レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

激突!合気道

2022年01月20日 22時45分04秒 | 功夫/空手/武侠片

「激突!合気道」
1975年 日本 82分
■監督:
 小沢茂弘
■出演:
 千葉治郎
 千葉真一
 野口貴史
 鈴木正文
 志穂美悦子
 渡瀬恒彦

●あらすじ
植芝盛平は幼い頃から修業に打ち込み、早くから起倒流柔術を身につけていた。
盛平は北海道に開拓団の団長として行ってからも修業を続けていたが、ある日、土木請負事業北海組の用心棒に敗れてしまう。
それ以来、さらに武道を極めようと北辰一刀流の達人・奥田源蔵の元で腕を磨く。
一方、警察の剣道教官を志していた源蔵は、盛平が候補に上っていることを署長から聞かされて逆上し、署長を叩っ切ってしまった。
教官の口を断った盛平は獄中の源蔵に会うが、逆に罵られてしまう。
やがて盛平は他流試合の旅に出るが…。
(一般社団法人日本映画製作者連盟より)

★感想など
主演の千葉治郎はあの千葉真一の実弟である。
だからか最初の第一声とか凄い千葉真一に似てた。
アクションの方もアクロバティックな動きを軽々しくこなせるのは流石だ。
少林寺拳法を創設した宗道臣を千葉真一が演じた「少林寺拳法」に引き続き
本作では合気道の創設者である植芝盛平を弟の千葉治郎が演じている。
と言っても合気道の創設者・植芝盛平のことはちっとも知らないんだが。
ドラマ部分はイマイチな感じがあるが、アクション部分は相当凄いことになっている。
千葉真一も5メートルはありそうな高さの崖から落ちたりとか相当ヤバイ。
この映画、この当時の香港映画のアクション超えてるかも知れないかもと思ったくらいだ!
これだけでも本作は観る価値があるが、それ以上にヤバイのがスタッフ。
音楽が津島利章にナレーターが酒井哲。そうあの「仁義なき戦い」のコンビである!
映画が始まってすぐの音楽がもろに「仁義」風で、その後に酒井哲のナレーションが続くと
もう完全に「仁義なき戦い」だよ!
やくざ映画+カラテ映画とは、当時の東映完璧だな!
ちなみにそれ以外でも志穂美悦子の可愛さが超絶にヤバいレベルだったことも付け加えておこう。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする