”Peace, Love, and Country Music”



2016年には”TBD”というアルバムをリリースします。


カントリー界では60代はまだまだ中堅どころのようです。














米国のシンガー、ソングライター「ラリー・ブラックモン」は今日で還暦になります。

2016年05月24日 | ミュージシャン
アメリカのR&B、ソウル、ファンクのシンガー、ソングライター、レコーディングプロデューサーである 「ラリー・ブラックモン」(Larry Blackmon)は今日で60歳になります。

ラリー・ブラックモンはニューヨーク出身です。父親はボクサーで、ハーレムで育ちました。
ガレージバンドでドラムとヴォーカルを担当していましたが、ハーレムのバンド「ブラック・アイボリー」(Black Ivory)のメンバーでいたこともあり、ドラムを演奏していました。


そして「オハイオプレイヤーズ」(the Ohio Players)に憧れていたラリーは「ニューヨークプレイヤーズ」(New York City Players)というバンドを結成しました。
その後「カメオ」(Cameo)と名前を変えました。
1976年”Cardiac Arrest”というファーストアルバムをリリースしました。
Cardiac Arrest
Polygram Records
Polygram Records


カメオの最大のヒットアルバムは1980年リリースの”Cameosis”でした。
Cameosis
Island / Mercury
Island / Mercury



2000年までに「ラリー・ブラックモンのプロデュースで17枚のアルバムをリリースしました。
1990年”Real Men... Wear Black”
Real Men Wear Black
Polygram Records
Polygram Records

2000年”Sexy Sweet Thing”
Sweet Sexy Thing
Crash / Private I
Crash / Private I


ラリー・ブラックモンはカメオの活動と並行して
「ライ・クーダー」(Ry Cooder)や「シンディー・ローパー」(Cyndi Lauper)のアルバムにバッキングヴォーカルとして参加しています。
Get Rhythm
ライ・クーダー
【中古: 盤質AB】 Get Rhythm
Warner Bros.
Warner Bros.


Night to Remember
シンディ・ローパー
Night to Remember
Sony
Sony


更に1989年には「エディー・マーフィー」(Eddie Murphy)のアルバム
”So Happy”をプロデュースしています。
So Happy
Sony
Sony



ラリー・ブラックモン作曲の"Word Up!"と "Candy" のスネアサウンドはサンプリングされています。





ラリー・ブラックモンは現在もカメオの活動を中心にミュージシャンとして活躍しています。