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ヒットマンズ・ボディーガード 【感想】

2017-09-03 08:00:00 | 映画


NETFLIXにて。
アメリカ側の情報で8月25日の配信と知ったけれど、日本のNETFLIXは同日配信の「デスノート」押しで、わざわざ検索しないと出てこない始末。完全に間違ってるわw。本作をもっと大々的に告知すべき。
大量殺人で起訴された独裁者を国際裁判で有罪とするため、そのカギを握る証人の男を凄腕のボディーガードが護送する話。証人の男は現在収監中の無敵のヒットマンであり、主人公のボディガードはそのヒットマンと宿敵の関係にあったという設定。このありそうでなかった面白い設定を、本作では生かし切る。会って早々、互いを知らされていなかった2人は殺し合いの喧嘩を始めるw。スマートな2人の駆け引き、軽妙な憎まれ口の応酬が楽しい。独裁者が放った暗殺者の攻撃の目をくぐりぬけて裁判所へと向かう道中、犬猿の中であった2人の間に不思議な友情が芽生えていく。ヒットマンの知られざる過去がドラマに厚みをもたせる。過去随所に描かれるアクションは痛快で、笑いとアクションのバランスもいい。アムステルダムの運河を舞台としたアクションシーンが大迫力で、3000万ドルという低予算で作られた映画とは思えない。ボディガード側にロマンスを盛り込みすぎて、スピード感を淀ましたのが難点。ロマンスはヒットマン側だけでよかったかも。ライアン・レイノルズとサミュエル・L・ジャクソンのコンビネーションは期待通りの面白さ。サミュエル・L・ジャクソンはやっぱりワルが似合う。

【65点】
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