から揚げが好きだ。

映画とサウナ。

アメリカ旅行の雑感

2019-11-29 09:45:18 | 旅行
現在、アメリカとメキシコの国境の町、エルパソの国際空港でメキシコシティ行きの ユナイテッド航空の搭乗待ち。
メキシコシティ行きと言っても直通はないため1回ヒューストンを経由して遠回りしてからメキシコシティに行く。
10時発であるがメキシコシティに着くのが 夕方の5時である。長い。
旅行日程の1/3が終了。 アメリカパートが終わったので簡単に感じた事を残す。
たかだか5日間の話なので大いに偏見あり。

ロサンゼルスの入国審査は思いの外、スムーズ。30分で終了。
SIMは空港を出ないと繋がらない(焦る)
タイトなスケジュールかつ個人旅行は通信がないと死ぬ
Uberは便利だが、金がかかる
白人は飛行機を使い、黒人やヒスパニック系はバスを使う
国内線のセキュリティチェックがめちゃくちゃ厳しい
アメリカ人の土足もokだし、裸足で外を歩くことにも抵抗がない
グレイハウンドは汚い
アメリカは広い広すぎる
車がないと生活ができない
アメリカ人は聞き返しても喋るスピードを変えてくれない
その反面、英語を話せないことに実は寛容
ウェイトレスとのやり取りが嫌、 レストランでの食事が苦
一周回ってチップという文化が理解できない
Google マップによるカーナビ機能は海外でも優秀
エービーアンドビーによる民泊はメリットもあるがデメリットもある
夜になると真っ暗になるので車での移動は厳しい
コンビニのジュースカップがデカくて楽しい
車の運転、右側通行よりも運転操作が逆であることが難しい
車の運転、勝手に自走してくれるクルーズセット機能が優れもの
地方都市にまで張り巡らさられるフリーウェイは首都高のようなもの
レア体験1 吹雪の中、ブレイキングバッド 聖地巡礼
レア体験2 雨の中、ホワイトサンズ(砂漠)をトレッキング


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北中米旅行に出る

2019-11-25 22:48:18 | 旅行
これは実験でもある。TOEIC300点台の人間がどこまで海外で旅行体験ができるか。
13年ぶりの海外旅行。バックパックで回る個人旅行としては18年ぶりのイベントである。
期間は3週間。13年間勤めた会社を退職するに辺り、有給消化をこの旅行に当てる。
学生時代は、アジア、南米、欧州を2か月程度ずつ回っていたが、まだ若かった頃のはなし。
今ではすっかり語学力もなくなり、中学生以下のレベル。
旅行の予定はざっくりこうだ。

ロスに入り、その日のうちにバスでラスベガスに向かう。到着した当日の夜中にグランドキャニオンの弾丸ツアーに参加。翌日は飛行機でアルバカーキへ行き、レンタカーをピックアップ。ブレイキングバッドのロケ地を巡り、エアアンドビーを使って民泊。翌日、南下してホワイトサンズに行き、メキシコ国境の町、エルパソの夜景をみて翌日、レンタカーを返却、飛行機でメキシコに入る。その後の日程は未定。残りの2週間でメキシコを回って、キューバに入り、ロサンゼルスに戻って、帰国。

いくつかの関門がある
1 ロスに到着後、3時間後にグレイハウンドに乗れるか
2 日本で購入したsimが海外で使えるか
3 ノンストップで参加するグランドキャニオンツアーで体力が持つか
4 アメリカで運転できるか
5 問題なく民泊ができるか
6 メキシコでもuberを使えるか
7 カンクンではなくメリダで、キューバのツアーカード(visa)を買えるか

今のところ、こんなところ。
最大の難関は1。アメリカの入国審査は長いと聞いたので、たぶん無理だろう。知らないで事前予約してしまったので、バス代30ドルが無駄になり、以降の予定が大きく狂う。あと、2のsimが繋がらなかったら、かなり大変なことになる。
さー、どこまでやれるか。
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チェルノブイリ 【感想】

2019-11-21 07:00:00 | 海外ドラマ


仕事が忙しくなり、感想が滞る。。。。

もう1か月以上経つが、海外ドラマ「チェルノブイリ」の感想を簡単に残しておく。

一言でいうなら、大傑作。それも震え上がるほどに。
「ブレイキング・バッド」以降、自身の海外ドラマ最高傑作といえる。
全5話。これほど濃密でホラーで精神を疲弊させる映像作品を自分は知らない。

1986年に起きた、人類史上、最大最悪の人災であるチェルノブイリ原発事故を、真正面から受け止めて描いた大作だ。製作したHBOの威信を感じさせる作品であり、昨今、勢いのあるNETFLIXだが、果たしてこれだけの作品を「クリエイターファースト」だけで生み出すのは難しいと思われる。少なくとも海外ドラマの範囲では。

「放射能」は全ての生物を死に至らしめる悪魔だ。目に見えず、潜伏し、あらゆる方法で媒介し、激しい苦痛を伴わせる。花火見物のように出かけた市民は大量の放射能を浴び、空から降る死の灰で戯れる。被ばくすることの危険性は計り知れないが、一般人だけでなく、知識人たちも無知であったから、救いようがない。ドラマは被ばくした人間たちの末路を精緻にとらえる。その描写は目を覆いたくなるほど残酷だ。

生み出したのは社会主義国家として一大帝国を築いていたソビエト連邦だ。「同志達よ、今夜のこの決断は後に報われる。今こそ我々が輝くときだ。」、社会主義が盲目にさせる。周りの諸外国にも影響を及ぼし、ソ連の権威は失墜。ソ連崩壊のきっかけはこの事故による罪と罰とも思える。

1億歩譲って、起きてしまったことは仕方ナシとする。問題はその後始末である。最低限に犠牲を抑える方法はいくらでもあるが、愚かな人間たちの判断によって、犠牲者は積み重なっていく。放射能という恐怖と、人間の無知という恐怖。手が付けられないほどに絶望が肥大化し、惨劇が連鎖していく。本作は、ホラー映画か。

主人公は3人の勇者だ。事態を少しでも救済するために奔走する。知識という武器を手に、物理と権力に立ち向かっていく。彼らの英知をもってしても、犠牲なくしては解決の目途が立たない。まるで特攻隊だ。4話目の「掃討作戦」、除染の対象は取り残されたペットたちにも及ぶ。駆け寄るペットに銃口を向ける痛み。。。言葉が出ない。

ラスト、「ありえない」事故が起きてしまった真相を、ドラマはわかりやすく提示する。嘘をついたツケは必ず戻ってくる。

未曽有の大事故を描き切ったドラマであり、人間の業と正義を描いたドラマである。

2019年は「チェルノブイリ」が放送された年として記憶するだろう。

【100点】

PS:転職にあたり、来週から有給消化、長年の夢であった「ブレイキング・バッド」の里、アルバカーキへ赴く。。。
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アップグレード 【感想】

2019-11-12 23:00:00 | 映画
明らかに狙いにいったB級感。なるほど、これは面白い。
まずは、時間差アクションが堪らない。自身の判断能力と、超人的な動きを見せる身体反応のズレ。自在なカメラワークとアクション演出が楽しい。非力な男が強大な力を得て、悪をフルボッコにする中二妄想全開な映画。登場するキャラクターの造形も日本の漫画に近い印象。なかでも「寄生獣」に近く、物語はステムという寄生AIと主人公の対話で進んでいき、迫る敵をなぎ倒しながら、事件の真相を暴いていく。アクションとミステリーで引き付けながら、最後のオチで別の後味を残す。監督は「SAW」の本を書いたリー・ワネルと聞いて納得感あり。AIの暴走という既存のテーマ以上に、伏線回収でイッキにまくっていく手腕が見事。
【70点】
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蜜蜂と遠雷 【感想】

2019-11-01 23:00:00 | 映画


”世界は音で溢れている”。音楽の神に愛され、音楽を奏でずにはいられない”天才”という稀有な人間たちの生き様から、音楽の深淵を見る。音を楽しむと書く「音楽」は、音を拾い集める遊びでもあったか。映像化困難という前評判だったが、いざ見てみれば、これほど映画化、そして劇場鑑賞にうってつけの原作はなかったのではないかと思う。見事な映像化だ。上下に分かれる長い原作。原作は未読だが、おそらく2時間の映画に収めるために、見どころであるコンクールのシーンに絞った模様。音楽を知らない素人にも、わかりやすいエンタメとして提示してくれる。「大丈夫、彼はねじ伏せる気だ」、演奏シーンには駆け引きが見え、十分にスリリング。主要キャラの4人の個性が立ちまくっており、それぞれが共鳴し合う構成。演じる4人の俳優がもれなくいい。だけに、ブルゾンのキャスティングが浮いてしまうのが残念。クライマックスは、女王の「帰還」あるいは「覚醒」。疾走感あふれる選曲と相まって、カタルシスが襲ってくる。トラウマと悦びがせめぎ合い、向こうの世界に突破する感覚。その圧巻のラストシーンに、劇場全体が恍惚の空気に包まれているようだった。
【70点】
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ブルーアワーにぶっ飛ばす 【感想】

2019-11-01 23:00:00 | 映画


「ブルーアワー」とは、夜の手前と朝の手前に訪れる、外の空気が青く染まる時間帯だ。この時間に主人公はあてもなく駆け出す。わかるわ、その感覚。。。。
アラサーの女子が、故郷への帰省をきっかけに自分の人生を見つめ直すという話。主人公はCMディレクターとしてバリバリ働く。発注した制作会社の人間に、クレームの電話をかけるシーン。独特の抑揚で怒りを抑えながらまくし立てる(夏帆が絶品)。癖強めの女子の個性に期待感が高まる。男っ気のない人に見えながら、結婚していて、かつ、会社の上司と不倫している。仕事もプライベートも大忙しだが、充実というより、どこか虚無感を湛える。そんな中、仲良しの後輩のリクエストで”何もない”という茨城の実家に一緒に帰省することになる。
久しぶりの帰省、随分と老け込んだ両親、そしておばあちゃん。それぞれの愉快な個性を描きながらも、時間の残酷さを突きつけ、切なさがこみ上げてくる。そして、かつての自分に思いを馳せる。こんな生き方で良かったっけ!?
監督自身をモデルにしたという主人公の砂田。監督の想いを体現した夏帆が素晴らしく、女優として成熟期に入っている模様。「天然コケッコー」より追いかけてきた身としては感慨深い。最後のネタバレを含めて、主人公が掴んだものの実感がなくて消化不良。楽しみにしていたシム・ウンギョンもクセが強すぎて入ってこない。
何の気なしに見たが、偶然その回は監督と夏帆が登壇する舞台挨拶があった。テレビでみるより、夏帆の身長が高く綺麗だった。上映前、監督からの夏帆への手紙に会場が半泣き。鑑賞前にかなりバイアスがかかった(笑)。
【60点】
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