本が好き!な、りなっこのダイアリーです。週末は旦那と食べ歩き。そちらの報告も。
本読みの日々つらつら
7月31日(火)のつぶやき(読んだ本、『マクベス』 再読)
(@rinakko) 2018年7月31日 - 07:33
【舞踏会へ向かう三人の農夫 上 (河出文庫)/リチャード・パワーズ】を読んだ本に追加
(@rinakko) 2018年7月31日 - 14:13
【シェイクスピア全集 (3) マクベス (ちくま文庫)/W. シェイクスピア】
再読。あらためて訳者による“マクベスとマクベス夫人は一卵性夫婦”説を踏まえて読むと、一際味わい深い。
シェイクスピア全作品における主役級の登場人物の中、名前がないのはマクベス夫人ただ一人であるという事も、言われてみなければ気にもならないくらいマクベス夫人はマクベス“夫人”でしかない…と、それが今回は辛かった。始めのうち弱気だった夫を焚きつけたのが妻(ここで悪者にされ)なら、単独で行動をする夫にとり残され(しかしマクベスは気付かない)、罪悪感に苛まれて心を病んでいくのも妻の役割…なんて。片翼を失ったマクベスには失墜しかない。
(@rinakko) 2018年7月31日 - 14:35
以前、この話が始まる前にマクベス夫妻は子どもを失っている…という解釈をちらっと読んだような記憶があるが、どこで読んだのか思い出せない(マクベス夫人は子を育てたことはあるらしい。亡くなったという記述はない)。2年前に観た映画マクベスの冒頭にも、子どもの葬式と埋葬の場面があった。
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