から揚げが好きだ。

映画とサウナ。

「とり野菜みそ」を初めて食べた件。

2016-11-22 08:00:00 | グルメ


テレビの情報バラエティ番組で話題になっていた「とり野菜みそ」を食べてみた。

石川県のご当地グルメとして絶大的な人気を誇る調味味噌であるが、最近、関東地方でもテレビCMが流れるようになり、近くのスーパーでも買えるようになったみたいだ。自分が購入したのは駅前のイトーヨーカドーだ。味噌売り場ではなく、鍋スープの売り場に陳列されていた。「発見した!」という驚きと共に、「高い!!!」と値段の高さに驚く。他の鍋のスープが200~300円なのに対し、「とり野菜みそ」は片手で収まるくらいサイズで600円だった。「特価」というお手頃感を出すポップが出ているが、まるで説得力がない。話題の調味料ということで、一度は試してみようという人たちはたくさんいると思うが、その値段の高さに買うのをためらうだろう。自分も「美味しくなかったらどうしよう・・・」と悩んだが、意を決して購入することにした。

作り方は、めちゃくちゃ簡単だ。4人分の鍋を作るのに、水500mlを鍋に入れ、とり野菜みそを200グラム入れて、沸騰したら鶏肉を投入し、白菜や人参などの野菜を入れて煮込むだけだ。裏面の調理方法のとおり、5分では鶏肉や野菜に火は通らないので、20分くらい時間がかかる。出来上がって、味見をしてみると、かなり塩っ辛い。水は加えず、もやしを追加投入して仕上げた。

で、食べてみた。「美味しい」が、思ったほどではなかった。何か特徴のある味でもなく、極めて味噌汁に近い。このスープを飲んで「とり野菜みそだ!」と一発でわかる人はどれだけいるだろう。逆にこのクセのなさが長く愛される理由なのかもしれないが、テレビで絶賛するほどの味かというと、そうではなかった。そして、どうしても値段の高さが引っかかる。

調べてみたら今年の7月に値上げをしたようだ。石川県出身でとり野菜みそを昔から知っている会社の同僚に聞いてみたら、昔はもっと安かったらしい。「とり野菜みそ」を製造する「まつや」が関東進出を果たした背景には、「マルコメ」との業務提携があったようだ。実際に自分が購入したチューブ型のとり野菜みその裏面には「マルコメ」の名前があった。提携と販路拡大のため、値段を上げる必要があったのかもしれない。

チューブ型が300グラムちょっとの容量だ。濃い味なので150グラムずつ使って、2回分の使用量と考えれば少しはお得感が出るかも。しかし、個人的には、この値段でこの量であれば、他メーカーの鍋スープをチョイスするだろう。リピートはない。値段を再考したほうが良いと思う。
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